TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

ランド・オブ・ザ・デッド

2005-09-11 23:51:13 | 映画
先日のAMショーのついでに見ておきながら、一週間以上感想を放置してきましたが今更感想。
<公式HP>

本作の監督、ジョージ.A.ロメロはゾンビ映画の偉大なる創造主と言われ、その後の『ゾンビ』の一般的イメージを決定付けたゾンビ界の重鎮。あの「バイオハザード」の映画版も、当初はこのじいさまが監督する予定だったと聞きます。1作目はともかく「2」でもしロメロ様がメガホンをとっていればあのような大惨事には…うう。
と知った風に並べ立てつつも、実はこの監督の作品は一個も見たことがない私。関連作品で鑑賞したのは「ドーン・オブ・ザ・デッド」のリメイク版ぐらいですか。そんな無知ムチな輩が書き連ねた感想だとまずはご理解頂きたく候。


<あらすじ>
ゾンビが世界中に発生してしばらくの後。生き残った人類は特定の地域を電流フェンスで囲んで立て篭もり、ゾンビから身を守っていた。
しかしある日、知性と感情を身につけたゾンビが、生活区域への侵略を開始し…


<感想1>
たいていのゾンビものは「ゾンビ発生後の混乱」が描写ポイントですが、その後の世界を描いているのは単純に新鮮でした。
当然人間達はゾンビへの対処法を心得てるので、周辺区域から必要物資を調達してくる際ついでに趣味でゾンビ狩りしてみたり、生活区域に迷い込んだ連中を射的のマトにしてみたりと、ゾンビはすっかり「虐待の対象」に。
この辺、ロメロらしい風刺のきいたアプローチらしいのですが、おかげでゾンビ側に多少の感情移入が出てしまい、さりとて食われる人間側も別に悪人ばっかでもないので感情の入れどころにちょっと困りました。風刺モノの宿命と言えばそうですが、ゾンビものとはどうも食い合わせが悪いような。


<感想2>
既に現在では文字通り腐るほどゾンビ映画が出回っており、その大体が腐臭を漂わす出来だったりするものですが、まぁともかくこれだけゾンビものが世に馴染んでしまった昨今、ただ「ゾンビが出てくる」だけでは何の恐怖も湧きません。
最近は「足が速い」という新ファクターが流行中。「28日後...」やリメイク版「ドーン~」、ゲームですが「バイオハザードアウトブレイク2」にもそんなのがいました。走るゾンビ自体はバタリアン辺りにもいたような気はしますが、上に挙げた作品の連中はものすごい形相で全力疾走してくるのでゾンビ云々関係ナシにそれだけで怖いです。

んで本作では冒頭で述べた通り、「知性と感情」を持ったゾンビが登場。つたないなりに武器を活用したり、仲間と呼びかけあって攻めてきたりと頑張ります。
その効果でありますが、正直なところだからどうなのという感じだったのは否めません。そもそもゾンビっつーのは「怪力」「数がめちゃ多い」「なかなか死なない」と、素の状態で既に戦力として充分過ぎるので、今更斧だの銃だの持ってる輩が多少混じったところで脅威の度合いにさしたる変化はなし。結局は、大人数がフラフラ近づいてくる絵が一番怖かったという残念な結果に終わっております。


<感想3>
主人公サイドがあまりゾンビに襲われないので、危機感がないのが致命的ですかねぇ。「助かるのか!?助からないのか!?」という心臓バクバクの展開ってのが、ほぼゼロだったというのは正直ガックシでした。

主人公以外のトコではバッチリ貪り食われてる人達がいるんですがね。
特に、自分達を守る為のフェンスが逆に足枷になり、大量のゾンビ相手に逃げようにも逃げられないシーンでは凄まじい終末感が炸裂しておりましたよ。それだけに惜しい。


<感想4>
グロ描写は真正面からやってるので苦手な人は注意。
つーかこんなグロ映画見た後普通にメシ食って帰った俺はダメな成長したなぁと思いましたよ。


<まとめ>
ぶっちゃけ物足りないです。単純な面白さならリメイク版「ドーン~」の方が上。
しかしながら個々にゾクっとさせられるシーンはありましたので、やはり過去3部作はおさえねばならんなと誓いは新たにした次第です。


面白かった・参考になった場合はクリックお願いします!→人気blogランキング