古都絵巻、、葵祭。

京都三大祭りの一つ、葵祭が15日、京都市内で繰り広げられ、みやびやかな平安王朝を再現した行列が新緑の都大路をゆっくりと練り歩いた。
晴天 みやび 平安絵巻 葵祭、沿道2万9000人うっとり 【 京都新聞 】
沿道の人出は日曜巡行だった昨年より少ないものの、穏やかな晴天に恵まれ、約2万9千人(正午現在、京都府警発表)が繰り出して華麗な王朝絵巻に見入ったそうです。
午前10時半すぎ、総勢511人と牛馬計40頭からなる約800メートルの行列が京都御所の建礼門前を出発。
衣装や牛車を飾るアオイの葉を揺らしながら、丸太町通や河原町通を経て、下鴨神社(左京区)に向かった。
騎馬の乗尻(のりじり)を先頭に、平安装束の検非違使(けびいし)、勅使らに続き、あでやかな十二単(ひとえ)をまとった斎王代・藤田菜奈子さん(24)=東山区=が乗る腰輿(およよ)が姿を見せると、沿道からひときわ大きな歓声が上がったと・・。
葵祭は、凶作が続いた6世紀に天皇が下鴨、上賀茂両神社に勅使を送って豊作を祈願したのが始まりとされる。
正式には賀茂祭といい、「源氏物語」「枕草子」にも登場する伝統ある祭りです。

葵祭(あおいまつり)は、賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)と賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(上賀茂神社)の例祭で、賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代の1694年(元禄7年)に祭が再興されてのち、当日の内裏宸殿(だいりしんでん)の御簾(みす すだれ)をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉(くぶ)者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになったからだという。
使用される葵はフタバアオイで、毎年両神社から御所に納められるそうです。
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