今週後半は一足早い菜種梅雨のようです。土曜の中山では天皇賞(春)の前哨戦、GⅡ日経賞が行われますが、泥んこレースになって、休み明けの有力馬の差し脚が鈍ると、意外な伏兵が現れるかも知れません。
日経賞【2023年3月25日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
日経賞の過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月25日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
阪神大賞典に並ぶ、天皇賞(春)の重要なステップレースですが、いよいよ去年の菊花賞馬アスクビクターモアが出てきます。このレースと前年の菊花賞馬の相性は悪くありませんが、昨秋のセントライト記念を考えると、目一杯にはつくってこない気がするので、連を外すことはないとしても、勝つまではどうかという懸念はあります。それから、凱旋門、有馬と続けて大敗して株を下げてしまったタイトルホルダーが、再起をかけて臨んできます。前年の勝馬ですし、去年前半は天皇賞と宝塚記念を制して、国内では無敵の勢いを誇っていましたから、調子が戻っていれば、アスクを凌駕する実力馬ですが、去年のこのレースにしても、菊花賞馬の貫禄は示せたものの、クビ・クビ差で、楽勝だったわけではありません。こちらも本番を見据えているのは同じで、やはり目一杯には仕上げてこないはずで、この点、他馬にもつけいる隙はあるのではと思います。
では、これら抜けた二頭に対抗できるのはどの馬か。まずは、去年の2・3着馬のボッケリーニとヒートオンビート、それから、エリザベス杯2着のライラック、あとは、去年の阪神大賞典で2番人気で4着だったマカオンドールあたりでしょうか。血統的にマイネルファンロンやキングオブドラゴンには一縷の望みはありそうですが、アリストテレスまではどんなものかという感じです。
以上の全般的な構図をふまえて、ここも昨日と同じく、宮田式バイオリズム論により、今回のレースと各馬の「巡り合わせ」を確認しておこうと思います。
・アスクビクターモア 4・1・3・1 ◎ ※今回1着で5=1+3+1で等式成立。2・3着でも可
・アリストテレス 4・6・0・10 X
・カントル 4・4・2・8 X
・キングオブドラゴン 4・9・3・13 〇 ※今回1着で5=(9+3+13)/5で等式成立。3着でも可
・コトブキテティス 4・3・4・14 X
・シュブリーム 2・3・3・18 〇 ※今回1~3着で3+3+3=18/2で等式成立
・タイトルホルダー 6・2・0・6 X
・ディアスティマ 5・2・2・4 △ ※今回1着で6=2+4で等式成立
・ヒートオンビート 4・8・4・6 X
・ボッケリーニ 6・7・2・8 〇 ※今回1~3着で7+7+2=8×2で等式成立
・マイネルファンロン 5・5・3・26 〇 ※今回2・3着で5=(6+3+26)/7で等式成立
・マカオンドール 4・3・4・7 X
・ライラック 2・1・1・4 △ ※今回1着で3=(1+1+4)/2で等式成立
*註)2、4……の複数は=にも読み替え可能
このバイオリズム論に従えば、アスクビクターモアを中心馬と見るのが妥当で、相手の狙い目は、ボッケリーニ、キングオブドラゴン、マイネルファンロンらでしょうか。タイトルホルダーの「復活」は次走以降ということになりますが、こんな「運命」を覆す走りを見せて、タイトルホルダーが「最強馬」に戻ってくるのか。追い切りの情報を待ちたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けてがんばりましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます