スー・チー氏拘束に歓喜、ロヒンギャ難民キャンプ
AFP●BB News 2021年2月2日
https://www.afpbb.com/articles/-/3329588
【2月2日 AFP】3年前の激しい軍事弾圧で隣国バングラデシュへ逃れたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)は1日、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が国軍に拘束されたことを喜んだ。
国連(UN)がジェノサイド(大量虐殺)の可能性を指摘している2017年8月の軍事弾圧の後、約74万人のロヒンギャがミャンマーのラカイン(Rakhine)州からバングラデシュへ向かった。
当時、ミャンマーの事実上の政権トップだったスー・チー氏は、2019年に行われたロヒンギャに対する強姦や殺人などの残虐行為に関する国際刑事裁判所(ICC)の公聴会で、国軍を擁護した。
スーチー氏拘束の知らせは、現在約100万人のロヒンギャが密集して暮らすバングラデシュの難民キャンプで瞬く間に広まった。
「私たちのすべての苦しみの原因は彼女だ。祝わない理由がない」。世界最大規模の難民キャンプ「クトゥパロン(Kutupalong)」の難民リーダー、ファリド・ウラー(Farid Ullah)さんはAFPに語った。
近隣のバルカリ(Balukhali)難民キャンプのリーダー、モハマド・ユスフ(Mohammad Yusuf)さんは、「彼女が最後の希望だったのに、私たちの窮状を無視し、ロヒンギャに対するジェノサイドを支持した」と語った。
ナヤパラ(Nayapara)難民キャンプに暮らすミルザ・ガリブ(Mirza Ghalib)さんは、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のスー・チー氏に「正義の裁き」が下されたと歓迎し、特別な祈りをささげたロヒンギャもいたとAFPに語った。「難民キャンプ当局の許可が出ていたら、何千人ものロヒンギャが(スー・チー氏の拘束を)祝って行進をする姿がみられたはずだ」
強い影響力を持つ「ロヒンギャ学生連盟(Rohingya Student Union)」の広報を担当するマウン・チョー・ミン(Maung Kyaw Min)氏は、スー・チー氏の拘束を受けて、ロヒンギャのミャンマー帰還への期待が高まっていると述べた。
「選挙で選ばれた政府とは異なり、この国軍(の政権)を持続するためには国際的な支援が必要だ。だから、彼らが国際的な圧力を軽減するために、ロヒンギャ問題を重視することを期待している」と語った。(c)AFP
スーチー拘束のニュースを聞いた時、私が真っ先に思ったのはロヒンギャはどう思っているのかということでした。
そしてその結果はこうだったということです。
ロヒンギャ問題に関して私の考えは途中で変わりました。
変わる前後の記事を貼ります。
世襲で選ぶからこうなる、スー・チーのノーベル賞取り消しに36万人超の署名
>世襲という最も安易でオツムのいらない投票を行った結果ですね。
指導者に恵まれないのは国民の自業自得ではないでしょうか。
それに比べれば2007年の長崎市長選は正しかったということになりますね。
ちなみに韓国のパククネも世襲で選ばれました。
↓
スリランカ爆弾テロ、NZ乱射の報復との声明
>ちなみに私は、対ユダヤ今日やタイキリスト教ならイスラム側を支持します。
キリスト教に恨みはないですし日本神道より好感がもてますが
対イスラムとなるとキリスト教といってもユダヤが絡んでいる場合が多いからです。
イスラムvsユダヤでイスラムを支持するのはパレスチナ問題があるからです。
>ただしイスラム教vs仏教では仏教側を支持します。
歴史においてもそうですしイスラム教国で仏教徒は差別や場合によっては迫害を受けています。
それを考えれば仏教国のミャンマーでイスラム教徒のロヒンギャの扱いは
バランスを考えればそれでいいのかなと思います。
当初はスーチーに批判的でありましたが実情を知ると
この場合はそれでいいと考えるようになりました。
対ロヒンギャに関する考えは変わりましたが
世襲制は好まないという考えは変わっていません。
それで結局、今回のクーデターを私はどう考えるのか。
現時点では、そうでもいい、もう少し静観する、といったところです。