ラッキーポン

猫との日々の暮らしと、思いついたことを徒然書きとめていこうかな?

さる(猿)ものは追わず、来る者は・・・

2010年11月24日 11時47分40秒 | 猫との暮らし



昨年に続いて、今年も勤労感謝の日は 紅葉見物に・・・




秋晴れのいいお天気でしたし、祝日とあって ものすごい人でしたが
ほとんど視線は上を向いていましたので
少々歩きにくい点を除けば、概ね楽しめました




残念ながら、今年はまだ紅い色が不足
それでも、緑と黄色のグラデーションも美しく
また趣の違う紅葉を愛でてきました



澄み切った青空と紅葉

風が吹くと、ワサワサとこず枝が揺れるので、ピントが合わなくて・・・
バカチョン・デジカメでは、これが限界かな?
(実は、私の腕の限界かも? だぶん、そう・・・)


昨年は夕方でしたので、夕映えの中の紅葉が綺麗でしたが
今年は昼前に出かけたので、明るい陽の当る紅葉でした



蜘蛛の巣さえも 美しく 輝いています



赤い紅葉が オブジェのよう・・・

風で舞った紅葉が、木の枝や蜘蛛の巣に掛かっています
これらも、強い日差しに照らされ、輝いて見えました。



紅・黄・緑が入り混じっってます


そうそう、豆知識をひとつ

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが・・・

「こうよう」と言うと、一般的には 
「紅葉」 ですが・・・
「黄葉」と書いて、「こうよう」と読むそうです・・・「きば」とも読めます

新聞で、一昨日読んだところです。

私は、「きば」ということばも思いつかなかったし
まして、「こうよう」と読むなんて、知りもしませんでした


そして、今回の紅葉は まさに黄葉と紅葉がいりみだれておりました


一番の収穫?は・・・↓ こ・ち・ら!



白い尻尾を見れば、何だか すぐにわかりますね


「鹿」 なんですよ!!



滝道のすぐ横にある山肌を5~60メートルほど登った所に


草の下から目がのぞいています


立派な角を持った 牡鹿が一頭
 
角の大きさから思うと まだ若いようです・・・


3年前なら、この辺りは猿がまじかで見られるので有名でした
けれど、箕面市の条例で 「えさやり罰金1万円」が発令
猿はすっかり姿を消してしまいました・・・

私も、以前から 箕面の山道を歩いている人たちから
鹿がいることは聞いて知っておりましたが・・・



まさか、観光客がそれこそ、パンプスでも行ける所に
鹿が姿を見せるとは、驚きでした!

みんなが立ち止まり、わあわあ騒ぎながら
カメラのシャッター音やら、フラッシュを浴びても(距離があるので大丈夫かな?)
延々、お構い無しにお食事中
もうすっかり、慣れている様子でした・・・

だけど、離れていたから 見物気分で楽しめたけど
もう少し近づいてきたりしたら?と思うと
ちょっと、怖い気がしました

怖いにはふたつの意味があって

ひとつは、文字どうり身の危険ですね 
万一、何かの弾みで角で突かれたら・・・危険です

もうひとつは、こんな近くまで出てくるのは、やはり猛暑などのため
山に食料が乏しいからなのでしょう・・・
ですが、人里に下り 近隣の作物を荒らすようにでもなってしまったら
きっとまた、人間は都合の良い条例を作るか
猟友会の方々の出番、なんてことにもなりかねない

それを思うと、思わず「もうそれ以上、下りてこないで」と
祈るような気持ちになってしまいました

木々の間 かすかに見え隠れする程度

そのくらいが一番

肉眼では、誰かが「鹿だ!」と言えばそうも見えるし
また、「イノシシちゃう?」と言えば、ふ~んと納得する人もいる

実際 昨日も 私の後ろで子供に「あっ、イノシシが居るわ」と言ってるお父さんや
「どこどこ? ウサギ居てるねんて~」とはしゃいでいる、お嬢さん方も・・・




一瞬 顔を上げて、雄々しい姿・・・

肉眼では、はっきり見えなかったのですが
カメラには、奇跡的に収まっていました!



人と動物との共存について
ちょっと考えさせられた、紅葉見物でした。