2021.08.13(金)
一年前の今日、こんなブログを書いていたんだ。
https://blog.goo.ne.jp/kakera1221/e/76fca2e4074888fe8ac42b2f7c439be5
ユラユラ気持ちが揺れながらも、この状態はそんなには続かないだろう、来年の夏はどこかの野外のライブにいるだろう。
そんなふうに想像していたみたいだ。それほど極端に楽観的でもない私が普通に想像していたんだね、「来年の夏」を。
そして、どんなふうにこの一年を暮らしていたのか、振り返ることもままならないうちに、その「来年の夏」が来てしまった。相変わらず・・・というより、もっと深刻な状態で暮らしている。
何といっても、今日の朝刊のトップの見出しが、
「東京 感染『制御不能』」
だもの。ネットニュースで見るより、私には衝撃だ。
朝から息子たちに「とりあえず、とりあえずだけど、ワクチン接種が終わるまで、気をつけて」と無意味なLINEを送ってしまう。
ROCK HITSから聴こえてくるメジャーな曲たちに、思い出が蘇る。
雑多な寄せ集めが、ときには心地よい。
ビートルズの「Come Together」も、ストーンズの「Start Me Up」もあって、TOTOもKISSもAerosmithもT. レックスもQueenもオアシスも、イエスもレッチリもU2もThe Birdsも「The Boss」もいて、「Say Say Say」ではポールとマイケル・ジャクソンのコラボもあって、で、クラプトンの「Tears in Heaven」。まだまだ続く・・・。
夏にはやっぱりロックだね、なんて言いながら仕事をしている。
そして、こんな夏にも、真島昌利さんの「夏が来て僕等」に涙する。
https://blog.goo.ne.jp/kakera1221/e/2342f88e350227a554da5b6e5d699ab3
不自由な毎日の中でも、こんな夏の思い出が、できればあちこちで生まれていてほしい、と、そんな夢みたいなことを。
そして、今日みたいな日ではなく、汗が滴るような息苦しい夏の夜を、初恋の嵐「真夏の夜の事」で引き戻す。
https://blog.goo.ne.jp/kakera1221/e/03ed18b8167d5c6a0608af249b752a1d
音楽はやっぱりすごい。
若いころの思いとは別物かもしれないし、よけいな荷物を心も体も背負ってしまっているけれど、でもそんなものを捨てたり踏みつけて前に進んだり・・・、できないけれど想像だけでもいいじゃないか。
いっとき身軽になる、自由になる、ひとりになる。
そういう頭の中の架空の物語に、音楽が、昔聴いた曲たちが色をつけてくれるのだ。
そして昨日のニュース。
新木場のSTUDIO COASTが来年、閉館。
https://www.studio-coast.com/news#KvEwFUtPSQjpCM8Y
https://natalie.mu/music/news/440541
私が最後に訪れたのは2018年の夏だった。
https://blog.goo.ne.jp/kakera1221/e/8ecffcbd26421d4ecf2e87d84cac8be7
運河からの風が心地よくて、夜風に吹かれて聴いたライブや、知り合いとの時間を思い出す。
一人でも何度も訪れたなあ。
寂しい・・・。
そして、前線が停滞して、雨の被害が怖い。
皆さんのところは、どうですか?
真島昌利さんのアルバム『夏のぬけがら』を聴きながら。
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