※一部にショック&グロ画像を含みます
ドッグフォレストから歩くこと30分弱。
ついに今回のメインイベント地に到着!
怪しい少年少女博物館
ここは知る人ぞ知る伊豆名物の珍スポットで、一応の名目は昭和を中心としたレトロ文化の展示場なんですが、自ら「怪しい」と名乗るだけあって内容のいかがわしさはさっきの建前が銀河の彼方に霞む驚きのカオスっぷり。
こーゆーのが好きな友人から強く勧められたので、今回初訪問と相成りました。
まぁとりあえず上の画像の通り外観からして既に異様。
特に目印代わりのペンギン紳士は通りがかりの車を事故らせかねないインパクト。

足元には小さいペンギン、そして寝そべって紳士を見上げるおばさん。
ワケ分からん。

よーく見るとうっすら「ペンギン博物館」の文字
なんでもこの場所は元々ペンギン博物館で、建て替えの際このペンギンの首だけすげ替えて現在のオブジェに仕立てちまったそうな。テキトーさが実感出来る脱力のリサイクル秘話。
んでは門をくぐってみましょう。

二宮金次郎と小便小僧のコラボレーション
謝れ!尊徳さんに謝れ!!

近くには謎の女性とカッパ
カッパの表情がどうしようもなく嫌
そして入館。
入場料は1,000円ですが、駅やドッグフォレストなどでチラシを拾ってくれば100円引きになります。
さぁいよいよカオスの始まりです

入り口からこのありさま

こんな感じで、必要以上に昭和な展示がズラーリ

かと思うと足元には謎のライオンたち
なにものだ君らは

いやー昭和だなぁと油断してると

上空にはなぜか翼竜
後のヤツに至っては既に骨です

ちょっと見難いですが黄金バットかなんかの紙芝居
さすがに語り部はおらず、フィルム映像が自動で流れてます

んで隣のコイツは何なんだ

とにかく所狭しと陳列陳列、ノスタルジーなんて情緒は存在しない
力技で昭和を感じさせる強引さにはある意味脱帽

かと思うとなぜか綾波がいたりする

こちらは別館になっている
怪しい夜の学校。
ぞんざいな「ウラメシ」に脱力

入り口はこんな感じ
「もし…もし…おたのもうします…」と女性のか細い声がエンドレスリピートしてますが、何を頼みたいのかは不明。

中はこんな感じ。近寄るとセンサーで賑々しく動き回りやがります。
この画像はフラッシュ焚いてるので全然怖くないですが

焚かないとこんな感じ。
正直
本気で怖かったです。
ここまでが1階。2階もありますのであがってみましょう。

いきなり意味が分かりません

ベランダ(?)にまでこんなのが

デーンと場所をとる謎の亀。中には謎の生命体
勝ち誇ったような亀の笑みがなんかむかつく

グログロ大集合
いよいよカオスが極まってきました

謎の人形
頼むからこっち見ないで

わら人形も販売しております(1個300円)。
その場でお手軽に呪える親切設計

たぶんコンセプトは「保健室」
しかし人体標本とはこうも不気味なものだったか

日本人形詰め合わせ
もう悪夢以外のナニモノでもない

妖怪大集合
周囲にはずっとヤバいお経が流れ続けてるという洒落にならないエリア

下に地蔵、上にじじぃ
もう理解が追いつきません
こんな感じで、館全体に言い様のない
真性の何かが満ち溢れておりました。
今回は時間の関係であんまりじっくり見られなかったんですが、友人の
「生きる気力を奪われますよ」の忠告どおり、わずか30分で楽しかったのか凹んだのか自分でも分からない珍テンション状態に。
この世の混沌を無造作に詰め込んで
適当にやっつけた感じのこの博物館、是非ともまたリベンジしてやるぜ!
こーゆーのが好きな変態どもは是非来館を!
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駅らしからぬハイソな外観の「城ヶ崎海岸駅」にて、再び足湯でのんびりと(でもぬるかったんですぐ出た)。
ここから熱海→東京へと帰還しました。いやー疲れたけど楽しかった。
また是非遊びに行きたいです。待ってろ熱海。
<了>