ロシア陸上での組織的ドーピング問題での
(現時点で)ドーピングが認められていない選手のリオ五輪出場の是非について
IOCはその判断をスポーツ仲裁裁判所にゆだねたのだが結局返されてしまい
今度は各競技団体に振ることになった。
一般的考えは
IOCがプーチンが怖くて独自判断を下せないということのようだが
私は別の考えがあります。
スポーツというか体育会系の組織では連帯対責任ということはよく言われてまして
特に日本の体育会系は連帯責任が好きなようであります。
例えば高校野球w
それでIOCがロシア陸上の組織的ドーピングで連帯責任ということで処分を下したなら
今度はIOCについても連帯責任ということが帰ってくるわけであります。
例えば東京五輪招致の際の賄賂問題でIOC委員であった
ラミン・ディアクという者が疑惑の対象となってます。
これがクロであるかどうかにもかかわらず
過去他にも幹部や役員が不祥事を起こしているので
これらを含めIOC内の不祥事には全て連帯責任ということが問われることになります。
副会長のジョン・コーツは東京五輪招致問題で不正があれば許さないと言ってましたが
IOCが連帯責任を打ち出すのであれば
許されないのはジョン・コーツ自身でもあるわけです。
もちろん会長はじめ他の幹部も連帯責任は免れないことになります。
そんなけでIOC自体が、構成員も含め清廉潔白であるならいざ知らず
そうでないなら不祥事は全て会長や役員の連帯責任ということになるから
簡単に連帯責任などという手は使えませんね。