明けましておめでとうございます

　明けましておめでとうございます。本年もROOM238へようこそをよろしくお願いいたします。

　
　ということでお年賀がわりに小話などを書いてみました。比護志ですが、よろしければどうぞ。
　
　～天皇杯決勝戦（ビッグ大阪VS東京スピリッツ）後のロッカールームで～


　「今日の比護さん、すごかったですね。天皇賞の決勝で気合入ってるのはわかるけど、まさかのハットトリックってオレの出番全然ありませんやん。オレかってせっかくの決勝戦のピッチに立ちたかったのに～」
　「悪いな。今日は最初から変わる気なんてなかったんでな」
　「何ですのその気合い。あ、あれですか？例の彼女さん来てはったんですか」
　「まあな」
　「あ～、そりゃ気合入りますわ…あれ？でも試合中ずっとスピリッツのスタンド見てませんでしたっけ？」
　「彼女が可愛がってる子供たちがスピリッツファンなんだよ。それでその子供たちの引率も兼ねてきてるからスピリッツ側なんだ」
　「そうですか。でもオレらとしてはちょっと残念ですね。比護さんは『ビッグ側で応援して欲しい』って言わへんのですか？」
　「馬鹿。言えるかよ。『ごめんなさい。でも実は子供達には内緒で携帯ストラップにビッグのユニフォームのチャームを付けて行くつもりなんです』なんてメール貰ってみろ」
　「どれどれ。うはｗ…この写真のチャームの背番号比護さんのですやん」
　「あのスピリッツファンの中でこれを付けてたった一人で応援してくれてるんだぞ。ここで勝たなきゃ嘘だろうが」
　　

　
　新年最初なのでとにかくカッコイイ男性を書きたかったので比護志にしてみました。ちなみに志保さんと一緒に探偵団を引率していた新一への対抗心もメラメラと燃えていたという裏設定もあります。