Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

有馬記念 三強か一強か

2022-12-18 | 予想

 日曜のグランプリ・レース有馬記念まで一週間となりました。今年はダービー馬や菊花賞馬が出走しないので、オールスターそろい踏みというわけにはいきませんが、3歳で天皇賞を制したイクイノックス(皐月賞・ダービーともに2着)が出てくるので、古馬勢とどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。

 3歳は他にも2頭出走予定ですが、今年の3歳馬は、私見ながら、けっこう強いと思っています(ひょっとすると3着以内に2頭入るかもしれません)。というのも、4歳の雄であるエフフォーリアやタイトルホルダーらと単純に持ち時計で能力比較をすると、3歳のイクイノックスの方が優勢に映るからです。イクイノックスとエフフォーリアは3歳時に同じ臨戦過程を踏んでいるので、タイトルホルダーや今回出走しないシャフリヤールも含めて、レースタイムと上り時計を比べると、こうなります(上段が去年)。

<皐月賞>

  エフフォーリア   2分00秒6  36秒7 ※稍重

  タイトルホルダー  2分01秒1  37秒5  〃  

  イクイノックス   1分59秒8  34秒6 ※良

 

<ダービー>

  シャフリヤール   2分22秒5  33秒4 ※良

  エフフォーリア   2分22秒5  33秒4(以下同じ)

  タイトルホルダー  2分23秒1  34秒3     

  イクイノックス   2分21秒9  33秒6 

 

<天皇賞秋>

  エフフォーリア   1分57秒9  33秒2     

  イクイノックス   1分57秒5  32秒7

  シャフリヤール   1分58秒1  33秒6

 

 エフフォーリアは春の大阪杯で大敗してからすっかり調子を崩してしまい、これが宝塚記念6着以来の復帰戦となりますし、タイトルホルダーも極悪馬場の凱旋門賞を激走した後のレースで、海外遠征疲れがどう影響するか、ともに体調面で疑問符が付きます。その点、イクイノックスは昨年のエフフォーリアと同じで、秋の初戦で天皇賞を勝って、有馬記念まで8週間、余裕のある調整をしてきたはずです。イクイノックスに利があると考えるのが当然です。

 でも、そんな机上の空論では済まないのが競馬のおもしろいところです(イクイノックスも中山よりは東京向きの馬だという感じはしますし)。次回はそのあたりを含めて検討します。

 

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12月18日 朝日杯FSほかの反省

2022-12-18 | 競馬日記

 朝日杯は「予想」どおりといいますか、ドルチェMとダノンTの一騎打ちとなりました。3着に1勝馬の身で3番人気になったレイベリングまで入って、馬券は全くの本命サイドとなりました。見た感じでは、2歳の冬ですから当たり前ですが、全体的にまだ体が出来てない馬ばかりで、まだまだこれからという印象の馬が多いレースでした。現時点のセンスと完成度でドルチェMが勝ちましたが、今後、同馬がクラシックを狙えるかどうかは、やや疑問符がつきます。2着のダノンも今後の成長次第ですが、年明け後の春のレースで断然人気になるようなら、疑ってかかってもいいくらいの感じをもっています。4着以下の馬たちはなおさらで、もし、GⅠの上位入着を根拠に人気になるようなら、逆に切った方が馬券的妙味があると思っています。今月下旬の中山のホープフルSを見ないとわかりませんが、今日のGⅠを見た限りでは、まだ明け3歳牡馬勢の最強馬は不明です。

 肝心の馬券がどうだったのかというと、今日の阪神は、7Rまで1番人気と中位人気の組み合わせで平穏に流れていましたが、8・9・10Rと急に荒れ始めたので、11Rの朝日杯も荒れを期待して、3番人気のレイベリングを軸に格上げし、8番人気や9番人気の馬も絡めて、三連複万馬券を期待したのですが、一番つかない馬券が的中して、結果はトリガミさまでした。

 正直言うと、途中から馬券の狙いを朝日杯よりも中山メインのディッセンバーSの方にずらしていて、狙いの詳細は省きますが、1枠2番のショウナンマグマから流していました。ゴール寸前まではうまくいきそうだったのですが、2着に入った10番人気の馬が抜けてしまい、口惜しい結果となりました。三連複で17,420円もつきましたから、当てなければいけなかったのはむしろこっちでしたね。無念。

 さて、いよいよ来週はグランプリ。競馬をやっていると一年たつのが本当に早いです。来週は何とか景気のいい馬券を当てて自慢話でもしたいものです。また、がんばりましょう。

 

 

 

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