↑ 去年の今頃、フワフワの綿雪が積もりました
今日の我地方は寒くて、時折、小雪が舞っています
昨日、祝袋を持って娘宅に行くと、家の前にトラックが止まっていてPに入れない
何事かと思いきや、孫①の机を届けに来た業者さんでした
頭の形が一緒(孫②と④)で《恐るべし!DNA》と思った、じいちゃん(婿殿の父)からの贈り物
良かったね~♪ 昨日13日は誕生日だったから、大きな誕生日プレゼントじゃね♡
孫①は父ちゃん(夫)の縁者の人、娘の爺ちゃん(前夫の父・87歳でお元気です)とも同じ誕生日
昨日は、みんな揃って、1つ大きくなりましたね~(笑´∀`)
父ちゃんはじぃじw、婿殿パパはじいちゃんw、孫達は使い分けてるみたいで
貧乏じぃじと金持ちじぃじ、でなくて良かったわぁwww( ̄∇ ̄;)
因みに婿殿パパは40歳代で結婚したから現在77歳です
婿殿(32歳)と妹が小学生の頃に、2人置いて、実母は連れ子だった兄2人と出て行ったんだそぅ
以降、婿殿パパは再婚もせずに会社を興して子供達を育てた、凄い人だと思います
婿殿は母親の愛情を殆ど覚えていないと言いますが(それ以来会ってなく所在不明だそう)
親になった今、感心するほどのイクメンぶりは、婿殿パパの元で育ったからだと思うんです
因みに、去年亡くなった父と婿殿パパは、共に昭和20年生まれの同い年(*゚ロ゚)
そう考えると、人によると言いますか、ただただ驚きしかないワタシです
さて、 父と継母とわたし1 からの続き
あれから半年、1年、父からの電話に一切出なかったワタシ
(留守電に残る『時間がある時に電話下さい』と言う父の声を聞くと、今でも心が痛みます)
夫と息子に、父からの着信履歴がズラリ、かけ直すと出ないらしい
たまには繋がり、やはり『仕事はないか』と言う
(もう知らん(`へ´)と距離を取りつつも、2人から度々聞く父の近況には複雑な思いでした)
息子の所にまで電話して欲しくなくて、文句の1つでも言ってやろうと久しぶりに連絡すると
嫁はパートの仕事、血の繋がらない孫と3人、何とか暮らしてると
相変わらずケロッとちゃんで、悪気無く話す父は機嫌も良く元気そうでした
2級建築士の父は弟子を育てる指導員の資格もあり、高度成長期の建設ラッシュで多忙だった
田舎にUターン後に異業種の会社員になった時期もあったけれど
やっぱり職人、人に使われるのは向いていない
ハウスメーカーが増え1から造る建築の仕事が減っていくのは時代の流れ
縁者の家の増改築を請負つつ、夏はエアコン設置、様々な事を器用にしてたと記憶しています
仕事仕事って言われてもね・・・父の歳ではそう簡単な事ではありません(._.)
かけてきた年金も国民年金が殆どで厚生年金は少ない
市営住宅に暮らし、嫁と孫とのかつかつの生活
当時74歳位だったと思います
その頃から何か心配になって、父に時々、連絡するようにしてました
亡母が、自分は兄にみてもらうけど、あの人は私と弟がみてくれたらいい
母と深い繋がりがあった人から聞いていた、母の遺言の1つでもあったのです
父に顔を見に行くと伝えても父は居所を言わない、会話に??が増えていきます
(歳相応の物忘れであろうと、認知症とは全く気付かなかった頃です)
『社長に良くしてもらってて、大工仕事をしながら衣食住を面倒みてもらってる』
何処かで住み込みでも始めたんだろうか?
何か知られたくない事情があるから居所を言わないんだろうか?
『お父さんの所に遊びに来い』と言うから場所を聞くと『〇〇交番で聞けばわかる』と言う
この頃はこんなやり取りばっかり、父と娘を繋ぐ物はスマホだけ;
定期的に連絡して父の様子を探る一方で思いついたのは
シルバーセンターや福祉の作業所、居住地の福祉の相談窓口
何か情報が得られるかも?
問い合せるが、電話だからか、どこも不審がってまともに取り合ってもらえない
携帯番号だけだし、大まかな地域だけで現住所がわからない(10年あまりの間に何回も転居してるから)
前回にも書いた
繋がりを持とうとしなかった、父の嫁の連絡先は知るよしも無い
父の実家の叔父や叔母に聞いても同様、ふらっと立寄る事があっても自宅は分からないと言う
もぅ、どうしたもんかと思いましたょ
だれも父と疎遠ではないのに・・・電話番号しか知らないんです
最後の手段で戸籍を辿ろうとすると、叔父も叔母も知らない、自分の実家に本籍を戻してた
そこから戸籍謄本や戸籍の附票を取寄せて、父の自宅住所を特定
(母と離婚後、自分の実家に本籍を戻すが、姓は旧姓に戻さず婿養子で入った母の姓のまま嫁と再婚していた)
その後、ある時
父が、その社長とやらが側にいると言うので、電話を代わってもらうと
予想だにしてなかった、社長とはグループホームの担当介護士(若い男性)の事だったのです
後日話す事ができた施設長(女性)、父の詳細を詳しく話して下さり、事情が判明
嫁が持病の悪化で入院する事になり、養育してた当時小学生だった孫は母親に戻され
急遽、父は近くの施設でショートスティ
身体は元気な父、そこでは建具の建付けをちゃちゃっと直したりもしたらしく
壊れ始めた父でも、昔取った杵柄は身体が覚えていたのでしょう
父の言う大工仕事って、まんざら嘘でもなかったのです
施設長には、私が問い合せた事を父の家族には極秘にしてもらい
利用料の支払いで何か問題が起きたら連絡下さいとお願いしておきました
ずいぶん経ってから知った事ですが
夫の手伝いで山口にいた(2018年1月~3月頃)年の暮れには、お金の計算が難しくなった
(5月に母が急逝し、その頃に1度ほど会った父が、私が見た生前最後の姿になりました)
父の嫁が覚えてる
初めて感じた《お父さんが何かおかしい》と思った瞬間だったそうです
その翌年には、車で行った先で帰り方が分からなくなり、本人も困惑する事が増えてゆく
勝手に出て行くので目が離せなくなり、夜は睡眠薬で眠らせる
どこを目指していたのか、国道のど真ん中を歩いていて通報され、警察が保護した
『〇〇交番で聞けばわかる』とワタシに言った父
何度かお世話になってたらしく、家が分からなくなっても交番は覚えてたんでしょう
私自身は、たまに電話で話す父が認知症だなんて、思ってもいなく
車関係か、短気な父がキレてトラブルか何かで世話になったのかと思っていました
2020年12月、施設長と話した数日後、突然父の嫁の息子と名乗る人が電話をして来て
【あなたのお父さんが認知症で施設に入られたのでお知らせします】
年をまたいだ翌月頃
2回目の電話をしてきた嫁の長男に言われたのが
【あなたのお父さんが入所された施設の保証人と利用料を負担して頂きたい】
どちらの時も
母親に頼まれて連絡してきてるので、こちらの問いに即答できるだけの情報がない
将来、起こるかもしれないことの為に、付合いをしておくべきだったのに
それをしてこなかった父の嫁さん
こんな事になってから連絡して来て、それもね、本人ではなく息子に連絡させてる
【母が、娘さん(ワタシ)の事が怖い!と言ってるので代わりに電話した】のだそう
父が自分の娘達と交流を持ち、嫁自身も含め、大なり小なり得たものがあったはず
怖いって何なんだろうか( ・_・;)
父の命や将来に関わる事を、何も言って来なかったのはどうかと思うんです
結局、困った事が発生して、自分ではどうにもならなくなって、息子にまで頼む
意地も意気地も無い人
もっと早く連絡して来てくれたら・・・と今でも思う
父が生きてる間にひと目会いたかったし、また何かが違ったんじゃないかって(´。`)
自分の知らない父の一面を知るために
娘として最善を尽くすにはどうしたらいいんだろうか
どうしようもない父をもつワタシには、沢山の葛藤があったのでした
つづく