じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『鬼平犯科帳2 第12話「雨乞い庄右衛門」』 1991年日本

2021年10月19日 21時47分00秒 | ■映画・ドラマ
  "鬼平犯科帳2 第12話「雨乞い庄右衛門」"


先日、時代劇専門チャネルで無料放映していた『鬼平犯科帳2 第12話「雨乞い庄右衛門」』を観ました。

-----story-------------
「平蔵(中村吉右衛門)」の旧友「岸井左馬之助(江守 徹)」は、江戸に戻る旅の途中で、ひとりの「老人(田村高廣)」と知り合った。
のらりくらりと素性を明かさず、時折見せる鮮やかな身のこなしは只者ではなかった。
その男こそ、大盗「雨乞い庄右衛門」
寸分隙のない仕掛けで大枚をせしめた盗みから四年…その消息は途絶えていた。
長らく病の床にあったのだが復調したため、最後のおつとめに江戸へ向かう途中だったのだ。
だが、かつての一味は庄右衛門の女「お照(朝比奈順子)」と破目の「伊太郎(富川すみ夫)」が共謀し牛耳っていた。
「庄右衛門」の右腕である「鷺田の半兵衛(藤沢 薫)」「安五郎(久賀大雅)」を殺し、「庄右衛門」の命をも狙っていたのだ。
「伊太郎」が放った「定七(石山雄大)」「市之助(小野進也)」からの襲撃をなんとか逃れた「庄右衛門」は、事態を把握。
けじめをつけるために、死期が迫る体をおして江戸へ向かった。
「左馬之助」は、「平蔵」のところに駆け込み、事情を説明する。
-----------------------

二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第2シリーズの第12話にあたる作品です。

「庄右衛門」は盗人の本道を踏まえた大盗賊… 江戸から消息が途絶えて四年後、「庄右衛門」の手下に一斉に召集がかかる、、、

一味は、病床の「庄右衛門」に代わり、「庄右衛門」の妾「お照」「伊太郎」が共謀して牛耳っていた… その頃、「左馬之助」は江戸に向かう道中、只者ではない謎の老人と知り合う。

その老人こそ「庄右衛門」であった… 寿命を悟り、死ぬ前に最後のおつとめを果たそうと決意していた、、、

ある旅籠で「庄右衛門」は自らの手下に襲われ、危ういところで「左馬之助」に救われる。


珍しく「平蔵」の出番が少なく、旧友「岸井左馬之助」の活躍が目立つ一篇でしたね、、、


自分の死期を知り、裏切った手下たちを自らの手でケジメをつけようとする… 「田村高廣」扮する「雨乞い庄右衛門」が印象的でした。


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
企画:市川久夫・鈴木哲夫
脚本:井出雅人
音楽:津島利章
監督:高瀬昌弘
プロデューサー:能村庸一・佐生哲雄
撮影:内海正治
照明:中島利男
美術:倉橋利韶
録音:中路豊隆
編集:園井弘一
殺陣:宇仁貫三
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 岸井左馬之助 - 江守徹
 雨乞い庄右衛門 - 田村高廣
 神楽の市之助 - 小野進也
 勘行の定七 - 石山雄大
 破目の伊太郎 - 富川すみ夫
 お照 - 朝比奈順子
 老農夫 - 山内八郎


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『連城三紀彦レジェンド2傑作... | トップ | 『男はつらいよ 寅次郎春の夢... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■映画・ドラマ」カテゴリの最新記事