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連休前の天気予報では、連休後半は雨の予報だったが、予報は外れたのか青空が広がっている。特に今日5月3日は特異日で晴れることが多いらしい。
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さて、今日5月3日は現行憲法が施行された日である。昭和22年(1947)以来76年、一度も改正することなく今日に至っている。
この米国から押し付けられた憲法は平和憲法とされ、日本は戦争をしない平和な国と幼い頃から教わってきた。
ところが、中国が徐々に力をつけ、状況が変わってきた。さらに北の人民共和国が世襲を繰り返し、度重なるミサイル発射実験で日本を脅かしており、平和な日本などとは言えなくなっている。
最近、これら国際情勢の悪化を受けてか憲法改正の議論が行なわれているが、その憲法審査会メンバーを、サル、野蛮、蛮族などと罵った議員がおり、憲法の改正を含めた議論を貶めるようで情け無い限りである。
加えて昨年2月のロシアによるウクライナ侵略や3年続いたコロナ禍なども改憲議論の後押しをしているとも言われている。もう憲法の解釈論だけでは様々の緊急事態に対応できないのではないか。
ならば何故改憲議論を活発に行ない、国会発議をしないのか、よくわからない。仮に解散総選挙が近々あるならば、憲法改正も争点の一つとして掲げてほしい。
よく改憲の機運が盛り上がっていないなど偏向メディアは言うが、国会議員が議論を活発に行わなければ、国民は議論のしようがなく、責任を国民に転嫁するなと言いたい。
時代に即した自分たちの憲法を制定することも今を生きる我々責任であり、権利だと思う。政治家はその権利を奪わないでほしい。
読売新聞が行なった憲法に関する全国世論調査では、憲法改正は賛成61%、反対33%となった。
焦点の憲法9条2項についても改正の必要があるが51%、戦争放棄を定めた同1項は改正の必要がないが75%。つまり戦力は持つが、戦争そのものは自らはしないということだと思う。
また、自民党案の自衛隊の明記については賛成が54%となった。災害時にだけ便利屋の如く派遣依頼をする国民、そろそろ正式な軍隊として認めても良いのではないか?
自国民が紛争地域から退避するのに他国の軍隊に警護を依頼するなど、恥ずかしくて独立した普通の国とは言えない。
と、まあ、稚拙な考えで恥ずかしい限りだが、誰かさんのように憲法学者ではないのでご放念頂きたい。
今日も良い一日を、、、。