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『ロンドン・ガール』 ダフィ

2018年07月04日 20時06分00秒 | ■音楽
  " Duffy / Duffy"


何となく気が向いてCD棚から取り出してきた「ダフィ」のアルバム『ロンドン・ガール』、、、

1995年の作品… 兄「ニック・ダフィ」等と結成した「ザ・ライラック・タイム」では、ネオアコ色の強い清冽で透明感のあるギターポップを奏でていましたが、本作では「ヴェルヴェット・クラッシュ」がバック・アップしたことにより、少しパンク寄りなハードで疾走感のあるサウンドが愉しめる曲も収録されています。

「ダフィ」の新境地を開拓した意欲作ですかね… 「デュラン・デュラン」のオリジナルメンバーで、「デュラン・デュラン」脱退後、「スティーブン・ティン・ティン・ダフィ」としてのソロ活動を経て、「ザ・ライラック・タイム」を結成、「ザ・ライラック・タイム」の活動と並行して「スティーブン・ダフィ」としてソロ活動も行っていたようですが、、、

本アルバムでは「ダフィ」として再びソロで活動… どう名前を使い分けているんですかね、本人には、それぞれの名前に思い入れがあるのかもしれませんね。

「ダフィ」は、才能に恵まれたポップソングづくりの職人だと思っていますが、、、

本人は、流行りや成功は全く意識してないらしく、インタビューで「流行を意識したり、売れ筋のレコードを作ろうとしたことはない」と公言している通り、売れないけど、耳に心地良い、佳い作品… って感じだなぁ。

まっ、安心して聴ける一枚ですけどね、、、

個人的には… UKロックっぽさの強い"London Girls"、パワーポップ系でコーラスがなかなかイイ感じの"Sugar High""She Freak"「ダフィ」らしさ満載で気怠いメロディのスローナンバー"Ghetto Child"、ポップパンク系の心地良いロックナンバー"Starfit""Mr. Twentieth Century"、ギターポップ色が強くネオアコファン好みの日本版のボーナストラック"You, Me & God"等が印象的でした。

中古で探せば相場は500円以下のはず… お得な一枚ですね。


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1.London Girls 3:16
2.Sugar High 3:48
3.She Freak 4:05
4.Needle Mythology 3:42
5.A Child Is Waiting 4:38
6.The Kids On Every Corner 4:52
7.Ghetto Child 5:12
8.Starfit 2:35
9.Mr. Twentieth Century 3:29
10.Rachel 4:21
11.Smitten 4:52
12.You, Me & God 4:14


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