TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

映画ネタ諸々

2006-10-19 23:55:42 | 映画
一個一個マトモにレビュってる時間がなさそうなので、まとめて感想を。


<スーパーマン・リターンズ>
クリストファー・リーブ主演の作品は初作だけTVで見ましたが、今回はその原典をしっかりと踏襲しつつ、新たなキャストや技術で丁寧に作りこんであります。新時代の「スーパーマン」として、ほぼ完璧なデキだったと思います。
新スーパーマンのブランドン・ラウスは新人だそうですが、実に堂々としていてハマリ役。ただあまりのハマりっぷりに、この人もう生涯スーパーマンしか仕事来ないのでは、と不安にならなくもありません。
不満点としては、初作見た時にも感じたことですが、悪役のレックス・ルーサーがイマイチ「宿敵」として充分でないと言うか、行動といい外見といいどうも小物臭が漂っており、最後にコイツ片付けてもカタルシスに欠けるのが寂しいです。(ケビン・スペイシーの演技そのものはGJです)


<グエムル>
各所で酷評を受けてますが、オイラは単純に楽しみましたよ。
真昼間に唐突にバケモノが登場して、公園でくつろぐ方々をワッシャワッシャと召し上がっていくオープニングはツカミとして最強。ココだけでもう俺的に合格。
グエムル君の登場に毎回前振りがほとんどないので、怪獣映画と言うよりはテキサス・チェーンソーのような理不尽ホラーに近いと思います。
まぁ各所にギャグなのか真面目なのか微妙なシーンがあったり、家族愛のシーンがダルかったりと、人によっては受け付けない作品なのは確かでしょうが、楽しめる人はかなーり楽しめる一本です。


<X-MEN ファイナル・ディシジョン>
原作が相当数のキャラを抱えそれぞれに熱狂的なファンがいる、ということで、最終章のはずなのに新キャラがバンバン出ます。メイン級のキャラ(ウルヴィーなど)以外は登場時間は短めですが、それぞれの特徴をしっかり活かした活躍をしてくれるので満足度はハラショーです。
カプコンの格ゲーで慣れ親しんだ人たちは、ジャガーノートの普通サイズぶりに落胆したことかと思いますが、まぁこの実写でゲーム通りのねぶたサイズで出てこられたらただのギャグなので諦めましょう。
サイクロップスの扱いが悲惨過ぎるのも諦め…られるかオイ!ここは納得いかんぞ!
あとキティ役のロリっ子どこかで見たことが…と思ったら「ハードキャンディ」のエレン・ペイジでしたよ。2年前に撮影したはずの「ハード~」より今作の方が幼く見えるのは不思議です。彼女がジャガーノートに放つ「DickHead!」というセリフを「バカチンが!」と訳した日本語訳担当は素晴らしいセンスの持ち主だと思う。(かなりどうでもいい下ネタ)
本作はエンドロール後に重要なワンシーンが有る(本編中に伏線もあります)ので、最後まで観て行きましょう。



最後は気になる映画を箇条書きで。

イルマーレ
トリスタンとイゾルデ
 最近こういう映画が妙に気になる

スネークフライト
 そしてこういうバカ映画も気になる
 サミュエル・L・ジャクソンは何を思ってこれに出たのか

サンキュー・スモーキング
 いかにもアメリカ的。「理屈のカタルシス」は結構好きだったり

バタリアン5
 まだやるのか

アンノウン
 当たり外れの激しい”シチュエーション・スリラー”。予告だけだとかなりイケそうだけど、さて。

SAW3
 1で惚れ込み、2で失望。3はどうかしらん。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする