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『新・刑事コロンボ/死者のギャンブル』 1992年アメリカ

2018年04月19日 20時38分00秒 | ■映画・ドラマ
    "COLUMBO: A Bird in the Hand "


先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ/死者のギャンブル』を観ました。

-----story-------------
多額の借金返済を迫られていたギャンブル狂の「ハロルド」は、フットボールチームのオーナーである叔父「ビッグ・フレッド」を頼るが拒絶されてしまう。
夫人の「ドロレス」からも援助を得られなかった彼は、遺産を狙って叔父の殺害を計画する。
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刑事「コロンボ」シリーズの第12シーズン 61話にあたる作品、、、

これまでの「コロンボ」シリーズって、序盤に殺人事件が発生し、犯人と動機が視聴者に明示されていて、「コロンボ」が独特の推理と関係者への聞き取りにより真相に近付く展開なのですが… 本作品はちょっと違いましたねぇ。


序盤で主要な登場人物が紹介され、3件の殺人事件は中盤以降に発生… しかも、最初の殺人事件は事故か殺人なのかが視聴者にもわからず、2件目の殺人事件は狙われた人物ではない庭師が殺されるという展開、、、


しかも、共犯ではない殺人犯が2人おり、最後の殺人事件は殺人犯が殺人犯に狙われるという二転三転するユニークな展開が愉しめる作品でした。


ギャンブル狂で借金を抱えていた「ハロルド」の犯行は予想通りですが、、、

「ハロルド」に利用されており、酒に溺れ(=精神的にも弱い?)、頭の弱い女性と思われた「ビッグ・フレッド」の妻「ドロレス」が、まさかまさかの役回り… 強かでしたねぇ。


でも、「コロンボ」の推理と執拗な追及からは逃れられませんでした、、、


ブーツに残された靴下が湿っていたことや、クルマに残った朝露、目覚まし時計にセットされた時刻(午前ではなく、午後の8時)等々から、犯行の全貌を解き明かす「コロンボ」の推理力には圧巻… 「コロンボ」の着眼点は、相変わらず鋭いです。


-----staff/cast-------------
監督:ヴィンセント・マケヴィティ
製作:クリストファー・サイター
製作総指揮:ピーター・フォーク
脚本:ジャクソン・ギリス
撮影:ジョージ・コブラサ
音楽:リチャード・デ・ベネディクティス
出演:
 ピーター・フォーク
 タイン・デイリー
 グレッグ・エヴィガン
 フランク・マクレー
 ドン・S・デイヴィス
 レオン・シンガー
 マイケル・グレゴリー
 スティーヴ・フォレスト








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