JAMBOREE TOUR 2007-2008 さざなみOTR
2008年12月2日 (火) 郡山市民文化センター
必死で仕事を終えて(というか、必死で段取りを整えたりごまかしたりして?)、たどりついた郡山。
JR 郡山駅前はすでに暗く、クリスマイルミネーションがひそやかに迎えてくれました。けばけばしくなくて好感もてるぞ、郡山!
毎度ボケボケですみません(愛用のデジカメ、そろそろかなあ)。
「郡山市民文化センター」は駅から15分、ゆっくり歩いて20分弱。6時前だというのに、幹線道路に人はまばら。こっちの方向でいいの?と少し不安になる頃に「文化センター通り」に出る。立派な建物にはすでに大勢の人がいて、そこだけ華やいでいました。
いよいよだ、私にとって今年最後のスピッツ。
最初にセットリストを。間違いないと思うけど、不安な方はON-LINEで確認してください。
【セットリスト】
01.たまご
02.Na・de・Na・deボーイ
03.ヒバリのこころ
04.不思議
05.点と点
06.ルキンフォー
07.チェリー
08.砂漠の花
09.みそか
10.P
11.君が思い出になる前に
12.若葉
13.桃
14.ネズミの進化
15.スピカ
16.エスカルゴ
17.8823
18.渚
19.俺のすべて
20.僕のギター
アンコール
01.群青
02.スパイダー
03.漣
いみじくも今はたと気づいたのですが、10月14日のJCBホール(ココにレポあり。よかったらどうぞ)でのセットリストとは、オープニングの「たまご」(JCBでは「バニーガール」)、アンコールの「漣」(JCBでは「トビウオ」)が違うだけでした。
いえいえ、別に不満だなんで言ってません。ただ若いスピ友が教えてくれた「16、7年ぶり」に演奏した曲というのは、たぶん聴けなかったんだろうな(今調べてみたら、「死神の岬へ」? うーん、やっぱり聴きたかったなー)。聴きたい曲って、たくさんありすぎですよねえ。
今回は若いスピッツファン「D」(バンプやミスチル、HYなども好きな人です)が誘ってくれたんだけど、いつも席がいいのです。うれしい。ベルゲンは男に優しい?とか意味不明なことを思ったり(笑)。
★ロックバンドなんだな!
いちばんかっこよかったのは、「ネズミの進化」ってことで、帰り道、意見が一致しました。
ギターソロはもちろんなんだけど、崎山先輩をバックにフロント三人が微動だにせずに頭を落として腰を落として演奏しているさま…、これぞ、ロックバンド!という感じでした。
改めて、「ネズミの進化」大好きだ! 歌詞の言葉選び、スピッツの存在意義を暗示させるような内容、重いリズム、ギターソロ。みんな際立っている、私にとって。座席の関係からか、ベースがよく聴こえなかったのが残念だけど。
「渚」が実はロックだった!というのを夏のイベントで実感したんだけど(ココに書いてあります)、今回もまさしくそう。崎ちゃんのドラミングのかっこよさ(じっくり見ることができました)、最後にフロント三人がシルエットのようになって演奏するさまもステキ。
激しく動き回るのも好きだけど、こういう硬派な感じ、一般のスピッツのオフィシャルイメージにはないんだろうな。これをぜひアリーナ、大阪城ホールでも披露してほしい(見えないかもしれないけど)。
「点と点」はイントロから体に響いてくる。CDよりテンポが速め?と思えるワクワク感。赤いライトに映えるテツヤ氏が前に出て弾くと、なんか別の世界が広がる。歌詞も「さわやかスピッツ」じゃない「大人なスピッツ」が見えて、ちょっとドキッとさせられるし。最後、ボーカルの「一緒に 行こうよ~♪」はいつ聴いてもセクシーです、どうしてなんだか。
テツヤがピョンピョンを軽く跳ねてソロを終えたのはどの曲だったか。これもよかったです。リーダーの超華麗なジャンプとは違う味があって。
D が言っていたんですが、「『みそか』がこんなにライブで映えるとは!」。本当にそう。彼はアルバム「スーベニア」では、「みそか」にはとくに注目しなかったらしいけど、今回聴いて、すっごく印象に残った楽曲だったらしい。「浮きまくる 覚悟はあるか」って歌詞も尖ってるし。
2曲目の「Na・de・Na・deボーイ」。短時間で一気に熱っぽくさせる瞬間湯沸かし器的な効果がありませんか、この曲。歌詞がとにかく好き。
そんなロックな演奏があちこちにちりばめられて、熱くなったり冷やされたり…、スピッツのライブは実は変幻自在でぜいたくなんだなと、しみじみ思う。
★かわいくて優しいスピッツ?
スピッツのライブ初体験者にはきっとたまらないであろう懐かしい「ヒット曲」。「チェリー」や「君が思い出になる前に」「スパイダー」が用意されています。あ、パワーアップした「渚」もそうだな。
こういう曲が「スピッツ倉庫」にはあふれかえってるわけだから、困ったもんです(笑)。
それにしてもボーカルの声。高いところでは力強く美しく広がり、低いところではかすかにハスキーな部分もあり。声の魅力は年々深まるばかり。
歌い方とかは昔とさほど変えていないけど(と私は思うのですが)、声の艶が深くなっているんだろう。
「たまご」いいですねぇ。新しくファンになった方は、こんなおもしろくてキャッチーな曲たちがたくさんあって、お楽しみはこれからって感じだろうな。
そんな中で、デビュー曲「ヒバリのこころ」がさりげなく演奏されて、それがちっとも違和感なく今の曲たちと寄り添っているのが「スピッツだなあ」と D。「ミスチルが『星になれたら』(デビュー曲)を演奏したら、やっぱ今とは違うなあって思うもの」。これはどちらがいいとか悪いとか、そういうことではなくね。
★ポップもあり! チョイ「バラード」系もあり!
「不思議」のイントロが始まると、体がなんとなく軽くなる感じ。ギターも軽やかで楽しい。崎ちゃんの笑顔がよく見えました。
「桃」と最後に聴けた「漣」。かわいらしさと、大げさではない壮大な風景が浮かんでくる演奏。改めて「漣」がこんなにライブでステキになるなんて。
演奏がきっちりしていて流されないのがいいなあと、いつも思う。この人たち、演奏うまいんじゃない?なんて、生意気で失礼なことを言いたくなってしまう。
ワイヤレスマイクで歌う「P」と「砂漠の花」。動作はやっぱりきごちないけど(それでもだいぶ慣れてきた?)、でも声は相変わらずいいし、歌に込めるものがおしつけがましくなく迫ってきて、ちょっと聴き惚れました。前の列のお嬢さんたちがうっとり聴いているようす、後ろ姿からも伝わってきました。
崎ちゃんのパーカッションが切ない「P」ももちろんいいけど、バンドの音が加わっていくところの「砂漠の花」にはしびれる。ホント、しびれました。
「ちょっと季節が違うけど」というようなMCに続いて、新曲「若葉」。椅子に座って小さくなってマンドリンを弾く田村君の姿、はじめてちゃんと見られた。ローディーさんが絶妙のタイミングでベースを渡すところも。マンドリンとアコギの音の調和もきれいだったな。
「スピッツの王道」っぽい記事をいくつか読んだらしい Dは、「今のスピッツの王道は違うでしょ」と不満げだったけど。
でも、あのきれいなメロディーと、ありふれてないけど、聴く人の心に半ば強引に入り込む姑息なテクを感じさせない歌詞は見事だと思うよ。曲の最後のアコギ+ギター+ベースの絡まり方も好みです。
★例によって、怒涛のラストまで
「ここからは~」というボーカルの言葉で、会場は一気にスイッチが入ったようになる。うれしいけど、ああ、ラストが近づく…といつも思ってしまう瞬間。バカですね。
「スピカ」はうねるベースが好きなんだけど、今回はちょっと聴こえづらかった? 場所にもよるのかも。両A面だった「スピカ」と「楓」は、リリース当初よりあとになって強力になり、ファンが増えた気がする。そのときの気分によって、「スピカ」がかっこよく思えたり、「楓」の「聴こえる~?♪」に心をざわつかせたり。すごい両A面だ。
「エスカルゴ」から「8823」の流れの盛り上がりはハンパじゃなかった。郡山、熱いじゃん!という感じ。
隣はトマト赤Tシャツ着用で開演前から全身で「スピッツライブに参加できる喜び」というオーラを出しまくっていた大人の女性なんだけど(どんな曲でも手を振り上げていたのが印象的だったのですが(笑))、その方は完全に私の領域に侵入してきました。いえいえ、別に不快だったわけではなく、それはそれでおもしろく楽しかったんですが。すごかったなー!
メンバーの演奏にも表情にも、盛り上がっている会場に満足しているような熱が感じられたのは私だけですか?
そうそう、「俺のすべて」を久しぶりに前の席で体験したんだけど、ギターとベースの演奏、パワーアップしてたな、ホント、びっくりしちゃった。いつの間に?って。メチャクチャかっこいい!って、こういうふうにボキャ不足なのが悔しいくらいだ。
田村は私たちのほう(テツヤ側)の花道に突入しようと必死だったけど(ローディーさんがコードを伸ばしている様子も見えた)、結局力及ばずで残念。
草野は、花道に駆け寄ってくるファンたちに力強くタッチしていました。
そして本編最後の「僕のギター」。優しい歌詞と激しいサウンドが絶妙だ! ラストで聴いてもオープニングで聴いても、どこかしみじみして、でもかっこよさに感動する。
真正面で見たテツヤのギターテク、やっぱりスゴイ!
スピッツはこうやって進んでいくよ~、そう言ってくれたように感じました。
外に出たら、街は霧。最初、「ん? 火事?」って私^^;
駅までの道、とてもステキなムードでした。霧の街を歩いたのは、いつ以来だったかなあ。
【番外編】
JRのホームで、「やっぱり近くで見られるといいねえ」「アリーナはどんな感じになるのかなあ」などと、ああだこうだとライブのことを語り合っていたら、すぐ脇のエスカレータからなにやら大勢の人、人。
ん?と思って視線をやったら、顔半分を大きなマスクで隠したマサムネ君、かわいい毛糸の帽子のテツヤ君らメンバーとスピッツ御一行様。
メンバーとスタッフの後ろからは、若いイベンターさんのソフトな誘導で二列縦隊の若い女性ファンたち何十人かが静かに歩いていきました。
D が言うには、「こんな至近距離で有名人に遭遇したのは、バイト先の店で杉田かおるを見て以来」だそうです。
それにしても、「葬列」のように静かで厳かな?行列でした。ハイ。
いつもながらの「MC集」をコチラにアップしています。
お時間のある方、よかったらどうぞお立ち寄りください。
興味のない方はここまでで、ホント、ありがとうございました。
【追記】
ひょっとして、崎ちゃん・田村のセッションは、LOUDNESS? 亡くなった樋口さんへの崎ちゃんの思いだとすれば、あのときの表情はよくわかるような気がします。(12月7日 0時42分)
2008年12月2日 (火) 郡山市民文化センター
必死で仕事を終えて(というか、必死で段取りを整えたりごまかしたりして?)、たどりついた郡山。
JR 郡山駅前はすでに暗く、クリスマイルミネーションがひそやかに迎えてくれました。けばけばしくなくて好感もてるぞ、郡山!
毎度ボケボケですみません(愛用のデジカメ、そろそろかなあ)。
「郡山市民文化センター」は駅から15分、ゆっくり歩いて20分弱。6時前だというのに、幹線道路に人はまばら。こっちの方向でいいの?と少し不安になる頃に「文化センター通り」に出る。立派な建物にはすでに大勢の人がいて、そこだけ華やいでいました。
いよいよだ、私にとって今年最後のスピッツ。
最初にセットリストを。間違いないと思うけど、不安な方はON-LINEで確認してください。
【セットリスト】
01.たまご
02.Na・de・Na・deボーイ
03.ヒバリのこころ
04.不思議
05.点と点
06.ルキンフォー
07.チェリー
08.砂漠の花
09.みそか
10.P
11.君が思い出になる前に
12.若葉
13.桃
14.ネズミの進化
15.スピカ
16.エスカルゴ
17.8823
18.渚
19.俺のすべて
20.僕のギター
アンコール
01.群青
02.スパイダー
03.漣
いみじくも今はたと気づいたのですが、10月14日のJCBホール(ココにレポあり。よかったらどうぞ)でのセットリストとは、オープニングの「たまご」(JCBでは「バニーガール」)、アンコールの「漣」(JCBでは「トビウオ」)が違うだけでした。
いえいえ、別に不満だなんで言ってません。ただ若いスピ友が教えてくれた「16、7年ぶり」に演奏した曲というのは、たぶん聴けなかったんだろうな(今調べてみたら、「死神の岬へ」? うーん、やっぱり聴きたかったなー)。聴きたい曲って、たくさんありすぎですよねえ。
今回は若いスピッツファン「D」(バンプやミスチル、HYなども好きな人です)が誘ってくれたんだけど、いつも席がいいのです。うれしい。ベルゲンは男に優しい?とか意味不明なことを思ったり(笑)。
★ロックバンドなんだな!
いちばんかっこよかったのは、「ネズミの進化」ってことで、帰り道、意見が一致しました。
ギターソロはもちろんなんだけど、崎山先輩をバックにフロント三人が微動だにせずに頭を落として腰を落として演奏しているさま…、これぞ、ロックバンド!という感じでした。
改めて、「ネズミの進化」大好きだ! 歌詞の言葉選び、スピッツの存在意義を暗示させるような内容、重いリズム、ギターソロ。みんな際立っている、私にとって。座席の関係からか、ベースがよく聴こえなかったのが残念だけど。
「渚」が実はロックだった!というのを夏のイベントで実感したんだけど(ココに書いてあります)、今回もまさしくそう。崎ちゃんのドラミングのかっこよさ(じっくり見ることができました)、最後にフロント三人がシルエットのようになって演奏するさまもステキ。
激しく動き回るのも好きだけど、こういう硬派な感じ、一般のスピッツのオフィシャルイメージにはないんだろうな。これをぜひアリーナ、大阪城ホールでも披露してほしい(見えないかもしれないけど)。
「点と点」はイントロから体に響いてくる。CDよりテンポが速め?と思えるワクワク感。赤いライトに映えるテツヤ氏が前に出て弾くと、なんか別の世界が広がる。歌詞も「さわやかスピッツ」じゃない「大人なスピッツ」が見えて、ちょっとドキッとさせられるし。最後、ボーカルの「一緒に 行こうよ~♪」はいつ聴いてもセクシーです、どうしてなんだか。
テツヤがピョンピョンを軽く跳ねてソロを終えたのはどの曲だったか。これもよかったです。リーダーの超華麗なジャンプとは違う味があって。
D が言っていたんですが、「『みそか』がこんなにライブで映えるとは!」。本当にそう。彼はアルバム「スーベニア」では、「みそか」にはとくに注目しなかったらしいけど、今回聴いて、すっごく印象に残った楽曲だったらしい。「浮きまくる 覚悟はあるか」って歌詞も尖ってるし。
2曲目の「Na・de・Na・deボーイ」。短時間で一気に熱っぽくさせる瞬間湯沸かし器的な効果がありませんか、この曲。歌詞がとにかく好き。
そんなロックな演奏があちこちにちりばめられて、熱くなったり冷やされたり…、スピッツのライブは実は変幻自在でぜいたくなんだなと、しみじみ思う。
★かわいくて優しいスピッツ?
スピッツのライブ初体験者にはきっとたまらないであろう懐かしい「ヒット曲」。「チェリー」や「君が思い出になる前に」「スパイダー」が用意されています。あ、パワーアップした「渚」もそうだな。
こういう曲が「スピッツ倉庫」にはあふれかえってるわけだから、困ったもんです(笑)。
それにしてもボーカルの声。高いところでは力強く美しく広がり、低いところではかすかにハスキーな部分もあり。声の魅力は年々深まるばかり。
歌い方とかは昔とさほど変えていないけど(と私は思うのですが)、声の艶が深くなっているんだろう。
「たまご」いいですねぇ。新しくファンになった方は、こんなおもしろくてキャッチーな曲たちがたくさんあって、お楽しみはこれからって感じだろうな。
そんな中で、デビュー曲「ヒバリのこころ」がさりげなく演奏されて、それがちっとも違和感なく今の曲たちと寄り添っているのが「スピッツだなあ」と D。「ミスチルが『星になれたら』(デビュー曲)を演奏したら、やっぱ今とは違うなあって思うもの」。これはどちらがいいとか悪いとか、そういうことではなくね。
★ポップもあり! チョイ「バラード」系もあり!
「不思議」のイントロが始まると、体がなんとなく軽くなる感じ。ギターも軽やかで楽しい。崎ちゃんの笑顔がよく見えました。
「桃」と最後に聴けた「漣」。かわいらしさと、大げさではない壮大な風景が浮かんでくる演奏。改めて「漣」がこんなにライブでステキになるなんて。
演奏がきっちりしていて流されないのがいいなあと、いつも思う。この人たち、演奏うまいんじゃない?なんて、生意気で失礼なことを言いたくなってしまう。
ワイヤレスマイクで歌う「P」と「砂漠の花」。動作はやっぱりきごちないけど(それでもだいぶ慣れてきた?)、でも声は相変わらずいいし、歌に込めるものがおしつけがましくなく迫ってきて、ちょっと聴き惚れました。前の列のお嬢さんたちがうっとり聴いているようす、後ろ姿からも伝わってきました。
崎ちゃんのパーカッションが切ない「P」ももちろんいいけど、バンドの音が加わっていくところの「砂漠の花」にはしびれる。ホント、しびれました。
「ちょっと季節が違うけど」というようなMCに続いて、新曲「若葉」。椅子に座って小さくなってマンドリンを弾く田村君の姿、はじめてちゃんと見られた。ローディーさんが絶妙のタイミングでベースを渡すところも。マンドリンとアコギの音の調和もきれいだったな。
「スピッツの王道」っぽい記事をいくつか読んだらしい Dは、「今のスピッツの王道は違うでしょ」と不満げだったけど。
でも、あのきれいなメロディーと、ありふれてないけど、聴く人の心に半ば強引に入り込む姑息なテクを感じさせない歌詞は見事だと思うよ。曲の最後のアコギ+ギター+ベースの絡まり方も好みです。
★例によって、怒涛のラストまで
「ここからは~」というボーカルの言葉で、会場は一気にスイッチが入ったようになる。うれしいけど、ああ、ラストが近づく…といつも思ってしまう瞬間。バカですね。
「スピカ」はうねるベースが好きなんだけど、今回はちょっと聴こえづらかった? 場所にもよるのかも。両A面だった「スピカ」と「楓」は、リリース当初よりあとになって強力になり、ファンが増えた気がする。そのときの気分によって、「スピカ」がかっこよく思えたり、「楓」の「聴こえる~?♪」に心をざわつかせたり。すごい両A面だ。
「エスカルゴ」から「8823」の流れの盛り上がりはハンパじゃなかった。郡山、熱いじゃん!という感じ。
隣はトマト赤Tシャツ着用で開演前から全身で「スピッツライブに参加できる喜び」というオーラを出しまくっていた大人の女性なんだけど(どんな曲でも手を振り上げていたのが印象的だったのですが(笑))、その方は完全に私の領域に侵入してきました。いえいえ、別に不快だったわけではなく、それはそれでおもしろく楽しかったんですが。すごかったなー!
メンバーの演奏にも表情にも、盛り上がっている会場に満足しているような熱が感じられたのは私だけですか?
そうそう、「俺のすべて」を久しぶりに前の席で体験したんだけど、ギターとベースの演奏、パワーアップしてたな、ホント、びっくりしちゃった。いつの間に?って。メチャクチャかっこいい!って、こういうふうにボキャ不足なのが悔しいくらいだ。
田村は私たちのほう(テツヤ側)の花道に突入しようと必死だったけど(ローディーさんがコードを伸ばしている様子も見えた)、結局力及ばずで残念。
草野は、花道に駆け寄ってくるファンたちに力強くタッチしていました。
そして本編最後の「僕のギター」。優しい歌詞と激しいサウンドが絶妙だ! ラストで聴いてもオープニングで聴いても、どこかしみじみして、でもかっこよさに感動する。
真正面で見たテツヤのギターテク、やっぱりスゴイ!
スピッツはこうやって進んでいくよ~、そう言ってくれたように感じました。
外に出たら、街は霧。最初、「ん? 火事?」って私^^;
駅までの道、とてもステキなムードでした。霧の街を歩いたのは、いつ以来だったかなあ。
【番外編】
JRのホームで、「やっぱり近くで見られるといいねえ」「アリーナはどんな感じになるのかなあ」などと、ああだこうだとライブのことを語り合っていたら、すぐ脇のエスカレータからなにやら大勢の人、人。
ん?と思って視線をやったら、顔半分を大きなマスクで隠したマサムネ君、かわいい毛糸の帽子のテツヤ君らメンバーとスピッツ御一行様。
メンバーとスタッフの後ろからは、若いイベンターさんのソフトな誘導で二列縦隊の若い女性ファンたち何十人かが静かに歩いていきました。
D が言うには、「こんな至近距離で有名人に遭遇したのは、バイト先の店で杉田かおるを見て以来」だそうです。
それにしても、「葬列」のように静かで厳かな?行列でした。ハイ。
いつもながらの「MC集」をコチラにアップしています。
お時間のある方、よかったらどうぞお立ち寄りください。
興味のない方はここまでで、ホント、ありがとうございました。
【追記】
ひょっとして、崎ちゃん・田村のセッションは、LOUDNESS? 亡くなった樋口さんへの崎ちゃんの思いだとすれば、あのときの表情はよくわかるような気がします。(12月7日 0時42分)
かけらさん、私、と、とても驚いています。かけらさんも郡山のコンサートに行っていたのですね。
実は私も!
というか、実は私は郡山生まれの郡山育ちで、今回スピッツの皆さんが郡山に来てくれたのがうれしくて、うれしくて、おもいっきりライブを楽しんできました。
郡山でのライブはいかがでしたか?
撮影隊が入っていましたよね。「映像になるかもしれない。」とのMCを聴いて周りの反応は「郡山会場でいいの??」みたいな(笑)。
もう一つ驚くことが・・・
私、かけらさんの近くにいたかもしれません。
だってトマトレッドのTシャツの女性、私の近くにもいましたもの。
スピッツがつなぐ縁は不思議なものですね。
私はスピッツからすごいパワーと幸せな時間をもらって、この慌しい年末を越せそうです。
次は仙台です!
そうなんですか、lukeさんは郡山の方なんですね。
お邪魔しました(笑)。
いやいや、郡山、熱いライブでしたよね。
会場がすっごくいい雰囲気で(トマトTシャツの女性、同じ人だったりして?)。
私もホントに楽しませてもらいました。
DVD、ちゃんと作品になるといいですね、そろそろ(笑)。
まだ仙台があるんですね、うらやましい。
元気をもらって、年末を走り抜けてください。
私もスピッツパワーでがんばります!
いつもありがとうございます!