ひとは終焉に向かって
自分を磨いてゆかねばならぬ
たゆまず おこたらず
あせらず いそがず
大木朴(ほお)の如く
仏教詩人 坂村真民
以前、山口県美祢市の老人ホームをご紹介したと思います。
バリアフリーでなく、バリアだらけの、段差あり、階段の上り下りあり、できることは自分でやる、一日の過ごし方を自分で決め、それに対して職員の最低のケアがあるという施設。
一見不親切だけど、自分のことが自分で決められるスタイルが魅力で、ほかの施設に比べ、入所待ちが断然多い、という施設。
このホームのニュースがまたオンエアされたようで、それを見た私の友人が、
「私、こんな施設に入りたい!」
と、興奮して話していました。
人の言うなりになって、なんにもしない老人になんか、絶対になりたくない、と。
私より少し年が上の彼女はとても行動的。いくつものサークルに入り、あちこちに出かけて行ったり、ボランティアをしたり。ボランティアに行った先で出会う高齢者の姿は必ずしも幸せだと思えない彼女は、彼女なりの年のとり方に強い意志を持っています。
実際、今後の高齢者施設はその時々のニーズに合わせて形態も変わっていくと思いますが、自分が自分として最後まで生きられる、そんな生き方にちょっと手助けをしてもらい、できれば満足感を持って旅立ちたい・・・・。(贅沢ですかね)
きっと誰しもそう願っているはずなのに、そうならない今の日本の高齢者問題は、やっぱりここにもお任せ主義があるからなのかも。
あせらず、怠けず、たゆまず・・・。
考えて、行動していこう。
<昨日の料理>
汐サバ
味噌汁
かぼちゃの煮つけ
大根と油揚げの煮物
最近はそのような老化の進行を遅らせようと色々な情報が飛び交っていますが・・・・。
好きなことをいっしょけんめいやることほど、精神衛生上いいことはないのだから、少々しんどくてもがんばらなきゃ、と思っています。
糖尿病というのもありますが、やはり色々肉体の不都合が増えるのは 正直辛いです
仕方ない事ですけれどね
その老人ホームはバリアフリーばかりが良い物ではないと言う事を如実に示していますね
痴呆とか入るとどうしても 人の手がかかりますが、元気な方にとっては 多少注意するものがあった方が、過ごし易いのかもしれません
難しいですが、元気に年を重ねるのがいいですね