隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「ロックの真髄!」~気持ちいいリフで漫遊記

2022年07月05日 19時23分57秒 | スピッツ

2022.07.03
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 7月も第2週!
 白シャツや白Gパンをついつい汚しちゃう・・・という先週の話題。
 それでも夏になると、「明るい色の服を着たくなる」。
 で、先日繁華街を白のGパンで歩いていたら、「白のパンツをはいた男の人を全然見なかった」。
 女性は結構見かけたけど、「男性は100人に一人いるかいないか?」。
 ファストファッションのお店をはじめ、いろんな店で「メンズの白いパンツは結構売っている」そうで、「買った人はどこに行っちゃってるの?」
 草野「どこかの街に白パンの男たちとかまとまっていたりするのかな? それとも買うには買ったけど、やっぱり黒っぽいのはいちゃう人が多いのか? それとも新宿中の男たちがオレ様にかぶらないように白パンはかないようにしてくれてたとか? これは本気にしないでいただきたいんですけど」(笑)。
 (ちなみに、年いってますけど、相方には1本白パンを与えています。夏に白!悪くない。個人的にはスポーツやってるたくましい男の太ももに白パン、は勘弁願いたいんだけど、細めの太ももにはいいかも、と思ってます。ハハハ)


 そして、今日は、【イカしたギターリフで漫遊記】。
 同テーマの第一回は、コチラ
 ロク漫的には、「イントロから始まって歌になってもえんえんとバックで鳴っているギターリフがかっこいい曲」ということ。
 草野「それこそが、ロックの真髄だと思っています」


 オンエア曲
 01 スーパーノヴァ(スピッツ)
 02 Have Love Will Travel(The Sonics)
 03 Shake Appeal(Iggy Pop Mix)(Iggy & The Stooges)
 04 She's So High(Blur)
 05 The Drug(Worrier Soul)
 06 School Love(Anvil)
 07 Tell Your Story Walkin'(Stevie Salas Colorcode)
 08 パタパタママ(のこいのこ)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「スーパーノヴァ」(1998年、8thアルバム『フェイクファー』)。
 「スピッツでこういうリフの曲、数曲あります」のあとで、ZO-3で「あのリフ」を。
 「結構気に入ってるリフなんで」
 (カッコいいです!! ずっと鳴っていて、耳にも体にも心地よい。間奏のギターソロも、バックのベースも最高です)

 最初の曲は、「アメリカのガレージロックのレジェンドバンド」、The Sonicsの「Have Love Will Travel」(1965年、デビューアルバム『Here Are The Sonics』)。
 (体に気持ちよいものが流れるリフ。Simple is best. 的な?)
 「THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやTHE BAWDIESとかの雰囲気に近いかな?」
 ZO-3でリフを再現して、「カッコいいよね、コレ。モンキーダンスしたくなるような感じ。60年代でこのサウンド? かなり先取りしていたのではないかと思います」と。
 ちなみに、この曲はカバー曲で、原曲のRechard Berryの曲はdoo-wopの曲で、ギターリフの部分は歌っている。
 Richard Berry - Have Love Will Travel 1960 (STEREO)

 次の曲は、Iggy & The Stoogesで「Shake Appeal(Iggy Pop Mix)」(1973年、1stアルバム『Low Power』/1997年のremix versionで)。
 「The Stoogesはカッコいいギターリフの曲が多い」と言いつつ、ZO-3で弾いて、「これですね、ちょっと世の中舐めきったようなギターリフ」。
 「歌詞をのせたくなります」と言って、「お腹がすいた お腹がすいた ララララ♪」って・・・(笑)。
 (Iggy Popは対極にいるボーカリストとして、憧れからなのか、しばしばインタビューで名前を出していたなあ。最近はどうなんだろう。「世の中を舐めきった・・・」という表現がいいなあ。)


 メッセージコーナー。

 「ずっと変わらないでほしいのに、変わってしまって残念」って、ありますか?
 リスナーさんは、大好きだった冷やし中華が酢醤油からゴマ味に変わってしまったこと、だそうで、草野くんも「夏だと酢強めのさっぱり味のほうがいいよね」と。
 草野くんはカップヌードルの「謎肉」より「コロコロチャーシュー」(「コロチャー」というらしい)のほうが好きだったけど、世の中的にはコロチャー派より謎肉派のほうが圧倒的に多いそうで、リニューアルで元にもどってしまったときがっかりしたらしい。それ以来、「カップヌードルのレギュラー味」は買ってないとか。
 「もともとチリトマト派なんで、それがあればいいんですけどね」なんだと。
 (どちらでもいい派・・・。)

 最近の就活事情・・・。
 就活生の間でシルバニアファミリーが人気だそうで、かばんにそっとしのばせて、面接でつらかったときも「ま、シルバニアファミリー、いるしな」とほっこりして、心の余裕が生まれる・・・。
 (うーん、なにか切ないね)
 リスナーさんも就活中で、ウサギさんを1匹、お迎えしたそうです。
 (私もゴンベエに癒されているしなあ。ちょっとわかるな)
 草野くんもシルバニアファミリー、好きだそうで、「見てると和む」。
 「持ってはいないけど、子どものころにあったら、親に相当ねだってたと思う」
 今でも、かわいいぬいぐるみやマスコットを仕事中の机に置いているそうで、どんななのかなあ。
 (そういえば、うちの相方の仕事部屋にも、ぬいぐるみじゃないけどお気に入りのマスコットがちょこちょこ増えていたりするなあ。)
 最近では、「カプセルトイのネコのペン立て」(ペンおき、ですね)を置いているそうです。
 (あれは笑えちゃうくらいかわいい)


 次は、Blurの「She's So High」(1990年、デビューシングル/1990年、1stアルバム『Leisure』/今回は、2000年、ベストアルバムから)。
 Blurは4thの『The Great Escape』、5thの『Blur』が重要視されがちだが、「1stアルバムもクールな感じで好きです」と。
 このアルバムで「最初の曲(「She's So High」)がいきなりイカしたギターリフの曲」で、ライブ映像ではグレアム・コクソンが「レスポール・カスタムを弾いていてカッコいい」。
 ZO-3でちょっと気だるく演奏して、「これね、楽屋で暇なときにずっと弾いてた」と。
 Blur - She's So High Live at Wembley Arena, 11 Sept 1999


 次の曲は、Worrier Soulの「The Drug」(1994年、5thアルバム『The Space Age Playboys』)。
 Worrier Soulはメタリカのメンバーが以前にお気に入りと紹介していたり、メタリカのフロントアクトをしていたり・・・そんなバンド。
 あとでわかったことだが、同じマネジメントを受けていたとか。
 草野くんはそれをきっかけにこのバンドに注目したそうで、「メタリカとは違う雰囲気の、オルタナ寄りのバンドかな」。
 この曲のリフを演奏して、「ちょっとハードロックなリフで、カッコいいです」。
 (ハードな勢いのリフ!)


 メッセージコーナー。

 以前の発言、「小さな箱でライブがしたい」に呼応して、「私も小さなライブハウスでスピッツを聴きたいです」とリスナーさん。
 「そのためには、いったんスピッツファンの人数を減らさないといけない」(おおっ! わかるけど・・・)
 「『ミュージックステーション』で思いきりタモリさんにため口きいたり、音楽活動をそっちのけで参議院選に立候補したり・・・」はいかが?
 「私はスピッツがどんなことをしても、はは~ん、これは小さな箱でライブをするためのファン減らしだな、と思って待っていますので、存分にやってください」(笑)。
 (すばらしい!!)
 それに対して、苦笑いしつつ、「タモリさんにため口きくのも参議院選に出るのも、かなりハードル高いですよね。逆に違うタイプのファンがついて、ちっちゃなライブハウスでできなくなる可能性も・・・」。
 そして、「その前に、こういうことやると、オレ、メンタルもたないかも」.
 それにそういうことやったら、「スピッツメンバーもオレから離れていきそうで、それはイヤなので、タモリさんには敬語を使うし、参議院選にも立候補しません。今後もそういう方向で」。
 (メンバーに言及するところで、ちょっとキュンとしてしまったではないか)

 ダイナソーJr.のドキュメンタリー映画で、ボーカル・ギターのジェイさんが「ストラトが欲しかったけど、お金がなかったのでジャズマスターを買った」と言っていた。
 コレですね~。
 「ダイナソーJr. の轟音が気持ちよかったのですが、ジャズマスターのいいところって?」
 草野くんは20代のころはまわりで使っている人もいなくて、存在は知っているけど、という程度だった。「エルヴィス・コステロさんが使っているイメージくらいかな」
 最近では、テツヤくんもよく使っている。
 発売された60年代には、「フェンダーの高級機種」という立ち位置。で、サウンド面では、ピックアップ部分のコイルが太いので「音がパワフル」。
 そういう面から。グランジやハードロックのようなパワー感を必要とされる音楽で重宝がられたのかもしれない。特にグランジで使われて、「世の中的にはすごく人気が出た」。
 80年代にはちょっと人気が衰えて安くなっていたから、インディーズバンドなどでも「ヒョイと買えたのかも」。
 今はヴィンテージでプレミアがついてかなり高くなっているとか。
 アルバム『ハチミツ』の「歩き出せクローバー」のイントロは、当時田村くんのジャズマスターを借りて演奏したそうです。
 (聴いてみようっと。)


 次は、Anvilの「School Love」(1981年、デビューアルバム『Hard ‘N’ Heavy』)。
 Anvilは、草野くんが中学生のころ、ロック好きの仲間内では人気だったカナダのバンド。
 高校1年のとき来日して、福岡のロックフェスでライブを見たそうだ。
 (福岡スポーツセンターは、今はもうない施設)
 AnvilはSFっぽい衣装でインパクトあって、「メタルロックンロールという感じかな」。
 その後、話題にのぼることもなくなって草野くんも忘れていたところ、『Anvil! 夢を諦めきれない男たち』という映画になっていた!
 売れなくなってもメンバーが給食センターなどで働きながら地道に売れることを夢見て頑張っている、というドキュメンタリー。
 (ネットで評価を検索したら、マイケル・ムーア監督が絶賛していたり・・・)
 草野「ハッピーエンドでいい映画だったし、その後も精力的に活動を続けている」
 ZO-3でリフを弾いて、「こういう、いかにもメタルっぽいカッコいいリフです」と。

 最後は、「日本では人気のギタリスト」、Stevie Salas Colorcodeで「Tell Your Story Walkin'」(1994年、3rdアルバム『Back From The Living』)。
 (日本のミュージシャンとのコラボも多い)
 この楽曲は94年ごろラジオでよく流れていて、「これ、かっこいいよね」とスピッツメンバー内でプチブームだった。
 ZO-3で弾いて、「うーん、オレが弾くとあんまりカッコよくないかもしれないから、ぜひStevie Salasさんのギターで」と。


 特集の最後に。
 メタル系の曲ばかりになるかな、と思っていたら、「メタル系の曲ではリフは歌が入る前に終わっちゃうのが多かった」。
 結局、メタルはAnvilだけで、「意外とバラエティー感が出たかな」。
 草野「イカしたギターリフの曲は掘れば掘るほど出てくるので、また特集するかもしれません」
 (気持ちいい曲ばかりなので、ぜひぜひ!)


 そして、今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、のこいのこさんの「パタパタママ」(1976年、『ひらけ!ポンキッキ』の挿入歌としてシングルカット)。
 (イントロは、やっぱり『フェイクファー』から「センチメンタル」)
 のこいのこさんは、「オレら世代には馴染みなシンガー」。アニメやCM、『ひらけ!ポンキッキ』の歌など、数多く幅広く・・・。「サッポロ一番 カップスタ~♪」とかも。
【ひらけ!ポンキッキ】のこいのこ「ブカブカパジャマ」
 草野くん世代で馴染みのシンガーとしては藤本房子さん、MANNAさんなどいらっしゃるが、「そのなかで、のこいのこさんがいちばん有名かな。空がスカッと晴れるような、元気が出る声」。
 (この歌は私も懐かしい。そういえば、昔スピッツがミュージシャンの名前でしりとりゲームしたとき、田村くんが「のこいのこ」って言ってたような記憶あるなあ。違ってたかなあ)
 ちなみに、B面は子門真人さんの「ホネホネロック」!
ホネホネロックfull
 (ロックじゃないですか、マジで。カッコいい)

 来週は、【90年代オルタナ系女性ロッカーで漫遊記】。
 90年代はそれまでの男性的な価値観にとらわれない、精神的に自立した女性ロックミュージシャンが活躍したシーンでもあった。
 そのへんのナンバーを・・・!

 「草野さん、行方不明だったうちのネコは帰ってきました! よかったね~」



                              



 山際大志郎経済再生担当相の遊説先での演説で。
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400745&g=pol
 「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞きませんよ。だから皆さんの生活を本当に良くしようと思うなら、やはり自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」
 やっぱり「ついつい出てしまった本音」か、「調子に乗って言ってしまった本音」というところだろう。そう思われてもしかたない。
 内輪ではこんな発言、珍しくないんだろう。そう思われてもしかたない。

 「聞く耳をもつ」は心地よい表現だけれど、それも「聞くだけ」ではね、とも思う。
 人当たりのいい雰囲気、とりあえずは相手の発言を受け止めて(受け止めるふりをして)、そのあとは中身のないモヤモヤした言葉の組み合わせでお茶を濁す。こちらの胸には何も残らない。
 これはもっと問題・・・。



 不安定な空模様・・・。
 暑さはちょっと小休止だけれど、雨の被害も出ているようだ。
 なんとなく落ち着かないこの頃です。


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