究極のシスコン
<公式サイト>
「13日の金曜日」や「悪魔のいけにえ」など、数々のゴアスプラッタの礎となったジョン・カーペンター「ハロウィン」のリメイク。
監督はデス・メタルの巨人ロブ・ゾンビ。
…と知った風に書いてみましたが、オイラはオリジナルを未見な上に、ロブ・ゾンビの過去作「マーダーライドショー」なども一切見たことがなかったりします。
さて、本作は前半と後半でハッキリとカラーが分かれており、前半は主人公マイケル・マイヤーズの少年時代のトラウマを丹念に描写、後半は成長したマイケル君によるわくわく血祭りランドです。
前半はオリジナルではほとんど描写のなかった部分だそうで、少年の心が歪み行く経緯が予想以上に骨太に描かれています。ここは相当に見ごたえ有り。
特に少年マイケル役のデーグ・フェアがとんでもないオーラを放っており、この子をキャスティング出来た時点で前半部分は7割方成功と言っていいでしょう。
そんなマイケル君も、後半では何を食ったのか知りませんが2メートルを超すガチムチ兄貴へと成長。
ちょっとばかり強引な方法でシャバへ出た後、生き別れの妹を探して生まれ故郷へ帰ってきますが、色々思うところがあって近隣住民の皆様をつい殺して回っちゃいます。
成長後のマイケルはその巨体、マスク、そして一切喋らないというキャラ特性によりかなり不気味な存在になっています。
血祭りシーンは光の加減や小道具の使い方がうまいのでそこそこ緊張感があり、血糊もたっぷりでまさにB級スプラッタの王道。
エロシーンが死亡フラグそのものだったり、何かにつけておっぱいが画面に出まくる辺りもB級らしさ満点です。
クライマックスの追いかけっこは結構ドキドキ出来ました。
しかし確かによく出来てはいるのですが、既に多種多様なスプラッタ作品が存在する現代においては、残念ながら本作はどうしても平凡に感じます。
ぶっちゃけた話、本作、「殺しや血の描写自体がダメ」という人でなければ、全く怖くないのではないかと。
「良作にして凡作」…というのが個人的な最終評価ですかねー。
…でもこれ観た日の夜に化け物に襲われる悪夢見たんでやっぱり怖かったのかも知れない。
面白かった・参考になった場合はクリックお願いします!→人気blogランキング
<公式サイト>
「13日の金曜日」や「悪魔のいけにえ」など、数々のゴアスプラッタの礎となったジョン・カーペンター「ハロウィン」のリメイク。
監督はデス・メタルの巨人ロブ・ゾンビ。
…と知った風に書いてみましたが、オイラはオリジナルを未見な上に、ロブ・ゾンビの過去作「マーダーライドショー」なども一切見たことがなかったりします。
さて、本作は前半と後半でハッキリとカラーが分かれており、前半は主人公マイケル・マイヤーズの少年時代のトラウマを丹念に描写、後半は成長したマイケル君によるわくわく血祭りランドです。
前半はオリジナルではほとんど描写のなかった部分だそうで、少年の心が歪み行く経緯が予想以上に骨太に描かれています。ここは相当に見ごたえ有り。
特に少年マイケル役のデーグ・フェアがとんでもないオーラを放っており、この子をキャスティング出来た時点で前半部分は7割方成功と言っていいでしょう。
そんなマイケル君も、後半では何を食ったのか知りませんが2メートルを超すガチムチ兄貴へと成長。
ちょっとばかり強引な方法でシャバへ出た後、生き別れの妹を探して生まれ故郷へ帰ってきますが、色々思うところがあって近隣住民の皆様をつい殺して回っちゃいます。
成長後のマイケルはその巨体、マスク、そして一切喋らないというキャラ特性によりかなり不気味な存在になっています。
血祭りシーンは光の加減や小道具の使い方がうまいのでそこそこ緊張感があり、血糊もたっぷりでまさにB級スプラッタの王道。
エロシーンが死亡フラグそのものだったり、何かにつけておっぱいが画面に出まくる辺りもB級らしさ満点です。
クライマックスの追いかけっこは結構ドキドキ出来ました。
しかし確かによく出来てはいるのですが、既に多種多様なスプラッタ作品が存在する現代においては、残念ながら本作はどうしても平凡に感じます。
ぶっちゃけた話、本作、「殺しや血の描写自体がダメ」という人でなければ、全く怖くないのではないかと。
「良作にして凡作」…というのが個人的な最終評価ですかねー。
…でもこれ観た日の夜に化け物に襲われる悪夢見たんでやっぱり怖かったのかも知れない。
面白かった・参考になった場合はクリックお願いします!→人気blogランキング