隠れ家-かけらの世界-

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70年代ブロンディの独特の世界観!で漫遊記

2024年11月11日 21時02分20秒 | スピッツ

2024.11.10
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM




 いつもの導入・・・。
 「11月2週目。いかがお過ごしでしょうか。運転中の方、お仕事中の方、暇こいてる方、いろんなシチュエーションの方がいらっしゃると思いますが、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 そして今日は、【70年代のブロンディで漫遊記】
ニューヨークのパンクロックシーンからスターダムにのぼりつめたバンド。「ヒット曲も多数あります」
特にボーカルのデボラ・ハリーさんはファッションリーダーでもあり、その後のアーティストたちに大きな影響を及ぼした。
草野くんも好きでよく聴いていたが、「特に70年代の曲が好きなので、そこにしぼって漫遊していこうと思います」。


 オンエア
 01 ハートが帰らない(スピッツ)
 02 Heart of Glass(Blondie)
 03 Kung Fu Girls(Blondie)
 04 Denis(Blondie)
 05 One Way or Another(Blondie)
 06 Sunday Girl(Blondie)
 07 Dreaming(Blondie)
 08 Atomic(Blondie)
 09 夕焼けのメロディー(Scoobie Do)


 漫遊前の1曲は、スピッツで「ハートが帰らない」(2000年、9thアルバム『ハヤブサ』・コーラスは五島良子さん)。
 「無理やりですが・・・」、ブロンディの代表曲「Heart of Glass」から「ハートつながりで」、この曲だそうです。
 (ライブのセットリストには選ばれないけど、サビの広がりが心地よい楽曲)

 最初の曲は、「ブロンディの評価を決定づけた一曲」、「Heart of Glass」(1978年、3rdアルバム『Parallel Lines 恋の平行線』/9thシングル)。
 (ラジオでよ~く流れてたなあ)
Blondie - Heart Of Glass
 「掴みの一曲。70年代ブロンディの代表曲といえば、やはりこの曲」
 80年代に入り、「Call Me」などのヒット曲もたくさんあるが、この曲のAメロのコード進行を弾きつつ、「個人的にはすごい不思議な気がして、大好きでしたね」。
 (ココでもかけていますね~)


 ブロンディについて簡単に。
 中心人物デボラ・ハリーさんは、1945年、マイアミで生まれる。生後間もなく養子に出され、「そのことが彼女のパーソナリティーに大きな影響を与えたと言われている」。
 大学卒業後ニューヨークに出て、秘書、ウェイトレス、ダンサーなどさまざまな職場を経験し、1968年に、The Wind in the Willowsでレコードデビュー。
 その後、1973年、三人組のガールズグループ、スティレットーズに参加し、そのバンド仲間のギタリスト、クリス・シュタインと意気投合して結成したバンドは改名して、Blondieとなる。
 ニューヨークのパンクシーンで徐々に頭角をあらわして、1976年にデビュー。

 草野くんが彼らを知ったのは、すでにブロンディが大人気になったあと。
 1979年10月号の『ミュージック・ライフ』の表紙がデボラ・ハリーだった。「小学6年生のロック入門者には、なかなか非日常を感じさせるセクシーな写真だった。デボラさんが振り向きざま金髪がふわ~っとなってる」。
  


 次の曲は、「デビュー当時の」、「Kung Fu Girls」(1976年、デビューアルバム『Blondie 妖女ブロンディ』)。
 先ほどの「Heart of Glass」はディスコのリズムだったが、この曲は「もともとパンクロックのバンドだったということがわかりやすい曲」。
 「Heart of Glass」でのツルッとした質感の柔らかい滑らかな歌声とは違う、「デボラさんのパンキッシュな歌声を聴き比べられる」。
 (よく聴いたなあ)


 デボラ・ハリーさんについて。
 70年代後半から、アメリカのファッションリーダー。古着をオシャレにとりいれたり、原色のカラフルな衣装を着たり、「女性がベレー帽をかぶるというのもデボラさんが広めたらしいです」。
 デボラさんは意外に小柄で、「モデルさんみたいにとびきりgood-looking」というわけでもなくて、「ライブハウスからのたたき上げのロックシンガーだった、というところが人を惹きつけてファッションリーダーになったのではないか」と。
 「女性から見ても、真似したくなったんだと思います」


 次の曲は、「Denis デニスに夢中」(1978年、4thシングル/原曲は、1963年、ランディ&ザ・レインボウズ)。
 カバー曲だが、「ブロンディ最初のヒット曲」。
 オールドポップとの相性の良さという面では、「同じパンクロック出身のプリテンダーズやラモーンズにもちょっと通じるところがあるのかなとも思います」。
 「デニス デニ~ス♪」のところが草野くんには「ジニ ジニ~♪」と聴こえていて、「かわいい魔女ジニー」とごっちゃになっていたのかも、と。
 (たしかに、「ジニジニ」って聴こえる。こういう雰囲気のポップソングは本当にかわいい)


 メッセージコーナー。
 「コスパやタイパという言葉が物事の評価軸のひとつになっている現状・・・、これって乱暴な言い方?」
 草野くんはどう感じている?
 10人分働いているリスナーさんに対して、「あなたコンパがいいよね」という表現は、「この場合、悪気はなかったとしてもどうなの? あなた、頼りになるよね、頼りにしています、とか別の言い方、あったよね」。
 草野くん自身も「コスパ、タイパだけで考えるのはちょっとおもしろくない。無駄な中にも大事なものがあるっていう考え方もある。コスパ・タイパで失うものも多いかもしれないよね」と。
 言葉自体・・・というより「使い方ですよね」。


 そして、「One Way or Another どうせ恋だから」(1978年、3rdアルバム『Parallel Lines 恋の平行線』)。
 これも初期の曲。「映画で流れるロックナンバー」特集(ココ)でかけたことがある。
 『Little Darling』という映画で、主人公が運転するバスが暴走するシーンで流れたパンクロックな曲。
 「ゲチャゲチャゲチャゲチャ(get ya, get ya, get ya, get ya)♪」や「ミチャミチャミチャミチャ(meet ya, meet ya, meet ya, meet ya)♪」という歌詞が「耳に残る」と。

 そして次は、「これまた大ヒット曲」、「Sunday Girl」(1978年、3rdアルバム『Parallel Lines 恋の平行線』)。
 これも草野くんの好きな曲で、「洋楽を聴き始めたとき、ラジオでよく流れていた。このメロディーを聴くと、当時のことが鮮やかに思い出されますね」。
 曲とは関係ないが、「そのころよく行っていた近所のうどん屋さんのうどんの汁の味とか」。
 歌詞はおそらく「失恋した女の子を励ますような感じだと思うのですが」。
 タイトルのSundayは当時デボラさんが一緒に暮らしていた「ネコちゃんの名前」だそうです。「なので、ニャンコの顔を思い浮かべて聴くと、またイメージが変わるかも」。
 (チャーミングな曲!!)


 ブロンディというバンド名。

 ブロンドヘアのデボラさんが街でナンパされたときに、「Hey, Blondie !」と声をかけられたことが由来らしい。
 でも彼女はもともとは赤い髪で、ブリーチしたのか、金髪になっているんだとか。思春期に「自分はマリリン・モンローの娘にちがいない」という妄想にひたったことで金髪にした。「幼いころに養女に出されたことも関係しているのかな。でも実はマリリン・モンローさんも金髪ではないんですけどね」


 次の曲は、「Dreaming」(1979年、12thシングル/1979年、4thアルバム『Eat to the Beat 恋のハートビート』)。
 ココでかけていますね。「え、そんな意味だったの?」特集で。
 サビの「Dreaming is free」(ZO-3で)の部分を「自由気ままに夢見ている」という意味で聴いていたが、実はこれは「夢見るだけならお金はかからないよ」という意味らしい(freeは「無料の」という意味だし、ね)。
 これは「下済みの長かったデボラ・ハリーさんだからこそ歌える歌詞かな」。
Blondie - Dreaming

 漫遊最後は、「Atomic 銀河のアトミック」(1979年、12thシングル/1979年、4thアルバム『Eat to the Beat 恋のハートビート』)。
 これも「Heart of Glass」同様、バリバリのディスコナンバーだが、「オールドポップのテイストをディスコビートに落とし込んだ、ブロンディ独自の世界観」。
 「おそらく当時のディスコでよく流れていたんじゃないかなあと想像」する草野くんですが、「オレはもちろんそのころまだ小学生だったしディスコに行くこともなかったけど」。
 そして、「途中で出てくるベースソロがイカしています」。
Blondie - Atomic (Official Music Video)

 80年代に入って、「Call Me」「Rapture」などのヒット曲をリリースするが、82年に解散。
 そして97年に再結成。そこからは「現在もバリバリの現役!」。
 来年デボラさんは80歳!! そして今年、結成50周年、「本当におめでとうございます」。


 特集の終わりに。
「今日は、ボーカルのデボラ・ハリーさんの話ばっかりしちゃいましたけど、コンポーザーでギタリストのクリス・シュタインさんのヒットメーカーとしての力も大きい」と最後に強調。
 (そういえば、「空耳アワー」の特集(ココ)でも、ブロンディの曲を流していますね)


 今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、Scoobie Doの「夕焼けのメロディー」(1999年、インディーデビュー曲/2002年、メジャーデビューミニアルバム『Get Up』)。
 (イントロは、「三日月ロック その3」。ライブシーンにタイムスリップ)
 この時期、夕焼けがきれいなときもある。こんなファンキーなロックを合わせて夕焼けを味わってみるのもいいのでは?と。
 「夕陽を浴びながら運転していてカーラジオから流れてきたら最高かな」と。
 Scoobie Doは、スピッツ仕切りのイベントにも何度か・・・。「ウルフルズやOKAMOTO'Sとはまた違う、ファンキーな、カッと胸にくるようなロックンロールがカッコいいバンド」。
 この曲も「音像がすごい生々しくて、夕焼けの歌なんだけど、聴いていると高揚してくる」。
 (私に元気をくれる一曲だな)


 そして来週は、「サビがすごいナンバーで漫遊記」。
 先日、『EIGHT-JAM』でサビの名曲ランキングをやっていたそうで、「スピッツの曲も何曲か選んでいただいてうれしかった」と。
 それに影響された草野くんが「独断で選ぶロク漫的サビがすごい洋楽ナンバー」で漫遊だそうです。
 (これも楽しみです!)
 「洋楽って実は、さっぱりしたサビの曲が多いのですが、その中でもサビがすごい曲、あります!」


 「草野さん、トイレにやっとたどり着いたと思ったら、そこは物置でした」

 (夢の話かと思った・・・。トイレにたどり着いたら、「タイルに高下駄」・・・という危険な夢、たまに見るので)


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