22日の「ロックロックこんにちは in 仙台 10th anniversary」行ってきました(興味のある方は、コチラとコチラをどうぞ。無駄に長いけど)。
ハプニングもあり、ビックリもあり、本当に楽しいフェスでした。
そのあとちょっと夏休みをとって宮城県~山形県を突っ走って、温泉でのんびりしたり、最上川の風に吹かれて昼寝したり…。
その前に、ちょっと感動したこと!
■境田分水嶺
ロックロックのあと、車で山寺~最上川~鳴子温泉などを回った際、偶然立ち寄った「封人の家」(JR陸羽東線堺田駅近く)。
「封人」というのは国境の警備にあたった役人のこと。境田のこの封人の家は江戸時代の庄屋であり、警備の仕事も兼務していたらしい。
芭蕉が逗留して、
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」
という句を残したことで有名。
堺田村は新庄藩の保護・奨励のもとに馬産地として栄えていて、藩に献上する馬を育てていたらしい。
立派な馬小屋が家の入口の土間の脇にあって、旅人の宿泊する部屋とさほど離れていない。だから、上記のような句が生まれたのだろう。
その封人の家から、畑の間の整備された明るい道を3分ほど歩くと、私が今回いちばん感動した「境田分水嶺」がある。
私が抱いていた分水嶺のイメージは、山の稜線でふたつに分かれる水の流れ、なんだけど、ここの境田分水嶺は上の写真でもおわかりのように、ふつうの平坦なところで、流れが左右に分かれている(もちろん、完璧な平坦ではないんだろうけど)。
写真の上方からのゆっくりした流れが写真の中央の部分で左右に分かれている。それで、左のほうは最上川となって「日本海」へ、右のほうは旧北上川となって「太平洋」に注がれる、ということ。
このなんの変哲もない「←日本海・太平洋→」の看板に妙に感動してしまったのです。すごいじゃないか!!
今になってコチラを見ると、平坦な場所にある分水嶺もけっこうあるみたいで、ちょっと拍子抜けなんだけど(よけいな知識は、人から喜びを奪うね…)。
でも、のどかな風景の中で、あの「←日本海・太平洋→」を見たときの気持ちのいい感動は忘れないでおこう。
陸羽東線は1時間半に1本くらいの運行だから、列車の旅の途中にちょっと…というのは難しいだろうけど、車で国道47号線を走っていて「封人の家」(山形県最上町の東、宮城県との県境に近い。鳴子温泉も近い)を見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
ハプニングもあり、ビックリもあり、本当に楽しいフェスでした。
そのあとちょっと夏休みをとって宮城県~山形県を突っ走って、温泉でのんびりしたり、最上川の風に吹かれて昼寝したり…。
その前に、ちょっと感動したこと!
■境田分水嶺
ロックロックのあと、車で山寺~最上川~鳴子温泉などを回った際、偶然立ち寄った「封人の家」(JR陸羽東線堺田駅近く)。
「封人」というのは国境の警備にあたった役人のこと。境田のこの封人の家は江戸時代の庄屋であり、警備の仕事も兼務していたらしい。
芭蕉が逗留して、
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」
という句を残したことで有名。
堺田村は新庄藩の保護・奨励のもとに馬産地として栄えていて、藩に献上する馬を育てていたらしい。
立派な馬小屋が家の入口の土間の脇にあって、旅人の宿泊する部屋とさほど離れていない。だから、上記のような句が生まれたのだろう。
その封人の家から、畑の間の整備された明るい道を3分ほど歩くと、私が今回いちばん感動した「境田分水嶺」がある。
私が抱いていた分水嶺のイメージは、山の稜線でふたつに分かれる水の流れ、なんだけど、ここの境田分水嶺は上の写真でもおわかりのように、ふつうの平坦なところで、流れが左右に分かれている(もちろん、完璧な平坦ではないんだろうけど)。
写真の上方からのゆっくりした流れが写真の中央の部分で左右に分かれている。それで、左のほうは最上川となって「日本海」へ、右のほうは旧北上川となって「太平洋」に注がれる、ということ。
このなんの変哲もない「←日本海・太平洋→」の看板に妙に感動してしまったのです。すごいじゃないか!!
今になってコチラを見ると、平坦な場所にある分水嶺もけっこうあるみたいで、ちょっと拍子抜けなんだけど(よけいな知識は、人から喜びを奪うね…)。
でも、のどかな風景の中で、あの「←日本海・太平洋→」を見たときの気持ちのいい感動は忘れないでおこう。
陸羽東線は1時間半に1本くらいの運行だから、列車の旅の途中にちょっと…というのは難しいだろうけど、車で国道47号線を走っていて「封人の家」(山形県最上町の東、宮城県との県境に近い。鳴子温泉も近い)を見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
コメントありがとうございます。
7年前なんですね、私もとても懐かしいです。
とくに期待して訪れたわけでもないのですが、目の前の小さな標識に「日本海」「太平洋」って、考えるとスゴイですよね。
今もあのままなのかな。
おかげさまで、私もいろいろ思い出すことができて、ちょっとほっこりしました。
ありがとうございました。
また機会があったら(ほかにもいらっしゃりたいところが沢山おありでしょうけど)、ぜひぜひ・・・。
ありがとうございました!