"男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく"
先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』を観ました。
-----story-------------
熊本県・田の原温泉で、やることなすこと裏目に出てしまう地元の青年「留吉(武田鉄矢)」に、“人の道”を大真面目に説く「寅さん」。
ところが宿賃がなくて、「さくら」が迎えにやってきてオカンムリ。
今度こそはと反省の日々を送るが、「さくら」の同級生で幼なじみのSKDの踊り子「紅奈々子(木の実ナナ)」に夢中になって、レビューに通う日々が始まる。
一方の「奈々子」は、このまま舞台を続けるべきか? 結婚して引退すべきか? で、真剣に悩んでいた…
戦前から戦後にかけて、浅草のランドマーク的存在だった、大劇場・浅草国際劇場の舞台で、絢爛豪華なSKD(松竹少女歌劇)のレビューが繰り広げられる。
国際劇場の取り壊しが決定し、それを惜しむかのように舞台に立つ踊り子たちの哀感を描いている。
マドンナには、下町育ちの“ショーガール”「木の実ナナ」。
彼女がとらやを大慌てで訪ねるシーンで、ユニークなキャラクターが印象づけられる。
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1978年(昭和53年)に公開されたシリーズ第21作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね、、、
事情があり、先週の第20作は見逃しちゃいましたが、時間が取れるときは観ています。
「寅さん」が旅先で見る夢は、「寅さん」は「第三惑星の宇宙人」であり、帽子型のUFOに乗って降りてきた猿型宇宙人2人と源公に似た宇宙人によばれ、地球から去っていく。
初夏の景色でいっぱいの柴又に、例によってプラッと「寅さん」が戻ってきた… 風邪で寝込んでいたおいちゃん、その「寅さん」に「俺も年だ、店を継いでもらえたら……」と一言、、、
「俺だってそれは考えている」と「寅さん」も無理して言うが、それからいつものように調子に乗って続けてしまう… みんなに馬鹿にされて、「寅さん」はまた柴又を後にする。
九州は肥後の温泉にやってきた「寅さん」は、そこで「後藤留吉」という若者と知り合った… 幼ななじみの芋娘にふられてガックリしていたところを「寅さん」に励まされた「留吉」、すっかり「寅さん」を気に入ってしまった、、、
「寅さん」もつい長逗留してしまい、宿代もたまってしまい、「さくら」にSOSの手紙を書くのである… 久しぶりに柴又に戻ってきた「寅さん」をみんなは大歓迎した。
その時、「紅奈々子」が「さくら」を訪ねてきた… 彼女は「さくら」の学生時代の高級生で、二人ともSKDに入るのが夢だった、、、
今、SKDの花形スターになった「奈々子」を知った「寅さん」は理由をつけては浅草国際劇場に通いはじめた… 梅雨に入る頃、「留吉」が上京してきた。
国際劇場に案内された「留吉」は、踊り子の「富士しのぶ」に一目惚れしてしまうのである… 「留吉」は浅草に残り、トンカツ屋に就職して、国際劇場専門の出前持になってしまった、、、
梅雨が明ける頃、「奈々子」はまた「さくら」を訪ねた… 彼女は照明係の男「隆」に恋をしており、結婚するか、舞台ひと筋に生きるかを、「さくら」に相談に来たのである。
愛をえらんだ「奈々子」の最後の舞台『夏の踊り』の初日、満員の国際劇場の二階の最後列で、むなしく失恋した「寅さん」は彼女の晴れ姿を見た… 「奈々子」の大きな眼にあふれる涙が輝いていた、、、
しのぶにふられて、泣く泣く故郷に帰った「留吉」を励ましに、「寅さん」はまた旅に出るのである。
「寅さん」だったら、「奈々子」が踊りをやめるような選択はさせなかったでしょうね… でも、「奈々子」が選んだのは、「隆」だったんですよねー
でも、まぁ、本作品では、「留吉」の方が、もっともてない存在で、「寅さん」も呆れちゃうほどでしたからね… それで「寅さん」のッ気持ちのバランスが取れているのかな。
-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
製作:島津清
企画:高島幸夫
小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次
朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
編集:石井巌
音楽:山本直純
助監督:五十嵐敬司
出演:
渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
下絛正巳 車竜造
三崎千恵子 車つね
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
前田吟 諏訪博
中村はやと 諏訪満男
笠智衆 御前様
木の実ナナ 紅奈々子
武田鉄矢 後藤留吉
梓しのぶ(SKD) 富士しのぶ
犬塚弘 温泉宿の親爺
杉山とく子 留吉の母
岡本茉利 春子
佐山俊二 備後屋
小月冴子(SKD) 夕月静香
春日宏美(SKD) 古城ゆかり
竜雷太 宮田隆
先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』を観ました。
-----story-------------
熊本県・田の原温泉で、やることなすこと裏目に出てしまう地元の青年「留吉(武田鉄矢)」に、“人の道”を大真面目に説く「寅さん」。
ところが宿賃がなくて、「さくら」が迎えにやってきてオカンムリ。
今度こそはと反省の日々を送るが、「さくら」の同級生で幼なじみのSKDの踊り子「紅奈々子(木の実ナナ)」に夢中になって、レビューに通う日々が始まる。
一方の「奈々子」は、このまま舞台を続けるべきか? 結婚して引退すべきか? で、真剣に悩んでいた…
戦前から戦後にかけて、浅草のランドマーク的存在だった、大劇場・浅草国際劇場の舞台で、絢爛豪華なSKD(松竹少女歌劇)のレビューが繰り広げられる。
国際劇場の取り壊しが決定し、それを惜しむかのように舞台に立つ踊り子たちの哀感を描いている。
マドンナには、下町育ちの“ショーガール”「木の実ナナ」。
彼女がとらやを大慌てで訪ねるシーンで、ユニークなキャラクターが印象づけられる。
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1978年(昭和53年)に公開されたシリーズ第21作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね、、、
事情があり、先週の第20作は見逃しちゃいましたが、時間が取れるときは観ています。
「寅さん」が旅先で見る夢は、「寅さん」は「第三惑星の宇宙人」であり、帽子型のUFOに乗って降りてきた猿型宇宙人2人と源公に似た宇宙人によばれ、地球から去っていく。
初夏の景色でいっぱいの柴又に、例によってプラッと「寅さん」が戻ってきた… 風邪で寝込んでいたおいちゃん、その「寅さん」に「俺も年だ、店を継いでもらえたら……」と一言、、、
「俺だってそれは考えている」と「寅さん」も無理して言うが、それからいつものように調子に乗って続けてしまう… みんなに馬鹿にされて、「寅さん」はまた柴又を後にする。
九州は肥後の温泉にやってきた「寅さん」は、そこで「後藤留吉」という若者と知り合った… 幼ななじみの芋娘にふられてガックリしていたところを「寅さん」に励まされた「留吉」、すっかり「寅さん」を気に入ってしまった、、、
「寅さん」もつい長逗留してしまい、宿代もたまってしまい、「さくら」にSOSの手紙を書くのである… 久しぶりに柴又に戻ってきた「寅さん」をみんなは大歓迎した。
その時、「紅奈々子」が「さくら」を訪ねてきた… 彼女は「さくら」の学生時代の高級生で、二人ともSKDに入るのが夢だった、、、
今、SKDの花形スターになった「奈々子」を知った「寅さん」は理由をつけては浅草国際劇場に通いはじめた… 梅雨に入る頃、「留吉」が上京してきた。
国際劇場に案内された「留吉」は、踊り子の「富士しのぶ」に一目惚れしてしまうのである… 「留吉」は浅草に残り、トンカツ屋に就職して、国際劇場専門の出前持になってしまった、、、
梅雨が明ける頃、「奈々子」はまた「さくら」を訪ねた… 彼女は照明係の男「隆」に恋をしており、結婚するか、舞台ひと筋に生きるかを、「さくら」に相談に来たのである。
愛をえらんだ「奈々子」の最後の舞台『夏の踊り』の初日、満員の国際劇場の二階の最後列で、むなしく失恋した「寅さん」は彼女の晴れ姿を見た… 「奈々子」の大きな眼にあふれる涙が輝いていた、、、
しのぶにふられて、泣く泣く故郷に帰った「留吉」を励ましに、「寅さん」はまた旅に出るのである。
「寅さん」だったら、「奈々子」が踊りをやめるような選択はさせなかったでしょうね… でも、「奈々子」が選んだのは、「隆」だったんですよねー
でも、まぁ、本作品では、「留吉」の方が、もっともてない存在で、「寅さん」も呆れちゃうほどでしたからね… それで「寅さん」のッ気持ちのバランスが取れているのかな。
-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
製作:島津清
企画:高島幸夫
小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次
朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
編集:石井巌
音楽:山本直純
助監督:五十嵐敬司
出演:
渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
下絛正巳 車竜造
三崎千恵子 車つね
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
前田吟 諏訪博
中村はやと 諏訪満男
笠智衆 御前様
木の実ナナ 紅奈々子
武田鉄矢 後藤留吉
梓しのぶ(SKD) 富士しのぶ
犬塚弘 温泉宿の親爺
杉山とく子 留吉の母
岡本茉利 春子
佐山俊二 備後屋
小月冴子(SKD) 夕月静香
春日宏美(SKD) 古城ゆかり
竜雷太 宮田隆
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