素直なきもちで・・・ありがとう!

思うまま、日々感じたこと、写真の画像加工をupしています。
ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

こんなことして、いいの?

2020-01-29 14:43:44 | 日記

昨日(1月28日)の”テレビ東京・ガイヤの夜明け” の番組

”アパレル業界のタブー” 売れ残ったブランド服 大量焼却の現場の番組を見て

心の底から、”こんなことして、いいの?”と思った。

現役の頃、よく聞いていた話だけれども、

いまだにこんなことが続いているなんて・・・

結局は需要に対して供給が多すぎるってことなのだけども、もっと、計画生産ができないものかしらね?

供給する側の事情の押しつけ

消費者のことを考えている?って、言いたい。

消費者も安いから対して必要でなくても、とりあえず買っておこうと買い、そこらへんに置いておく。

当然、買ったものを大切に扱わない。

 

現場にいたから、良く分かるけれども、素材発注するにも、工場で生産するにも、コストを下げるには

まとまった着数のほうが良い。でも、不要な数まで生産して、残ったものは破棄・焼却するなんて・・・

 

プロパーで買った人が、自分の買った商品と同じ商品が残り、破棄・焼却されているか

100円で売られていることを知ったら、どう思うかしら・・・

プロパーで買わなくなってしまうよね。

 

だから、生産者は在庫しても利益が出るよう抵コストの商品を展開する。

結果、市場には安かろう悪かろうの商品の氾濫。

そんな商品には魅力ないので、マーケットはますます冷え込む。

もちろん、暖冬、大雨、天候に左右されるから服は売れてないのも理由の一つだとは思うけれども、

私は生産者側のデーターに基づいた生産じゃないのが、昨今のアパレル不振の一つだと思う。

 

去年売れたものは過去のこと。

今年は (全く違った服でも) これを売っていこう!と、計画出来ないものだろうか?

消費者は、今何を欲しがっているのか?

もっと謙虚に耳を傾けて生産して欲しい。

 

ただ、昨日放映されたことがすべてではない。

””ファクトリーブランド っていう新しい形態の商品も市場に出てきているし、

アパレル業界の組織図が新しく良い方向に変わってきていることも否めない。

環境問題による気候変動が、こんなに騒がれている今日に、廃棄・焼却するような商品づくりは

すべきではない、絶対に・・・

 

 


出来ること、可能なこと

2020-01-28 15:51:39 | 日記

子どもだった頃の夢・・・

「洋服のデザイナーです。」そう言っていた私です。

一応、夢は叶えて、そして頑張って四十数年・・・

母の介護のために ”こだわりの介護ウエアー” ってタイトルで

オーガニックコットンのガーゼ素材で、施設でお世話になっていた母の衣服を作っていましたが、

母は亡くなり、リタイアして故郷に引っ越してきて、四年たってしまいました。何か、ときめくようなことでなくても、

今までの経験を活かして、これからの若い人達に役に立つことを

おこがましいかもしれませんが、お教え出来たらと思って地元の

被服科のある高校や大学に足を運んでも、

『外部者の立ち入りはちょっと・・・』で無理でした。

いろいろ資料を担当の先生にお見せしたのですが・・・

  「もう、やめた!やめた!」って思ったけれども、

やっぱり、何か役にたつことをしたい

アパレルメーカーで、四十数年デザイナーしていたので、

デザインはもちろん、素材のこと・パターンのこと・コストの出し方

世論と服の関係論、いろんなお話しがしたい・・・

最近ではこんなことばかり、思っています。(夢ではなく・・・)

出来るよね??きっと

 

 


『サスティナブル』を意識して・・・

2020-01-27 17:08:42 | 日記

先日の朝日新聞:回顧2019・Fashionから

手にいれて、捨てる時代はもう終わり。

サスティナブル(持続可能)なファッションへの取り組みが

かってないほど大きなうねりとなった一年だった。

私が現役でものづくりに携わっていた頃、

<タンス在庫にないものを・・・>をコンセプトに

デザイナーは、本当に必死に素材探し、デザインと頑張っていた。

でも、私は <タンス在庫になり得る商品を・・・> を意識してものづくりしていたと思う。

もちろん、回りからは変な人扱いだったけれども・・・

やっと、その時代がきたように思う!

毎年、新しく買わなくても、今までと違うコーディネイトでファッションを楽しめば良いと思う!

だから、『サスティナブル』でなくてはいけないし、

環境を考えた『エシカル(倫理的)』なものでなくてはいけない。

クローゼットを再度見直し、私らしいコーディネイトを考えてみます。これから・・・

ウールのレックウオーマーとカシミアのストールとインナーは最近・あとは数年前のものです。

ウールの靴下 (ルーズソックス)がこの冬新しく買ったもの

トップのカシミアのツゥインセットは四十年前のスコットランド製

パンツはセオリーのクロップト丈パンツ・上質ウールのサキソニー素材

 

 

こうしてコーディネイトしても、あんまり古臭くないと思う。

何か一つ新しく購入して、今まで大切にしていたものを復活させて

ファッションを楽しめば、良いのでは・・・

 


実際に住んでみると・・・

2020-01-25 10:19:25 | 日記

 本当に久しぶりに投稿!

 というよりも、何年かぶり!

 ¨こだわりの介護ウエアー¨のネームで投稿していたけれども、きっかけとなった母も亡くなり

 元気だった父も亡くなり、住み慣れた東京を離れて・・・

 あっという間に数年も過ぎてしまったなあ~

 もともと生まれた故郷なのに、

 何十年も離れていると新しい場所の様!

 「こんな所だった?」と思うことばかり・・・

 自由で何でも最先端のものに溢れている東京とは大違い。

 物も人もこじんまり。(あまりほめていないかも・・・) 

 なんだか無人島に主人と二人来たみたいな日々ですね・・・