さて、4月の改編時期にあわせ、このブログも番組更新です。(?)
まあ、今まで読んでこられた方は何を製作していたか分っていたと思いますが、
ホチキスMLE1900(Hotchkiss MLE1900)なのです。
これがただいまの全体像。
マカロニ野郎の間では「群盗、荒野を裂く」(Quien Sabe?)と「豹/ジャガー」(
Il Mercenario)でおなじみですが、ジャンゴマシンガンを筆頭に夢にあふれたマカロニ機関銃界にあっては時代考証的にはほぼ唯一正しい重機関銃なのです。(銃器評論家の蔵臼金助氏によれば「アラビアのロレンス」にも出ていたそうで、確認してみたら確かに2カット、計5秒ほど出ていました。恐るべき眼力!)
日本にも輸入され、若干改良を加え三十八式機関砲として生産されていました。「坂の上の雲」こと日露戦争でも使用されたそうな。
ホチキスといえば、特徴は丸いハンドルじゃないかと思われるかも知れませんが、あのタイプはMle1900の後期型、Mle1914なのです。
さて、まだまだ製作日記は続くのです。
>こんなのスクラッチ・ビルドで作るだなんて、世界中で君しかいないよ。
多分、ワタシもそう思います。(笑)
ちなみに今回、一番参考にしたのが、下記のサイト。
http://armesfrancaises.free.fr/Mitr%20Hotchkiss%2014.html
このサイトがなければ、とても作れませんでしたが、管理者もなぜ日本からのアクセスがこんなに多いのか、疑問だったでしょうねえ。(笑)
>「レバー」→「ボルト」
いやあ、相変わらずこだわりますなあ。(笑)
折しも『群盗荒野を裂く』DVD制作の真っ最中。
いや、素晴らしいねえ。
こんなのスクラッチ・ビルドで作るだなんて、
世界中で君しかいないよ。少なくとも今世紀中は
真似する奴、出てこないと思うね。
マカロニに出ていたのは1900だったんだねえ。
勉強になりました。
『群盗』は前回リリースした時、私は字幕チェック出来なかったので、今回は幾つか気になっていた所を直しました。「レバー」→「ボルト」とかね。
Mle1900も「モーゼルの最新式だ」との誤訳があったので、ちゃんと直してあります。
今回は冒頭の主題歌も訳して貰いましたよ。内容がぐっと来る歌詞なので、期待していて下さい。