池坊は理事長や相撲協会に対し「著しく礼を欠いていた」と言っていたが
礼を欠いていたのは協会内部だけではない。
マスコミに対して沈黙を貫いていたが
マスコミの先にあるのは国民であり相撲ファンである。
つまりは国民やファンを舐め切っていたという事でもある。
協会の調査を拒否していたことを捜査を警察に任せたからとか
後になって被害届を取り下げるように圧力があったなどと言っているが
そんなことは他人の想像に任せるのでなく
当然ながら自分の口から明言するべきことである。
それらを公表しないことが自分に不利になることでのあるが
そんなことがわからないこと自体が人として、社会人として失格である。
自分の弟子が十両に昇格した時だけ
にやけながら会見を行っても人としてやるべき責務を果たしていない。
理事長候補選挙出馬にに当たっても再びダンマリ。
「HPで公表する」の一言ぐらいは言うべき。
その内容も単なる協会の現状批判で評論家気取り。
どう変革するか具体的なビジョンや公約がもあるわけではない。
そのあたりが貴乃花一門を含む理事候補選挙で出た結果だと思われます。
貴乃花一門は11人と言われたが得票数は阿武松10票、貴乃花2票。
単純に少なくとも1人は裏切ったということである。
自分の一門からも支持されていないのは
大阪都構想の住民投票で橋下のホームである大阪市で負けたのと同じように
貴乃花改革などというものはこれで完全に終わったと見ていいのではないだろうか。