2013.7.10(水)
◆「僕が死のうと思ったのは」
中島美嘉の新曲はAmazarashiの秋田ひろむさんの楽曲だそうだ。
「うたまっぷ」にて歌詞が公開されている。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-130709-001
私の中では、読める歌詞というのがあって、ミスチル、BUMP OF CHICKEN、andymori などはまさにそう。
そして、Amazarashiはその最右翼にいるかもしれない。
もちろん好きなんだけど、でも好き嫌いは二の次で、文字を目で見て、言葉のつながりや深さや、「へ~、こんなところに使うんだ」「こんな組み合わせで使うなんておもしろい」と感じられることの快感。メロディーや声なしでも、十分におもしろいと思える。ストーリーとしても味わえる。
まさに、詩集を読む感覚。
歌詞といえば、私にとってはやはりなんといってもスピッツの草野正宗。
もちろん歌詞カードは結構ちゃんと見るのだが、文字に読んでも、正直、「すごいなあ」とか「深いなあ」などという感慨はあまりもてない。珠玉の言葉の羅列と確信している「夜を駆ける」でさえ、上にあげたバンドたちから伝わる「ワクワク」はないのだ。
だけど、曲として耳に入ってくると、その言葉たちが急に色をもち、匂いを発し、そして風景さえも蘇らせる・・・。
スピッツ草野の言葉選びは、あくまで歌詞なのですね、詩ではなく。
アジカンの後藤さんが「洋楽の歌詞の対訳みたい」と言っていたけど、そういうことなのかな。
そのandymori が解散を発表し、ボーカルの彼のことも先日知った。
http://andymori.com/
ツイッターで彼のつぶやきをたまに見ていたけれど、とても穏やかで丁寧な発言が並んでいたように思う。
今風の・・・と言うと語弊があるけれど、「いかにも!」という感じのネット感覚の表現じゃなく、散文的というか、短い手紙のような(うまく言えない)。
知らない人間のことをとやかく言えないけれど、でも、ずっと先になってもいいから、彼の紡ぐ言葉を、また聴いてみたいと思っている。
◆「半沢直樹」
http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
第一回のスピード感、爽快感。気持ちよかったなあ。
スーパーマンのようでそうではなく、普通の部分もちゃんと描かれている。
主人公だけじゃなく、同期の二人(滝藤賢一と及川光博)も魅力的だ。
(映画「ゴールデンスランバー」以来、相方は滝藤賢一のことを「堺雅人もどき」と親しみをこめて呼んでいる。いい役者だよなあ)
男のドラマということで、女性はあくまで添え物なんだろうけど(それをとやかくは言いません。男のドラマ、好きなんで)、主人公や同期の近藤の妻もさりげなく深く描いている。
これからがとても期待できる、エンターテインメントな要素も十分な人間ドラマだ。
伏線もたくさんありそうで、宇梶さん演じる東田の愛人が小銭を必死で拾うさまも、あとで意味をもってきそう(全然、関係なかったりして)。
◆The Future Times
http://instagram.com/p/blK7G-sxYw/#
毎号、本当に時間をかけて読んでいますが、次号で草野マサムネ氏登場だそうです。
ゴッチがインタビューしたのかな? それは不明ですが。
◆ポスター発見!
先ほど、仕事の知り合いと渋谷駅を歩いていたとき、「横浜 Sunset 2013」のほそなが~いポスターを発見。
スピッツのOfficial Web Site のプロフィールにある写真(これが現在のアーティスト写真かな?)の脇にイベント名が書かれたでかいポスター。
さすがに「これを撮りたい!」と言い出せずに、さりげなく素通りしてしまった。
ああ、残念・・・。
さあ、仕事に戻るか・・・。