第2回 「あさきた神楽公演」が安佐北区民文化センターで行われました。
[ 出演 ] あさひが丘神楽団 安佐北区あさひが丘
昭和62年に発足したあさひが丘神楽団は、「振興団地の中に郷土芸能を」という取り組みの一環としてスタートしました。
古き伝統の旧舞、新しい時代の新舞を伝承し、神楽奉納を通して神楽に息づく思いを後世
へと伝えいけるよう団員一同精進してまいります。
[ 演目 ]
1、悪孤伝
唐、天竺と飛び回っていた「金毛九尾白面」の悪孤が、中国から遣唐使の船で日本にわたり、悪戯をしょうとして、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となる。
しかし、賀茂明神の御加護を受けた阿部清明泰親に正体を見破られて、下野国那須野原に飛び去っていきます。
そこで悪孤は「玉藻前」という美しい女性の姿に化か、十念寺の和尚「珍済」をだましてとり食らいますが、弓引きの名人「三浦之介、上総之介」の両名によって討ち取られるという物語です。
和尚「珍済」が出てきて笑わすくだりで、何故か太鼓と珍済が入れ替わっています。
(途中、画像にはありませんが、子供の悪孤も出ていました)
2、源頼政鵺退治
平安時代末期、毎夜丑の刻になると妙な唸りと共に東三条の森から黒雲が湧き出て、御所・清涼殿の上を覆い尽くすと、帝はひどくうなされ、病魔に侵されます。
命を受けた、頼政は家来の猪早太と共に森へ向かいます。
頼政は神明神社に大願成就の祈願を込め、五月の月の冴えわたる丑の刻、その日も突然に
東三条の森から黒雲が立ち始め、みるみる清涼殿を覆う中、何か動く影が見えました。
頼政はすぐさま弓に山鳥の尾で作った尖り矢をつがえ”南無八幡大菩薩”と念じ、矢を放ちます。
すると、奇妙な声をあげ、庭先に落ちてきたのは、頭は猿、身体は狸、手足は虎、尾は蛇の奇怪な獣・鵺(ぬえ)であり、それを退治する物語です。
2演目ですので、今日の公演はお終いです。
鵺退治は旧舞で、我が田舎の旧舞の太鼓、唄でした。
6調子で、スピードも新舞に比べると遅いのですが、新舞も舞われるので、少し早めに感じましたが懐かしい響きでした。
3年ぶりの鵺退治と言われていましたがお上手でした。
団長と、副団長との駆け引きも絶妙で、楽しかったです。
今日は主人も付き合ってくれました。
最高に良かったです。
[ 出演 ] あさひが丘神楽団 安佐北区あさひが丘
昭和62年に発足したあさひが丘神楽団は、「振興団地の中に郷土芸能を」という取り組みの一環としてスタートしました。
古き伝統の旧舞、新しい時代の新舞を伝承し、神楽奉納を通して神楽に息づく思いを後世
へと伝えいけるよう団員一同精進してまいります。
[ 演目 ]
1、悪孤伝
唐、天竺と飛び回っていた「金毛九尾白面」の悪孤が、中国から遣唐使の船で日本にわたり、悪戯をしょうとして、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となる。
しかし、賀茂明神の御加護を受けた阿部清明泰親に正体を見破られて、下野国那須野原に飛び去っていきます。
そこで悪孤は「玉藻前」という美しい女性の姿に化か、十念寺の和尚「珍済」をだましてとり食らいますが、弓引きの名人「三浦之介、上総之介」の両名によって討ち取られるという物語です。
和尚「珍済」が出てきて笑わすくだりで、何故か太鼓と珍済が入れ替わっています。
(途中、画像にはありませんが、子供の悪孤も出ていました)
2、源頼政鵺退治
平安時代末期、毎夜丑の刻になると妙な唸りと共に東三条の森から黒雲が湧き出て、御所・清涼殿の上を覆い尽くすと、帝はひどくうなされ、病魔に侵されます。
命を受けた、頼政は家来の猪早太と共に森へ向かいます。
頼政は神明神社に大願成就の祈願を込め、五月の月の冴えわたる丑の刻、その日も突然に
東三条の森から黒雲が立ち始め、みるみる清涼殿を覆う中、何か動く影が見えました。
頼政はすぐさま弓に山鳥の尾で作った尖り矢をつがえ”南無八幡大菩薩”と念じ、矢を放ちます。
すると、奇妙な声をあげ、庭先に落ちてきたのは、頭は猿、身体は狸、手足は虎、尾は蛇の奇怪な獣・鵺(ぬえ)であり、それを退治する物語です。
2演目ですので、今日の公演はお終いです。
鵺退治は旧舞で、我が田舎の旧舞の太鼓、唄でした。
6調子で、スピードも新舞に比べると遅いのですが、新舞も舞われるので、少し早めに感じましたが懐かしい響きでした。
3年ぶりの鵺退治と言われていましたがお上手でした。
団長と、副団長との駆け引きも絶妙で、楽しかったです。
今日は主人も付き合ってくれました。
最高に良かったです。