残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

憧れの「年金生活」のはずが・・・

2023-11-09 | 日記

60歳満期定年・・・会社からの「再就職斡旋」を

恰好よく断り、さぁ、いよいよ年金生活だぞ

「組織に縛られることもなく、計画書だの企画書だのも気にせず」

これからは、働かないで、好きなことをやって、ノビノビだ~・・

と「老後の人生の始まり~」のはずだった・・よね。

その後、頼まれ仕事を引き受け、気が附いてみたら

「収入は半減。会社員より忙しい日々」

更には、「年金が減ってる。健康保険料が〇十万もひかれてる」

妻「あなたネ。相当収入あるよね、年金は全部入れてるけど・・・」

てな生活が10数年年ほど続き、今じゃ、下がった年金で生活だ

憧れの「働かなくて良い、年金生活」で実現できたのは

「働くところのない、少なくなった年金生活」・・・予定が狂った

友は減り、訃報は多くなり、夫婦の会話もグッと減り

出無精・加齢臭・足腰弱・病院・睡眠浅・食細く・・・

あ~、なんたる体たらく

長生きの楽しみは・・・なんかな~い

妻「退屈なら、部屋片づけたらッ」

いやいや、老後の哲学的考えとしては・・・

妻「やかましい。そのテーブルでPCやるな。自分の部屋でやれ ッ」

明るく楽しい後期高齢者の生活は、ゆ・め・・だな~