2010.10.21 「ディア・フレンド」 (TOKYO FM 11:00 a.m.)
出演:スピッツ(草野マサムネ/崎山龍男)
DJ :赤坂泰彦
20日の分は、よかったらコチラで。
どちらも適当に編集していますので(順番とか)、悪しからず、です。雰囲気だけ、どーぞ!
●90年代と2000年以降の違いは?
マ 「90年代は、売れない時期もあり、そのあとちょっとブレイクしたりして、山あり谷ありの感じでしたけど。2000年以降は、安定、というとあまりよくないのかもしれないけど・・・、わりとコンスタントに・・・」
崎 「状況的にはね。わりとマイペースでやらしてもらって」
●「ロビンソン」までは?
「ロビンソン」に行くまでの時期はつらかった?と聞かれて、
マ 「なにしろ売れなかったですから(笑)、どうしたらいいんだろうっていうのはありましたけど、今思えばタイミングというのもあるでしょうし。だけど当時は、俺の声が悪いのかなあと思ったこともありましたし。曲が悪いとかバンドが悪いとか、そういうことは思わないで。そこは妙な自信があって」
そんな草野をメンバーはどう見てた?
崎 「やっぱりいちばん苦しんでいるのはマサムネだなとは思っていましたね」
(ここでちょっと録音がとぎれてる・・・)
マ 「ミスチルとかシャランQとかが出てきてから、自分らもやりやすくなりました。バンドというものが新たにクローズアップされるようになったから」
●バンドが続いたくわけは?
来年デビュー20周年で、何かやる?
マ 「どーなんでしょ。もう10周年も20周年もあんまり変わらないような気がして」
赤坂さんは、そこがスピッツらしいマイペース、と言いつつ、マイペースの難しさも話していた。
マ+崎 「周りのおかげ」
結成23年、ずっとバンドが離れずにいられるのはなぜなの?
マ 「なんでしょうねえ。うーん、四人とも、ある意味優しいんで」
崎 「(笑)」
マ 「逆にそれが悪い方向に行くと優柔不断なバンドになっちゃうわけで。でもそれでも続けられたには、やっぱりみんな優しい感じで。あまり口論したりしないですね」
赤坂 「もめたことあります? この20年でスピッツの危機とか」
マ 「音楽的なことであんまりもめたことはないですね」
赤坂 「女のとりあいはないでしょ?」
崎 「ないですね~。お金の問題もないし」
赤坂 「その2つがなければ安心ですよ(笑)」
マ 「食い物の問題とかあるかもしんない(笑)」
崎 「あったあった。てっちりとふぐちりは違うとかおんなじとか」
マ 「言い争いになったことあった」(ツアー先での草野×田村のバトルですね)
赤坂さんは昔バンド時代に、UFOの存在について、練習を中断して語り合ったことがあったらしい。
またジョン・レノンが亡くなったときは、スタジオでみんなでがむしゃらにビートルズの曲ばかり演奏していたそうだ。
このときバックに「若葉」が流れてて、なんだかちょっとキュンとしました。
マ 「わかりますねえ。でも俺らはどっちかっていうとヘビメタのリフトか弾き始めたら、みんながノッてくる、とか。AC/DCとかね」
赤坂 「(笑) そこ行きますかー。最初の頃のとんがりスピッツの頃に・・・」
(ここで「えにし」が流れる)
あ、やばい。今、聴いてしまった。かっこいい・・・!!
最近気持ちが重かったけど、なんだか走り出しそうになった。ギターソロもいいよ!
●崎ちゃんが感謝したいのはツアースタッフ
崎 「僕ら、ツアーをしっかりやるんですけど、それをいつも支えてくれてる。一緒に回って、いつも楽しくやってます。各セッション(音響とか、ローディーとか・・・)のチーフの方たちは、もう最初の頃からの人で」
スピッツをよく知っている人たちばかり。
崎 「照明もね、よく僕ら、よく照明、褒められるんですよ」
マ 「昔ね、ライブがダメダメでも照明はよかったね、って言われて」
赤坂さん、爆笑!
崎 「ツアー先で全員でごはん食べたりしますね。たとえば九州回ったら、そこで1回とか」
トラブルとかの対処もすごいでしょ?と聞かれて、
崎 「昔、ライブ始まって3曲目くらいで皮が破れたときに、三人くらいでF1のタイヤ交換みたいに5分くらいでやってくれて」
赤坂さんが言うには、それはテントを畳んでまた張るみたいなもんだって。ここらあたりの会話は、さすが元ドラマーの赤坂氏です。
草野は、スタンディングの会場で気分が悪そうだな、と思うことがあるそうだけど、そう感じ始めると、スタッフがすぐにそのお客さんのところに行ってくれるらしい。
マ 「ツアースタッフ全部で『スピッツ』という感じです」
赤坂さんは「いいチームだなあ」って。「一緒にマージャンやったりするでしょ?」に崎ちゃんが「やりますね」って。
崎ちゃんからのリクエストは、ヴァンヘイレンの「Ain't Talkin' 'Bout Love」。←懐かしい!
メンバーが会場入りすると、ローディーさんがこの曲のリフをよく弾いているそうだ。崎ちゃんがこの曲のイントロを口ずさんだよ(笑)。
マ 「これが聞こえてくると、ああ、やってるやってるって」
●音楽の神様が「音楽賞」をくれるとしたら?
崎 「そうだ、『もっとコーラスをがんばりま賞』(笑)。」
赤坂 「そうですよね、けっこうコーラスやってるんですよね。きびしいところを」
マ 「そうですね。メンバーの中で声質が俺に近いんで、ハモリやすいですよね」
赤坂 「草野さんは?」
マ 「俺? なんだろうな。普通に『長くがんばったで賞』かな」
赤坂 「30年40年と、いい音、期待しています!」
マ 「長くやってるけど、丸くならずにとがったところも残して、これからもやっていきます」
赤坂さんは、『とげまる』はバンドが1曲1曲に向き合ったアルバム、いろんなアレンジが聴ける、と言っていました。
今日も崎ちゃん、がんばってくれました。
音楽好きなDJと楽しく会話しているスピッツでした!
この人たちのアルバムをずっと聴けている奇跡みたいな幸せを思います。
出演:スピッツ(草野マサムネ/崎山龍男)
DJ :赤坂泰彦
20日の分は、よかったらコチラで。
どちらも適当に編集していますので(順番とか)、悪しからず、です。雰囲気だけ、どーぞ!
●90年代と2000年以降の違いは?
マ 「90年代は、売れない時期もあり、そのあとちょっとブレイクしたりして、山あり谷ありの感じでしたけど。2000年以降は、安定、というとあまりよくないのかもしれないけど・・・、わりとコンスタントに・・・」
崎 「状況的にはね。わりとマイペースでやらしてもらって」
●「ロビンソン」までは?
「ロビンソン」に行くまでの時期はつらかった?と聞かれて、
マ 「なにしろ売れなかったですから(笑)、どうしたらいいんだろうっていうのはありましたけど、今思えばタイミングというのもあるでしょうし。だけど当時は、俺の声が悪いのかなあと思ったこともありましたし。曲が悪いとかバンドが悪いとか、そういうことは思わないで。そこは妙な自信があって」
そんな草野をメンバーはどう見てた?
崎 「やっぱりいちばん苦しんでいるのはマサムネだなとは思っていましたね」
(ここでちょっと録音がとぎれてる・・・)
マ 「ミスチルとかシャランQとかが出てきてから、自分らもやりやすくなりました。バンドというものが新たにクローズアップされるようになったから」
●バンドが続いたくわけは?
来年デビュー20周年で、何かやる?
マ 「どーなんでしょ。もう10周年も20周年もあんまり変わらないような気がして」
赤坂さんは、そこがスピッツらしいマイペース、と言いつつ、マイペースの難しさも話していた。
マ+崎 「周りのおかげ」
結成23年、ずっとバンドが離れずにいられるのはなぜなの?
マ 「なんでしょうねえ。うーん、四人とも、ある意味優しいんで」
崎 「(笑)」
マ 「逆にそれが悪い方向に行くと優柔不断なバンドになっちゃうわけで。でもそれでも続けられたには、やっぱりみんな優しい感じで。あまり口論したりしないですね」
赤坂 「もめたことあります? この20年でスピッツの危機とか」
マ 「音楽的なことであんまりもめたことはないですね」
赤坂 「女のとりあいはないでしょ?」
崎 「ないですね~。お金の問題もないし」
赤坂 「その2つがなければ安心ですよ(笑)」
マ 「食い物の問題とかあるかもしんない(笑)」
崎 「あったあった。てっちりとふぐちりは違うとかおんなじとか」
マ 「言い争いになったことあった」(ツアー先での草野×田村のバトルですね)
赤坂さんは昔バンド時代に、UFOの存在について、練習を中断して語り合ったことがあったらしい。
またジョン・レノンが亡くなったときは、スタジオでみんなでがむしゃらにビートルズの曲ばかり演奏していたそうだ。
このときバックに「若葉」が流れてて、なんだかちょっとキュンとしました。
マ 「わかりますねえ。でも俺らはどっちかっていうとヘビメタのリフトか弾き始めたら、みんながノッてくる、とか。AC/DCとかね」
赤坂 「(笑) そこ行きますかー。最初の頃のとんがりスピッツの頃に・・・」
(ここで「えにし」が流れる)
あ、やばい。今、聴いてしまった。かっこいい・・・!!
最近気持ちが重かったけど、なんだか走り出しそうになった。ギターソロもいいよ!
●崎ちゃんが感謝したいのはツアースタッフ
崎 「僕ら、ツアーをしっかりやるんですけど、それをいつも支えてくれてる。一緒に回って、いつも楽しくやってます。各セッション(音響とか、ローディーとか・・・)のチーフの方たちは、もう最初の頃からの人で」
スピッツをよく知っている人たちばかり。
崎 「照明もね、よく僕ら、よく照明、褒められるんですよ」
マ 「昔ね、ライブがダメダメでも照明はよかったね、って言われて」
赤坂さん、爆笑!
崎 「ツアー先で全員でごはん食べたりしますね。たとえば九州回ったら、そこで1回とか」
トラブルとかの対処もすごいでしょ?と聞かれて、
崎 「昔、ライブ始まって3曲目くらいで皮が破れたときに、三人くらいでF1のタイヤ交換みたいに5分くらいでやってくれて」
赤坂さんが言うには、それはテントを畳んでまた張るみたいなもんだって。ここらあたりの会話は、さすが元ドラマーの赤坂氏です。
草野は、スタンディングの会場で気分が悪そうだな、と思うことがあるそうだけど、そう感じ始めると、スタッフがすぐにそのお客さんのところに行ってくれるらしい。
マ 「ツアースタッフ全部で『スピッツ』という感じです」
赤坂さんは「いいチームだなあ」って。「一緒にマージャンやったりするでしょ?」に崎ちゃんが「やりますね」って。
崎ちゃんからのリクエストは、ヴァンヘイレンの「Ain't Talkin' 'Bout Love」。←懐かしい!
メンバーが会場入りすると、ローディーさんがこの曲のリフをよく弾いているそうだ。崎ちゃんがこの曲のイントロを口ずさんだよ(笑)。
マ 「これが聞こえてくると、ああ、やってるやってるって」
●音楽の神様が「音楽賞」をくれるとしたら?
崎 「そうだ、『もっとコーラスをがんばりま賞』(笑)。」
赤坂 「そうですよね、けっこうコーラスやってるんですよね。きびしいところを」
マ 「そうですね。メンバーの中で声質が俺に近いんで、ハモリやすいですよね」
赤坂 「草野さんは?」
マ 「俺? なんだろうな。普通に『長くがんばったで賞』かな」
赤坂 「30年40年と、いい音、期待しています!」
マ 「長くやってるけど、丸くならずにとがったところも残して、これからもやっていきます」
赤坂さんは、『とげまる』はバンドが1曲1曲に向き合ったアルバム、いろんなアレンジが聴ける、と言っていました。
今日も崎ちゃん、がんばってくれました。
音楽好きなDJと楽しく会話しているスピッツでした!
この人たちのアルバムをずっと聴けている奇跡みたいな幸せを思います。