kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ディスコ

2008年12月18日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:12月14日
映画館:サロン・シネマ
パンフレット:B5版600円。キラキラの表紙が美しい。

舞台はフランスの港町、ル・アーブル。かってはディスコ・キングとしてならした主人公も、今は40歳バツイチ無職、母親と同居中のただの中年。

ところが古くからの友人のプロモーターが主催するディスコ大会に誘われ、おまけに優勝商品が別居中の息子の欲しがっていたオーストラリア旅行とあって、当時のメンバーも担ぎだして、ディスコ大会に挑むというお話。

ワタシ自身はディスコ系にあんまり興味はないんだけど、ダメダメ中年の話となるとグッと惹かれてしまう。ビージーズのTシャツにピチピチにタイトジーンズ姿はなかなかイタイ。

ほかのメンバーも、港湾労働組合のリーダー(丸坊主の巨漢!)にしてストライキ中にも関わらず公私混同したり、家電販売店の勤めながら鬼女房に隠れて踊っていたりするあたり、マカロニ大会でコスプレして、フィーバーしている自分たちを見るようで、おかしいやら悲しいやら。

日本人的には閉息感たっぷりの状況なのに、そこはフランス。ラテンの血がそうさせるのか、とにかく、気持ちがいいくらい自分に正直で前向き。途中、少しだけつらい思いもするが、それもすぐにスッとばして、ミラーボールのキラキラ輝く世界に。
楽天的といえば楽天的すぎるんだけど、スカッと爽快感ととももにハッピーエンド。たまにこういう映画を見るのもいいね。

ところで、主人公が40歳というのはちょっと無理がある。あの世代はもう少し年上だよね。
題名:ディスコ
原題:DISCO
監督:ファビアン・オンテニエンテ
出演:フランク・デュボスク、エマニュエル・ベアール、ジェラール・ドパルデュー
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1 コメント

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Unknown (仕様書作成係)
2008-12-23 14:44:13
読ませていただきました。
大変参考になりました。
これからも、良い情報の発信をしていだければと思います。
ありがとうございました。
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