隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「私もきっと旅に出る」~旅にまつわる邦楽で漫遊!

2020年05月27日 01時18分52秒 | スピッツ

2020.05.24 21:00
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM


 収録はオンエアより2週間くらい前なので状況がわからないが、
 「世界中がこんな状態の中、明るい夏を想像して暮らしています。そんな中、少しでも息抜きになれば・・・」と草野くん。
 「こんなときだからいつもどおりに」、そして「放送が続けられるのは放送局やスタッフの頑張りがあってこそ、といつも以上に感じています」と。
 そして今夜も、スタジオではなく換気のできる部屋から最少人数のスタッフとともに収録中。カラスの声やネコの鳴き声がきこえるかも??


 今日のテーマは、「旅にまつわるナンバーリクエストで漫遊記・邦楽編」。
 草野「時間があったんで、みなさんからいただいた曲を全部サブスクで聴いていたら、マジで旅行した気分になりました」


 オンエア曲
 01 僕はきっと旅に出る(スピッツ)
 02 1/6の夢旅人2002(樋口了一)
 03 イージュー★ライダー(奥田民生)
 04 君と旅(Album Version)(キセル)
 05 ティンセルタウン(Crispy Camera Club)
 06 ディーゼル(六角精児バンド)
 07 ガンダーラ(ゴダイゴ)
 08 異邦人-シルクロードのテーマ-(久保田早紀)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「僕はきっと旅に出る」(2013年、38thシングル「さらさら」のカップリング/2013年、14thアルバム『小さな生き物』)。
 草野「スピッツは旅にまつわる曲多いんですけど、今日はこれかな?ということで」
 (ああ、胸にしみいる言葉とサウンドとメロディーと・・・。
 リリース当時の不安定な世の中と自分の気持ちを思い出す。この曲を聴くと、あの日々に確実に引き戻される。私には「さらさら」とともに、とても大事な曲)

 最初の曲は、「人気ドラマの主題歌、ロードムービー的な曲」、樋口了一の「1/6の夢旅人2002」(2003年、9thシングル)。
 「水曜どうでしょう」のテーマソング。
 この番組の「ミスター」こと鈴井貴之さんが2008年に始めたライブスペースのオープニングに招かれたときにこの曲をカバーしたスピッツ。
 草野「あれがもう12年前・・・と思うとびっくり。これを聴くたびにあてもない旅に出たくなる、という、私も好きな曲です」

 次は、奥田民生で「イージュー★ライダー」(1996年、6thシングル)。
 「旅と言えば、この曲」というメッセージ。
 草野「好きなところは、サビの終わりが半音下がって終わるところ。民生さんっぽいなあと思いますね」
 歌詞の中の「名曲をテープにふきこんで♪」のところ、「たぶん45歳以上しか言わないんじゃないかなっていうのもすてきなところ」。
 (奥田節・・・。こんなときに聴くと、不思議に涙がでてきそうになるのは、なんで?)

 次は、「アルバムバージョンで」、キセルの「君と旅」(2004年、8thシングル/2005年、6thアルバム『旅』。
 「アコースティックギターとストリングス、そして辻村兄弟の声がステキです」とリクエスト。「ぼくらのもんさ」と単語をくずしているところに旅の高揚感が感じられる、とも。
 草野「いい曲ですよね。旅先の高原のハンモックに揺られて聴きたいな。雲の流れだけを追っているような妄想を思い浮かべてしまう」
 草野くんは彼らにどこかで挨拶した記憶があるんだけれど、「今どこでだったけな」と思い出そうとしている、と。
 (寂しさを越えるようなキラキラ感もありつつ、落ち着いたテンポが心地いいですね。彼らの声の優しさ。)

 そして、メッセージコーナー。
 「家庭での『メッセージ音』で気になるのはある?」
 草野宅では、炊飯器はTIGERだそうで、炊き上がりのとき「~、炊き立て♪」のCMのメロディーが流れるそうで、それが気に入っている彼は、「あと3分」というようなときにそばで耳をそばだてているとか(なんという50代!笑)。
 昔使っていた洗濯機の終了音は「微妙にチューニングが甘くて、そのへんはちょっと気になったり」。ミュージシャンあるある?
 製品はこれかどうかわからないけれど、「炊き立て♪」のメロディーはこれだな(笑)。
倉科カナ タイガー 炊飯器 CM 炊きたて 「素材の化身米」篇

 次は、Crispy Camera Clubの「ティンセルタウン」(2019年、1stシングル)。
 Crispy Camera Clubは京都出身のバンド。バンド名のCrispyはスピッツのアルバム名由来だとか。
 草野「これ、ホントですかね。うれしいな」
 以前に紹介したバレーボウイズココも、キセルも、「京都出身のミュージシャンのセンスのよさを感じます」。
 草野くん、初めて聴いたそうで「とてもいいバンドだと思いました。リスナーのリクエストでステキなバンドを知ることができた」と。
 草野「バンドの略称は、クリスピー? クリカメ? あ、CCCか?」
 (女性ボーカルの声のちょっとかすれた感じがチャーミングで、のびやかに疾走する音も気持ちいいですね~。ギターソロの音も重からず軽からず、ひずんでいたりして)

 次は、六角精児バンドの「ディーゼル」(2014年、デビューアルバム『石ころ人生』)。
 リクエストしたリスナーの方は、六角さんの番組『呑み鉄本線・日本旅』(ココ)を見ながら、いいなあと思っていた。自粛生活が終わったら、ぜひ鉄道のたびに出たい・・・と。
 草野「この番組、今見たらホントにうらやましくてたまんないですよね。オレ、ライトな乗り鉄なんで、ローカル鉄道、乗りたいです」
 数年前に宗谷本線で稚内まで行ったという草野くん、「次は釧路から網走の釧網本線に乗りたいし、長野の飯田本線にも憧れてます」。
 (学生時代から通い続けた北海道・・・、今は廃線になってしまったオホーツク沿岸の湧網線も含めて、それ、全部乗ってるよ、と彼に自慢したい(笑)。廃線になって残っている線路に腰を下ろして、オホーツクの海を眺めながらラーメン作って食べたっけ。ついつい湧網線の画像を検索してしまった)
 草野「六角さん、声もいいし、歌詞もドラマのワンシーンみたいに情景がメチャメチャ浮かぶ、いい歌だなと思います」
 (大人なフォークソングで、じわっときます。子どものころからの乗り鉄な息子は、今では車も好きだけど鉄道の魅力からは離れられずに、忙しい中、ときどき思いがけないところから画像をおくってくれる。ワタクシもライトな乗り鉄です)

 そして次は、「旅ソングとしては鉄板だな」、ゴダイゴで「ガンダーラ」(1978年、7thシングル)。
 ドラマ『西遊記』を思い出す方も。
 GW中に自宅でライブ動画を漁っていた草野くん、「いちばん感動したのは、ネパールでのゴダイゴのライブ」。
 1980年、人気絶頂のときに、首都カトマンズに6万人集めて行われたコンサート。これってカトマンズの当時の人口の3分の1を占めるとか。
 草野「タケカワさんもすごく堂々としていてかっこよくて、感動しました」
 このときの動画の曲は「Beautiful Name」だったそうです。
 草野「『ガンダーラ』はとくにイントロが好き。イントロがきれいな曲ベストスリーに入る」
 (本当に切なくてきれいなイントロ。久々に聴いたけど、若いときの旅のイメージそのままで、大人になった私に蘇る)
 (私には「夜を駆ける」のイントロで泣けるなあ・・・と言ってみる)


 特集の最後に。
 「今年のお正月には、あの街に行きたいな、とか、あの温泉もいいよな、などと旅の計画を立てていたけれど」、まさかライブツアーも含めて、「春から夏の計画がすべてなくなってしまうなんて、思いもよらなかった」と。
 草野「こういう時間も意味があったんだなと、のちのち振り返れるように過ごしていけたら」

 そして最後は「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 曲は、久保田早紀の「異邦人-シルクロードのテーマ-」(1978年、デビューシングル)。
 あの年の大ヒット曲でした!
 草野「ロックじゃないかもしれないけど、『ガンダーラ』から『異邦人』への流れは、オレが家でラジオ聴いてたら絶対盛り上がるな。自分本位にチョイスしてしまいましたが、オレら世代は絶対に盛り上がっていただけるのではないか」
 そして、「シルクロードを歩くラクダのシルエットが浮かぶ、ステキな曲です」と、珍しくハイテンションなDJ。
 (久々に聴く。イメージが限りなく広がり、箱の中の私生活をしなやかにぶっ壊してくれる)


 来週の予告!
 「旅にまつわるナンバーリクエストで漫遊記・洋楽編」。
 たくさんのリクエストが寄せられたので、2週にわたって・・・だそうです。
 洋楽も楽しみ~。

 「夜はさ トマト さわるよ」
 これって本人が考えた「回文」??
 stay homeの中で時間もてあまして、思いついちゃったか?(笑)




                              



 「緊急事態宣言」解除。
 ここからが肝心。どんなふうにコロナと付き合っていけるか。
 新しい暮らし方とか、イージーに言いたくはないけれど、確実に何かが変わる予感はする。

 何を大事に考えるか、どうでもいいことってあるのか・・・。
 簡単に割り切って結論を出すとろくなことはないように思う。
 試行錯誤、迷いつつ進む。
 

 大事な契約の話もあり、先日ガラス越しに母と会う。
 2月末の面会禁止から3か月。
 思いのほか、変わらぬ母でした。笑顔に安心。
 離れていると、いやなところが見えなくて(ホント、親不孝娘ですみません)、気持ちが優しくなる。
 
 息子たちが解体前の家を訪ねて、二人で「おじいちゃんの話」をしたとか。
 彼らには、あの家には「いい思い出」しかないのだろう。それはそれでありがたい。
 私には少し重たい記憶が多すぎるけれど、最期を看取って、何が私の中に残るか、少し楽しみ。


 街が次の季節に向けて動き出す。
 
 そして、昨日マスクが届く・・・。 




 これはNGテイクだそうだけど(笑)、武井優心さんとタカハシマイさんの毎晩?の配信の歌声に癒されています。
 ありがとう!
 https://twitter.com/masami_t_cnr/status/1264364944058839040


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