作曲家の梶浦由記さんの30周年記念ライブKajiFesの二日目に参戦してきました。
30周年ということで、実は10年前の20周年の時も参加していたんですよ。妙にテンションの高い感想も書いてます。どうやらこの時、初めてライブ遠征で東京に行ってたらしく思えば遠くまできたもんだなと思いましたね(遠い目)。
今回は二日に分けてなので、前回のような五時間ということは無いという話でしたが結局4時間なので、これが10年分の重みでしょうか。
そんなわけで感想を書いてみようと思います。
二階席の横の方なのですが、モニターが近いし、モニターに曲名と出典を書いてくれているのは大変ありがたかったです。
さてバグパイプっぽい謎の楽器とアコーディオンで牧歌的に始まったのに、続いてのまどマギゾーンで一気に不穏な空気になります。
歌姫とゲストっぽい人が出てきて、ああHIKARUさんだなと気が付いたので、ここからまどマギがらみで旧Kalafinaが来るんだなと思ったら「Magia」「storia」「君の銀の庭」と続いていていきます。そういえば前回のKajiFesもKalafinaタイムからだったなと思いだしたりしてました。もちろんあの時とはメンバーは違うというかそもそも三人ではないし、違う曲なわけですが、KEIKOさまが最近見てきた中で一番どっしりしてるところなんかはやっぱりもちろんKalafinaの片鱗はあるわけで。
私はそれほどKalafinaに対して感傷を引きずっているわけではないという自覚はあったので、そういう意味での感情はなかったのですが、ただ改めてこういう形で旧Kalafina曲を目の前にして「ああ、私はKalafinaの最高の切れ味のレイピアみたいな美しさが好きだったんだ」という気持ちがしみじみ湧き上がってきました。今回はその時とは似ているようででも全然違う別の刃物があるという印象です。すごくよく切れる良いものなのはわかるけど、私の中でそれが何なのかまだ分からないというか、でも別にわからなくていいのかなという様な、そんな気持ちでしたね。これはもう良い悪いというか好みの問題かな。
などと思っていたら続いてはJUNNAちゃん。私の今回のお目当ての一人が早速登場。黒い衣装がカッコいいですね。今回ゲストさんは全体的に梶浦さんの曲のテイストに寄せた衣装が皆さん多かったように思いますが、JUNNAちゃんは彼女らしい、強くてカッコいい雰囲気でとても似合っていました。
曲は海賊王女のやつですが、前に梶浦さんのライブに来てた時よりもしっくり馴染んでいた印象でした。最初の「海と真珠」の冒頭はちょっと緊張しているのかなと思いったのですが、すぐにそれは杞憂だとわかりました。いつものパワーと声の深みでステージを制していくその堂々とした姿に、後方保護者面した私は「うちのJUNNAちゃんどや!!カッコいいだろう!!」という謎目線で頷いておりました。「太陽の航路」などはもう圧巻と言っていいのでは。とはいいつつ、いや、でもJUNNAちゃんはもっといけるんだよ!!もっと輝くんだよ!!という欲望が燻ぶっていたのですが、これはちゃんと最後に解消されましたので、壮大な前振りだったんだと思います。
その後多彩な音楽が続き(「雲雀」はまじで最高でしたよね)「Rainbow~Main Theme~」が始まった時にステージの上にはなんか裸足の白い人がいる?……と思ったら、歌いだして気が付きました。KOKIAさんですよ!!私の今回の本命その2。
いや、すごい。本当にすごい。あの瞬間、KOKIAさんの歌声は間違いなく空間を支配してました。続いては今度やるらしい伊藤野枝が主人公の映画の主題歌。関東大震災のゴタゴタで虐殺された人だから、今年が没後100年ですもんね。というかその結末知ってる上でKOKIAさんと梶浦さんのタッグの主題歌って重すぎて映画のED終わっても立ち上がれない予感しかしませんよ。
ずっとクライマックスみたいなライブですが、最後は怒涛に盛り上がります。会場に火をつけるのはJUNNAちゃんの「Silly-Go-Round」。何度か歌っている曲で私も聞いたことがありますが、とにかくカッコいい。JUNNAちゃんの強さとカッコよさが歌姫のコーラスと相乗されて最高なんですよ、これが。
わたしの好きなMADLAXのテーマソング「nowhere」があって、白い衣装がマジでもうMADLAX!などと私のテンションも上がります。
本編の最後は歴史秘話ヒストリアのED「into the world」。ちょうどヒストリアの製作チームが変わった頃のEDだったやつですね。もう渡辺アナウンサーじゃなくて、私はあまり見てなかった時なので、どちらかというとKalafinaのアコステのイメージが強かった曲ですが、こういうシチュエーションだとまた胸にしみますね。
とこの時点で終了予定時刻をすでに少々押している状態で、新幹線の時間がある私としてはアンコールだけとはいえちょっとドキドキでございました。でもこれは最後まで聞かないと帰れませんもんね~。
というわけでアンコールの一曲目はステージがお祭りという感じでアコーディオンもバグパイプっぽいやつも大活躍で、たいへん楽しかったです。
そしてオーラスは「PARADE」。良いですね。とても良い。美しい楽しいだけがそこにある空間、というのは良いものだなと感じました。
その後はもうダッシュで帰りましたが、そんなわけで30周年おめでとうございます。
なんだか自分にとっても前回のKajiFesの頃から人生と生活が変わったそんな10年の節目を改めて思う、そんな機会になった気がします。
次の10年、この音楽の沼は広くなるのか深くなるのか、どうなってるんでしょうね~。
30周年ということで、実は10年前の20周年の時も参加していたんですよ。妙にテンションの高い感想も書いてます。どうやらこの時、初めてライブ遠征で東京に行ってたらしく思えば遠くまできたもんだなと思いましたね(遠い目)。
今回は二日に分けてなので、前回のような五時間ということは無いという話でしたが結局4時間なので、これが10年分の重みでしょうか。
そんなわけで感想を書いてみようと思います。
二階席の横の方なのですが、モニターが近いし、モニターに曲名と出典を書いてくれているのは大変ありがたかったです。
さてバグパイプっぽい謎の楽器とアコーディオンで牧歌的に始まったのに、続いてのまどマギゾーンで一気に不穏な空気になります。
歌姫とゲストっぽい人が出てきて、ああHIKARUさんだなと気が付いたので、ここからまどマギがらみで旧Kalafinaが来るんだなと思ったら「Magia」「storia」「君の銀の庭」と続いていていきます。そういえば前回のKajiFesもKalafinaタイムからだったなと思いだしたりしてました。もちろんあの時とはメンバーは違うというかそもそも三人ではないし、違う曲なわけですが、KEIKOさまが最近見てきた中で一番どっしりしてるところなんかはやっぱりもちろんKalafinaの片鱗はあるわけで。
私はそれほどKalafinaに対して感傷を引きずっているわけではないという自覚はあったので、そういう意味での感情はなかったのですが、ただ改めてこういう形で旧Kalafina曲を目の前にして「ああ、私はKalafinaの最高の切れ味のレイピアみたいな美しさが好きだったんだ」という気持ちがしみじみ湧き上がってきました。今回はその時とは似ているようででも全然違う別の刃物があるという印象です。すごくよく切れる良いものなのはわかるけど、私の中でそれが何なのかまだ分からないというか、でも別にわからなくていいのかなという様な、そんな気持ちでしたね。これはもう良い悪いというか好みの問題かな。
などと思っていたら続いてはJUNNAちゃん。私の今回のお目当ての一人が早速登場。黒い衣装がカッコいいですね。今回ゲストさんは全体的に梶浦さんの曲のテイストに寄せた衣装が皆さん多かったように思いますが、JUNNAちゃんは彼女らしい、強くてカッコいい雰囲気でとても似合っていました。
曲は海賊王女のやつですが、前に梶浦さんのライブに来てた時よりもしっくり馴染んでいた印象でした。最初の「海と真珠」の冒頭はちょっと緊張しているのかなと思いったのですが、すぐにそれは杞憂だとわかりました。いつものパワーと声の深みでステージを制していくその堂々とした姿に、後方保護者面した私は「うちのJUNNAちゃんどや!!カッコいいだろう!!」という謎目線で頷いておりました。「太陽の航路」などはもう圧巻と言っていいのでは。とはいいつつ、いや、でもJUNNAちゃんはもっといけるんだよ!!もっと輝くんだよ!!という欲望が燻ぶっていたのですが、これはちゃんと最後に解消されましたので、壮大な前振りだったんだと思います。
その後多彩な音楽が続き(「雲雀」はまじで最高でしたよね)「Rainbow~Main Theme~」が始まった時にステージの上にはなんか裸足の白い人がいる?……と思ったら、歌いだして気が付きました。KOKIAさんですよ!!私の今回の本命その2。
いや、すごい。本当にすごい。あの瞬間、KOKIAさんの歌声は間違いなく空間を支配してました。続いては今度やるらしい伊藤野枝が主人公の映画の主題歌。関東大震災のゴタゴタで虐殺された人だから、今年が没後100年ですもんね。というかその結末知ってる上でKOKIAさんと梶浦さんのタッグの主題歌って重すぎて映画のED終わっても立ち上がれない予感しかしませんよ。
ずっとクライマックスみたいなライブですが、最後は怒涛に盛り上がります。会場に火をつけるのはJUNNAちゃんの「Silly-Go-Round」。何度か歌っている曲で私も聞いたことがありますが、とにかくカッコいい。JUNNAちゃんの強さとカッコよさが歌姫のコーラスと相乗されて最高なんですよ、これが。
わたしの好きなMADLAXのテーマソング「nowhere」があって、白い衣装がマジでもうMADLAX!などと私のテンションも上がります。
本編の最後は歴史秘話ヒストリアのED「into the world」。ちょうどヒストリアの製作チームが変わった頃のEDだったやつですね。もう渡辺アナウンサーじゃなくて、私はあまり見てなかった時なので、どちらかというとKalafinaのアコステのイメージが強かった曲ですが、こういうシチュエーションだとまた胸にしみますね。
とこの時点で終了予定時刻をすでに少々押している状態で、新幹線の時間がある私としてはアンコールだけとはいえちょっとドキドキでございました。でもこれは最後まで聞かないと帰れませんもんね~。
というわけでアンコールの一曲目はステージがお祭りという感じでアコーディオンもバグパイプっぽいやつも大活躍で、たいへん楽しかったです。
そしてオーラスは「PARADE」。良いですね。とても良い。美しい楽しいだけがそこにある空間、というのは良いものだなと感じました。
その後はもうダッシュで帰りましたが、そんなわけで30周年おめでとうございます。
なんだか自分にとっても前回のKajiFesの頃から人生と生活が変わったそんな10年の節目を改めて思う、そんな機会になった気がします。
次の10年、この音楽の沼は広くなるのか深くなるのか、どうなってるんでしょうね~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます