ルーベンス随一の代表作「キリスト昇架」は、十字架に掛けられルキリスト
を描いた作品で、隆々恣意肉体表現や極端な短縮法を用いる事によって
この巨大で重要な祭壇画に、それまで見られなかった劇的で感情豊かな
効果をもたらし、シント・ヴァルブルス教会の主祭壇画として描かれた作品だそうです
ルーベンスが描く裸婦像の最も典型的な代表作である「三美神」は
古代より描かれていた美と優雅な女神たちを描いたもので
豊満な肉体表現と輝く肌の質感は、ルーベンスの裸婦像の特徴であり
生涯手放す事無く、没後に当時のスペイン国王フェリペ四世が購入したされています
ルーベンスが最初の妻イザベラブラントと死別した数十年後に再婚した
二番目の妻エレーヌフルーマンの姉であるシュザンヌ・フールマンを描いた作品で
彼女の内面的な特徴を良く理解して描かれていて、女性の柔らかさ
優しさだけでなく、一人の人間の凜とした力強い眼差しが描かれています
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