重曹で歯を磨くと2~3日で劇的に白くなる。
最近ネットの広告で知った。
何の広告かよく見なかったが、まさか重曹を売るためではないだろう。
最近特に歯が黄ばんでいる。
黄ばみを通り越して茶ばんでいる。
歯医者で定期健診の後ポリッシングがあるのでその後やってみようと思っていた。
ちなみにポリッシングしてもらっても何も変わっていない。
重曹は昔100均で買ったものがある。
掃除用だげ歯を磨くくらいならかまわないだろう。
磨いてみると非常にしょっぱい。
ナトリウムイオンでこんなにしょっぱいのか。
まるで塩だ。
あとで調べたら市販の重曹にはかなりの食塩が混ざっているらしい。
2回目を磨いたた後、前歯の歯茎に痛みを感じた。
3回目は更に酷い。
痛みの事より重曹で本当に歯が白くなるのかを調べたかった。
害がないのかという事も気になったので「危険」というキーワードも入れて検索してみた。
メリット、デメリットはそれぞれ並べられているが
デメリットの筆頭にあるのが重曹は硬度が高いので歯を傷つけて
更に汚れが付着しやすくなるというものだった。
中にはエナメル質を削り取って象牙質が露出してしまったなどというものもある。
たしかに硬度が高いから掃除に向いているのだろうけど歯より硬いのだろうか?
気になったのでモース硬度を調べてみる。
重曹の硬度は2.5で爪ぐらいの硬さ。
それに対して歯のエナメル質は6~7でガラスより硬い。
これでエナメル質が削られるというのはどう考えてもおかしい。
アルミ箔を使ったアムウェイのインチキデモではあるまいしw
しかし硬度2.5でも歯茎よりは硬いだろう。
爪で歯茎をひっかいても傷がつく。
とりあえず重曹歯磨きはしばらく休んで歯茎が回復したら再開する。
できれば鏡を見ながら歯茎に当たらないように注意するか
綿棒を使って擦るのもよい。
未だ汚れさえ取れていないのにエナメル質が削られているということもないだろう。