かへる 東の国探訪記

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リージョナルの季節

2016-10-02 22:58:13 | フィギュアスケート
先週より全米選手権の予選にあたるリージョナルが始まった。
北大西洋、東部五大湖(とでも訳せばいいのだろうか)、南西太平洋地区である。
最後の地区にはかつての全米メダリストのキャロライン・ジャン選手も出ていて
もちろんぶっちぎりで優勝した。

今週水曜日(日本時間では木曜日の早朝)からは南大西洋地区を含む3大会が開催される。
例によって、登録してあるコーチのリストには先生も(そのマブダチも)載っているのだが、
デンマーク代表だったユストゥス・ストリード選手の兄(カッレさん)の名前もあった。
彼は弟が引退した後アメリカに渡り、主に小さい子どものコーチをしているのである。
今年になって、教え子たちと共に写った写真をFacebookにあげている。
こちらもコーチ業は順調なようだ。

リージョナルの段階では、ダンスやペアが行われない地区も多い。
その代わり、ノービス以下(ノービス、インターミディエイト、ジュベナイル)の女子は
参加選手が多すぎて予選を行っている地区がこれまた多い。
南大西洋地区でも同じである。
先生の教え子には当然女子もいるのだが、予選からの出場になる。
これを勝ち抜くのは大変そうである。

男子の教え子のうち、トニー君は北大西洋地区のクラブに所属しているが、
ジュニア選手が1人しかいないためかリージョナルには種目自体がない。
セクショナルからの出場となる。
残る4人は、それぞれジュニア、ノービス、インターミディエイト(2人)に出る。
先日、クラブで壮行会が開かれたようで、その写真があがっていたので閲覧する。

ニコラス君は今季よりインターミディエイトに上がるのだが、
その彼の衣装が黒のTシャツに黒ズボンという練習着そのものであるのが気になる。
もう一人インターミディエイトに出るオーシャン・シェン君の衣装に見覚えがあると思ったら、
ピーター君の昨シーズンのSP衣装だった。
アメリカのボードで羽生リスペクトと言われたあの衣装である。
どうもここのクラブは衣装を使い回しているようである。
南大西洋地区のインターミディエイトに出場する男子は15名で、
そこから4人しかセクショナルに進めない。
かなりの激戦区である。

ノービスには昨年に引き続き、デヴィッド君が出場する。
相変わらず長身と脚の長さが引き立つ素敵衣装である。
ノービスの出場選手は7人で、昨年より2人多い。
その中には昨季の全米インターミディエイトのメダリストが2人いる。
インターミディエイトほどではないが、厳しいカテゴリである。

そして、ジュニアの男子であるが、ピーター君を入れて4人しか出場しない。
普通に滑れば、全員がセクショナルに進めるのだが、その面子がすごい。
昨季の全米ノービスの2位と4位と5位がそろっているのだ。
ウィリアム君(4位)は昨季は他の地区に移動したが、1シーズンでフロリダに戻ってきた。
ライアン君(5位)とは今季の夏の大会で2度顔を合わせていて、
どちらの大会でもショートはライアン君が、フリーはピーター君が上だった。
いつもは夏の大会やリージョナルやセクショナルでは調子が上がらないピーター君だが、
今季はそれほど悪くない調子のようである。
二週間前にフィラデルフィアのローカル大会に(SPだけ)出たのだが、
もう少しで60点になりそうだった。
セクショナルの前哨戦としてどんな試合になるか期待している。

ところで、大会の行われるヴァージニア州は、日本との時差が14時間ある。
そのため、リージョナルの試合が行われている時間はわたしにとっては仕事中である。
帰宅してからINのビデオを見るしかない。

書き忘れそうになったが、ピーター君の壮行会の衣装は、
白のシャツに黒ズボンというシンプルなものだった。
今日放送されたCaOI(カーニバル・オン・アイス)に出ていた町田選手と似たような衣装だ。
(もちろんあんなに胸元は開いていない)
もしかしたら、これがショートの衣装なのかも知れない。



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