白萩の咲き乱れる本堂でのコンサート
毎年この時期に増戸にある「大悲願寺」で一流の人達のコンサートが行われます。
私も話には聞いていたのですがチケットを何処で求めるか判らなかったのですが
今、仕事に行っている所の常務理事さんが実行委員長をしていてチケットが買えました。
今年で18回(9/25)だそうです、最初は一流の人達のコンサートを地元でやりたいと言う願いから
場所選びをしていたら、実行委員長の栗原さんと悲願寺の方丈さんが同級生で
そういうことでしたら是非本堂でやって下さいと方丈さんが場所の提供をしてくれて
実現し現在も続いているそうです。
中国古箏
古箏は弦楽器ですが世界最古の弦楽器ですので「初」という文字をつけ「初弦楽器」とも
言われてます。ユネスコの「人類の口承および無形文化遺産の傑作」にも登録されています。
古箏は日本の琴にも似ていますが、弦の数が21本と多く、弾き方、音色共に違いがあります。
ピアノ・ハーブ・ギターなどの似た音を1台で弾き分けることができます。
プログラム
★彩雲追月(さいうんついげつ)
中国漢民族の伝統歌。山裾から昇る満月に様々な雲が掛っては通り過ぎて行く、
そんな月見の様子を描いています。
戦前、日本で「南の花嫁さん」として親しまれた曲です。
★漁舟唱晩(りょうしゅうしょうばん)
中国の清の時代に、宮廷音楽として演奏されていた、琴の代表曲です。
遥か彼方の山に掛かる白い雲,露と葦の中を漂う1槽の小舟、美しい湖面の
光と周囲の山々の彩の美しさを見事に表現しています。
★かん花会(かんかかい)
今日はお祭りの日、町中いたる所にたくさんの花が咲き乱れ、大勢の人々が
楽しそうに集まってきます。そんな様子を表現した曲です。
”王莉”さんの特別な技法により、美しい少女達が打ち鳴らすお皿や茶碗の
音が楽しそうに聞こえてきます。
★戦台風(せんだいふう)
この曲は大変難しい弾き方が要求され、とくに強弱の加減には高度の
テクニックが必要です。三部構成で、風が吹き小雨が降り始め、段々と
強くなる風雨、荒れ狂う台風の激しさに負けずに打ち勝つ人々、未来に
向けて歩み出す希望の力を表現。
★草原情歌(そうげんじょうか)
中国西北地方の恋歌、ギター調琴の演奏技法で弾きます。
世界の旋律・・・・・・・各国の曲を紹介します。
※ 映画タイタニックの主題歌 (アメリカ)
※ 当五谷豊収的時候 (韓 国)
※ 韸衣曲 (ベトナム)
※ 昴 (日 本)
★梅花三弄(ばいかさんろう)
今から1600年以上も昔、紀元四世紀から伝わる中国の代表的な古典です。
中国の冬は大変厳しい寒さです。その寒さに負けす美しく気高く咲く
梅の花、中国では梅の花がクニの象徴です。
★春江花月夜(しゅんこうかげつや)
中国江南地方の曲、帰り舟が点々と浮かぶ揚子江、江南地方の春の、
美しい夕暮れの風景を歌ったもので、今も尚人々の心を打つ優れた作品。
★夜来春(いえらいしゃん)
戦前(1930年代)に中国(上海)で製作された映画の歌曲で日本でも
大ヒットし、今も根強い人気があります。
★日本の曲
※ 故郷 (合 唱)
※ 里の秋 (合 唱)
奏者 王 莉 女史
プロフィール
王莉さんは中国古箏演奏家第一人者として国の内外から高い評価を受け、
日本でも映画「ラストエンペラー」のテーマ奏者として知られています。
北京生まれで幼少時からピアノを習い、中国音楽院付属中学校時代から
古箏を学びました。 中国音楽院終了後は同音楽院の教師として多くの
優れた古箏演奏家を世に送り出しています。
1973年には中国中央楽団の古箏独奏者になり、国内、国外のステージで活躍、
同時に中国が国賓を迎える際には、その席上での演奏も担当しました。
アメリカのプッシュ大統領、フィリッピンのマルコス大統領の訪中の際、
日本人では日中国交回復に出向いた田中角栄首相歓迎の席や中曽根康弘首相
訪中の際にも演奏しています。 その幅広い著名人との交流を活かして、
日中文化交流にも多大な貢献をされており、香川県高松市の名誉観光大使も
勤めました。
古箏の演奏を聞いてとても感動し、清々しい気持ちになれました。
今週、あきる野方面に出てこられるのですか、娘さんも国分寺では近くに居るんですね。
時間があったら連絡してください、飛んで行きますよ。
27日に雨間の叔母さんの所へ行って、国分寺の娘に会って来ます。
今年もHappyさんが聞きにこられていました。
毎年来ているようですよ(お友達がいるのでしょう)
本堂でも200名位入っていたようで熱気が凄かったです。
古箏独特な音色でとても素敵な演奏が聞けて幸せでした。
チケットも手に入れる方法を見つけたので来年も出来たら参加したいと思っています。
返信コメントが遅れて申し訳ございません。
白萩で有名なお寺(悲願寺)でのコンサートとても素敵でしたよ。
中国では有名な音楽家の演奏が身近に聞かれることは本当にラッキーでした。
弦の本数も多いので音域の幅が広くなんとも言えない音色でした。
世界最古の弦楽器はどのような音を奏でるのでしょう、
まほろば風なのでしょうか、聴いてみたいものです。
本堂であれば、直ぐいっぱいになるのでしょう。
チケットは、手に入れにくそうですね。
日本のお琴とは、また違った趣があるのでしょう。
どんな音色なのかなぁ~と、興味津々です。
聞いてみたいものです。
また日付を逆に、ブログを見せていただきます。