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阿伎留神社祭礼

2005-10-05 13:26:10 | weblog
あきる野市五日市の阿伎留神社は、今から千百年前の延喜5年(905)
延喜式神名帳に式内社として、多摩の筆頭に記されている由緒ある古社である。
平安時代初期の鎌倉時代以降、武将の崇敬もあつく、源頼朝、足利尊氏などから
それぞれ神領が寄進されていた。
江戸時代には、徳川家康から御米印10石も寄せられいた。

祭礼は正徳5年(1715)「今の大通りに御仮屋を置く」に始まり、およそ三百年もの間、
勇敢な神輿降りで有名な神輿祭りとして、近隣にもしたしまれ3日間に亘り盛大に行われています。



今年の9月28(水)29(木)30(金)日の3日間、珍しく雨も降らなくて
良かったです。今までは大抵、一日位振られる日がありました。

阿伎留神社のお神輿は日本でも珍しい六角神輿です。
大神輿に続いて中学生神輿、五町内の子供の神輿と7基つながて大通りを練りあるきます。
その後を見物人がぞろぞろついて歩きます。
3日間とも大通りを夕方6時~9時30分まで交通規制をして大型車以外通れません。



大通りの両側は東町の交差点から栄町の読売販売店まで
約1キロ強にお店がぎっしり並んで買う人がいると通れなく、皆大通りを歩き出します。
各町内のお囃子も出て競争していました。
哲君もお囃子には興味があるらしく夢中になって見ていました。




最初に書いてあります「大通りに御仮屋を置く」は今も残っており、
大通りの中ほど(西東京バス車庫付近)に作って置きます。
28日、お神輿は阿伎留神社から出発し大通りを往復してこの御仮屋に収められます。
28日、29日はここに収めて、一晩中、神主さんに見守られています。

お神輿も百貫近くの重さがあり出す時と入れる時が大変です。
(10年位前にお神輿を出す時にお神輿が落ちて足を複雑骨折した人がいました)