kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ウォーリー(日本語吹替版)

2008年12月23日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:12月21日
映画館:TOHOシネマズ
パンフレット:ディズニーサイズ600円。
その他:ウチのチビ9歳と一緒

予告編を見たとき、懐かしの「サイレント・ランニング」や「ショート・サーキット」を真っ先に思い出させたし、「人類がいなくなった地球」という大好きなシチュエーション。ディズニーという点を差し引いても、これは見に行かなくては。

元々、ピクサー映画はアニメと侮れない良くできた脚本で、印象に残る作品が多く、今回もただのロボット同士の友情くらいの話ではないだろうと予想していたが、これが一大SF叙事詩へと大発展。

これまで見た多くのSF映画では見たくても見ることができず、もどかしい思いをさせられたビジュアルを表現したCGアニメの力に大拍手。スカイ・スクラップァーの連なる荒野と化した地球の描写も最高!
(まあ、正直なところ、イブを○○に放出する必要性など全くなく、常設型でも何の問題もないと思うのだが、そこは目をつむろう。)

ハリウッドのSF映画に出てくるメカって、機能性とか必然性の低いデザインで興ざめすることも少なくない(J・キャメロンとかSWエピ1~3とか・・・)が、本作に登場するロボットは洗練されたデザインで、ちょっとしつこい動きと併せて、現実味があってカッコいい。

脚本や描写など様々な点で、アニメの枠を超えて高水準点。ドラマの壮大さを感じさせるエンドクレジットも印象深い。

ところで、ピクサーお得意のオープニング短編。これがまた、アイディアが素晴らしい傑作。カトゥーンのノリが最高にいい。
題名:ウォーリー
原題:WALL・E
監督:アンドリュー・スタントン
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ディスコ | トップ | ゲバラ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

洋画(良かった、面白かった、気に入った)」カテゴリの最新記事