残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

友人「勲章をもらうまで、ガンバルゼ」

2024-04-27 | 日記

30キロほど離れている所に住んでいる友人

「会議でそっちいくから、お茶でもしょうや」と電話が来た

高速バスでの往復なのだが、「寄る年波だ。疲れるわぃ」だと

確か75歳、幾つかの社会活動で活躍していたが、最近は役職が

ついて、現場はあまり出ていない模様

友「来年6月で任期が切れるから、辞めようと思ってるんだ」

私「えっ、勿体ないじゃないか。どうせなら叙勲貰うまで続けたら」

友「勲章目当てってのは、寂しいだろ」

私「なに気にしてるんだ。長い事頑張って来たろ」

友「葬式の飾りにはなるけどナ」

別れ際「次の任期をやって、きっぱりやめるヨ」

もし、任期中に褒章か勲章でも貰ったら、それを肴に飲むことにした

世間では「表彰なんて」という人も多いけど、一生懸命に尽くしてきた人に

何か礼を尽くしてくれるのは、良いじゃないか

頑張れ、もう一息・・・