素直なきもちで・・・ありがとう!

思うまま、日々感じたこと、写真の画像加工をupしています。
ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

“けじめ” の意味

2023-12-13 13:15:00 | 日記

秋が長いのか❓ 冬が遅いのか❔

 そんな感じの日々が続いている、山口です。

      

さて・・・

 仕事を中心に書いている

【今まで生きてきて・・・そして、これから・・・】の、 三十代半ばのお話しの続きです。

 

前回は、社長とファッション界の話で盛り上がり、話し終わる頃には

 来週から一緒に仕事をしよう  とまで、言ってもらえたのですが・・・

 仕事内容とか、お給料とか、どうゆう条件なのか

 そんな話もせず、お暇したところまででした・・・

      ※ メイクバッチリして、バーのホステス見たいな私・・・

       資生堂主催の “無料メイク教室” でメイク後、プロカメラマンに撮ってもらった写真です。

       写真を撮られることに縁がなくて、これを履歴書に使いました

       履歴書らしからぬ写真・・・今思うと、場所間違っているようで、恥ずかしいですが・・・

          

 

そして、週が明けて、会社に,初出勤した私です。

その時は、ちゃんと履歴書持参しました。(上のガンメの写真を貼った履歴書 )

 

ところが、前回の社長とは、全くの別人

 

    

ものすごく事務的な雰囲気で、一方的にお話しされて面喰った私です。

 

社長:「今日からよろしく!

   貴方には、前回話していたような、あなたらしい雰囲気の洋服を作って頂きたい・・・

   とうざは、あなた一人で、全て仕事してください

   営業兼МDを一人つけるから、彼と相談して、年俸 〇〇で・・・

   勤務時間は会社の規定通りで

 

私の心の中・・・えっ  そんな~~ この間はもっと親しくお話しして頂きましたよね❣

 

 

    ―― 今はでは、その意味は、わかります。――

“けじめ” のある社長だったのです。

でも、その時点では、「なんで ❔  あんなに、フレンドリーな人だったのに

前の会社には戻れないし、ここで頑張るしかない・・・

       ※ 知らない世界:回りを囲まれて、健気に咲いているマツムシソウ

        当時の私の心境❓❔

      

即・・・

営業兼МDと、ブランド名を考えたり、

どういう商品展開・商品イメージ・ターゲット・もろもろの話し合いをする日々が続きました。

      

      ※ 上 下 の写真は、イメージ写真で、私の作品ではありません・・・

        単品コーディネイトブランドのイメージ写真(今年の春の 【evan eva】の服です。

        服の雰囲気が似ているので、使わせてもらいました・・・)

 

      

    最終的に決めたコンセプト

◆大人の女性の、オンタイムの服

◆単品コーディネイトブランドで、次に購入しても、前回の服と合わせることの出来る

 コンポーネント服

◆出来れば、素材からオリジナルを使用している服

◆素材は、天然素材使用 

 (当時は天然素材は高級で、化学繊維 (ポリエステルやアクリルetc.)は安物と思われていた・・・)

そんなコンセプトで、デザイン・パターンは私自身で制作して

まず、数点サンプル作成し、展示会に出展してみよう・・・ 

一つの素材で、数型作成します・・・理由は後々に、書くと思いますが

 

     

 

      

         

     そして・・・

展示会に向けて、必死に作業にとりかかりました・・・

      次回に続きます・・・

  

    

      ※ 最近の私です。

       リタイアしてからは、カジュアル派

       昔買った服を (年金生活者は、服など買えませんしね ) 何とか、今っぽくと・・・

       いろいろ考えながら、コーディネイト

       ジョッキーブーツだけ、今年購入しました・・・清水の舞台から飛び降りて

       セーターも、デニムも数年前から着ています。

       

       

      

 

 

 

 

 

 

 

 


私の原点

2023-12-06 10:46:07 | 日記

十二月に入り、今年も、あとわずかですね・・・

日本だけでなく、世界のあちこちで自然災害、戦争・・・毎日ニュースを見ては

こころが痛む 一年です

   

 

      

 

これまでのこと (青春の記録・・・デザイナーへの道) を、再びお話ししますね

『興味なし』の方も、『興味少しあり❓』の方も、写真をちらっと見てくださると

嬉しいです  

 

三十代後半までの私は、デザイナーにはなったもの、いつも消化不良の日々を送っていました

  【本当に作りたい服・・・】見えているのに、見えてないような❓❔

 

そんな、ある日 

  三十代後半に、チャンスが訪れました。

    

     

友人の紹介で、ある会社の社長にお会いしました。

そこは、古い洋館を使って、事務所にしているこじんまりとした

従業員25人位の、婦人服アパレル

当時、社長は30代 (私より、少しだけ上の同世代) で、従業員も、ほぼ同世代の人たちばかりで

みんな元気いっぱいで、活気にあふれた会社でした

    

    

 

白金台にある、古い洋館の暖炉のある部屋 (ショータイム兼応接室として使われていた部屋) で、

洋服に関する話を、数時間は、話したことと思います。

 “ミラノファッション” が、一般的になる少し前の頃でしたが、

 社長も私も、“ミラノファッション” が、これから浸透してくると信じていましたから・・・

 二人共、意気投合

 時間のたつのも忘れて、話しをして記憶があります・・・

    

       

 

        

洋服以外の話題には、全く無知な私でしたが、

興味ある話だと、時間を忘れておしゃべりな私です

 

    ♪ミラノでは

ジョルジュ・アルマーニー ―― ジャン・フランコ・フェレ ―― クリッア ――

ヴィェルサーチ ――   形態は違うけれど マックスマーラ

   ♪パリでは、

サンローラン ―― シャネル ――ディオール ――オジャール ――

   ♪ニューヨクの 

カルバンクライン ―― オスカー・デラレンタ ―― ラルフローレン ――

  私は、当時あまり知られてなかった、

ソーホー地区の エイドリーが大好きで・・・・

 

デザイナーたちそれぞれの好きなところや、雰囲気をペラペラ話したことを覚えています

        ※ 当時は日本人のデザイナーでは、好きな雰囲気はなかった・・・

          耀司 ・山本 ―― 川久保玲 ―― とか、パリにはまだ進出してなかったし、

          高田賢三 ―― 三宅一生  ――はパリのデザイナーの枠に入っていたようにおもいます。

        

社長も、嫌いではない話の内容で、盛り上がり

    社長:「一緒に仕事しよう

    私:「わかりました・・・そんな雰囲気の洋服作っていいのですね

 

あきれてしまう話ですが、

詳しい話 (お給料とか、当時その会社は、二つのブランドがありましたが、どっちで働くか❔) は

全くなしで、来週からとだけ・・・

     そりゃ、そうですよね

     あきれた私は履歴書も持参しないで、その会社に行ったのですから

     その日の次の週から、

     私の原点 (それまでの仕事とは全く違うので、原点と思います。)

と、なる仕事をすることになりました・・・

 

 

     ※ 最近の私

      珍しいんです。

      デザイン・パターンを自分用に作ったコーディネイト (ワンピースとコート)

      もうそろそろ、着納めの年かな??

      姿勢が良くないと、アッパーパーのように見えるかも

 

      ミニ丈で、異素材を低い位置を切り替えた、コクーンシルエット

      ノーカラー・六部袖丈なので、インナーにピッタリとしたTシャツをレイヤードできます。

      数少ない“私による 私のための世界に一点しかない服”です。

      記念に撮りました・・・ジョッキーブーツとコーディネイトしたら、今年らしくなりました・・・