絵についてはブログを始めるときからテーマの一つにしたいと考えていたので、今回カテゴリーに新たに「美術・絵画」を付け加えました。
中学校の美術の時間で、O先生が作品をいち早く仕上げた生徒の作品を取り上げ、まだ製作中の他の生徒達のために解説をした。批評も加え。
『途中で「Oの奴が・・・」なんて思いながら描いてるんだな』(おれにはお見通しだといった感じで)
中学校の美術となると作品を仕上げるには相当な根気と時間を要する。
別の機会に先生は「作品はどれもみな簡単には作れないようになっている。それを完成させることでこれからの人生に必要な根気や精神が培われるんだ。」
先生独自の解釈もあるとは思われるが、文科省もそれを狙ってカリキュラムを考えているのかもしれない。もっとも文科省の意図とは関係なく、美術作品を仕上げるのはそれなりに大変ではあるが。
小学校でも高学年になるほど1作品に要する時間は長くなり、数週間になることは普通だった。だが中学ではそれに加え家に持ち帰って作るのが当たり前になった。
それがありがたくなかった。中学校時代は何かと忙しい時期でもある。
私は幼少期より絵を始め、小学校までは図工は大好きだった。ところが中学になると美術は苦役に変わってきた。
高校では美術を選択せず、長い間美術から遠ざかっていた。
長い年月を経て絵を再開した。というより始めたと言うほうが正確だろう。
今、絵を描くときにもっとも心がけていることは常に楽しい気分で、幸せな気分で描くこと。嫌な思いが出そうになったら一息入れる。
それ以前にそのような思い「Oの奴が・・・」という思いが出ないように楽しく幸せに描くように心がけています。