2017.4.18(火)
生暖かい風が吹いている。夏日が続く。大荒れの天気と予報が出ていたけれど、私の生活範囲では春の雨が長く降っていただけだった。
先日(つい最近だったように記憶しているけれど)、風が強くて、洗濯物を干していたときに、
「寒いよ~。今シーズン2番目くらいに寒い。手が凍えた」
と叫んだばかりなのに。
自宅付近では風が吹くたびに桜の花びらたちが目の前を舞っていく。ソメイヨシノや山桜は次の段階に進み、今は八重桜の並木の満開がもうすぐ。
この前実家に泊まったときにスマホの充電ケーブルを忘れてきてしまい、もう3日もスマホを開いていない。充電ももう20%を切っているはずだ。
家族や仕事先や急な用件で電話やメールを送ってくる友人には、母の携帯の番号を教えているから問題ないし、あとはパソコンさえあれば別に・・・。
天気はどう?とか、「これって何のこと?」と気になることをすぐにスマホで調べていた日々が一気に遠くなり、頻繁な着信音も流れない。
スケジュールも実は手帳にも書き込んでいるし(結構アナログな人間です)、体重や体脂肪の測定値もとりあえず手帳に書き込んでいる(充電ケーブルを手に入れたらすぐに書き込まなくちゃ・・・なんだけどね)
あ、なんだかこれで十分暮らしていけそうな気持ちになっている。不思議だ。
別にスマホに支配されているような毎日じゃなかったし、電車ですぐにスマホを覗くような人間じゃなくて外の風景をぼんやり見ている時間を愛する生き物のつもりだけれど、でも思ったよりは重く存在していたな、スマホくん、ということは認めよう。
実家に忘れてきた充電ケーブルはそのまま実家に置いておくとして、自宅用にネットで頼んだのだけれど、金曜に注文したせいか、まだ届かない。
母に頼まれた本を書店で見つけることができずにAmazonで注文したら翌日に届いて、こんなことで宅急便の配達員の方々を追い込んでいるのか、と反省したはずなのに、「私の充電ケーブル、まだなのっ?」と少々いらだっている自分に呆れる。
人間は勝手だ、というより「ワタシはなんて勝手な奴だ」ってことなんだけど。恥ずかしい・・・。
★ジャケ祭り
https://spitz-web.com/30th/jktee19/
一覧のジャケTを見ているだけで楽しい。そのアルバムジャケットにピッタリ!という色があるんだな、ということも納得。きっと好みもあるんだろうけど。
★「空も飛べるはず」CM
スピッツ「空も飛べるはず」、きれいな女性の声でカバーされています。
積水ハウスの青年と犬とか、若い女性と年老いた雌犬とかのCMが大好きなんだけれど(何度見ても心が泣ける)、このCMもなかなかです。
【公式】SUUMO(スーモ)TVCM 最後の上映会「夢」篇
積水ハウスの老いた犬は、結婚して家を出ていく娘が、
「ちょくちょく帰って来るよ」
と話しかけると、
「たまにでいいよ」
って言うの。
それがたまらなくいい。
ベタベタしてないけど、「ずっとアンタの味方だよ」という最強の優しさ。
今日はちょっと涼しめな朝でした。
私は本当に単純な人なので、スポーツだったら「割り切れる感じ」を求めてしまうんです。
点数で、ああ、納得~みたいな。
だから、フィギュアスケートの過酷な中にある優雅さやあの世界観は嫌いではないのですが(感動もするのですが)、競技となるとちょっと興味が失せる・・・。今の日本では受け入れられない(笑)人種です。
そうそう、エキシビションならば楽しめる、という輩です。
でも、あなたがおっしゃる音楽とフィギュアスケートの関係はすごく興味があります。
「Dear Prudence」「 Blackbird」なんて、ステキに渋い選曲ですよね。
昨夜の羽生選手は「プリンスの命日なのに」と悔しがっていたという記事もありました。
ハチの針さんが行かれたドームのジョージとクラプトンのライブ、私も行きました。あの日だけのジョイントだったら、まさしくその時に。私はもちろん「人生初」ではありませんけど(笑)。
青山墓地で、知り合いの人の紹介でチケットを手に入れた、という思い出付きです(定価なんですけどね、最前列! あれはなんだったんでしょうか。ドームで最前列なんて、人生であってはいけない経験ですよ、はい)
そんなことを思い出しました。
「ホワイトアルバム」はもっとあとになって、聞き入るようになりました。最初は本当に好きじゃなかったのです。楽曲がどうとかではなく、彼らがこうやって離れていったのかと思わせてしまうエピソードが垣間見えるようでイヤだったんでしょうね。
今は好きな曲がたくさんのアルバムです。
時を経て、こちらも変わっていきますよね、きっと。
そういうことをときどき会う友人と話したりすると、心が潤います。
いつも興味深いコメントを本当にありがとうございます。
今日も一日!!
私、フィギュアスケートが大好きなのですが、この競技とロックの組み合わせは、使用曲にボーカルが許可されて以降、バリエーションが拡がっていると感じます。
この間の世界選手権で最も感動したのが、パトリック・チャンとビートルズの「Dear Prudence」「 Blackbird」。
私は、人生で初めて行ったライブが、ジョージ・ハリソンとエリック・クラプトンの東京ドーム公演なので、ホワイト・アルバムは特別な思い入れのある一枚です。
鳥のさえずりをアクセントに、パトリック・チャンの軽やかなスケーティングは、ため息が出るほどの美しさでした。
あとは、当然、羽生君ですが、彼のスケートにはロックの曲がよく似合います。
ソチの「パリの散歩道」は言うまでもなく、この間のプリンスも良かったなあ。
ゲイリー・ムーアは、「死ぬほどギターを弾きまくっていた」という来日公演の翌2011年、急逝しているのですが、ソチのSP競技(団体男子)が行われたのは、奇しくも、彼の3回目の命日でした。
プリンスも、去年、デビッド・ボウイに続くように逝ってしまった。
あの頃、デビッド・ボウイへの言及が多く聞かれた草野さん。
そういえば、ガーナ・チョコレートのCMは「春の歌」でしたね。
彼らの音の強さと、草野さんの重たくない声の強さが、羽生君のスケートによく合っていたと思います。