有馬まで2週間。その前週の2歳牡馬GⅠ朝日杯は、以前は中山開催で、1・2番人気が連に絡むことが多い堅いGⅠと言われていました。2014年以降、舞台が阪神に移ってからも、その傾向はありますが、8年間で二桁人気の馬が3着以内に来た年が4回ありますから、波乱の要素は十分あります。単純に考えれば、1・2番人気の本命馬のどちらかに人気薄をくつけられればいいわけですから、もし今度の日曜もそうなるなら、これは比較的予想しやすいレースとも言えます。といいながら、いつもスリ抜けられるので、出走馬をよーく眺めて的確な穴馬を探さなければなりません。
出走予定馬を見渡すと、1・2番人気は、ドルチェモアとダノンタッチダウンでしょうか。リバティアイランドもそうでしたが、最近のトレンド?で、GⅠトライアルは勝たない方がいいとすれば、ダノンTの方が有力かもしれません(また、川田騎手ですけど)。あるいは、京王杯勝ちに敬意を表してオオバンブルマイも切らないでおきたいところです。
問題の相手探しですが、人気薄馬からの候補としては、エンファサイズかレイベリングで、もしかしたら、新馬勝ちの馬が二週続けて2・3着どころか、逆転するかも知れません。レイベリングと同じFrankel産駒のティニアにも怪しい雰囲気を感じますねぇ。
さて、どうなりますか。個人的な狙いのレースとしては、前日の中山11RターコイズSの方が魅力的ですが、これはまた次回以降で……。