日時:4月12日
映画館:東洋名画座
パンフレット:A4版、600円
人類滅亡!ああ、なんて心震わすフレーズなんでしょう。(またかいな。)
だからという訳じゃありませんが、最近、桜を見るたびに「人類滅亡後の廃墟でも桜は咲き続けるんだろうな。」なんて、妙な感慨にふけってしまいます。
さて、原作がレイ・ブラットベリというより、監督がピーター・ハイアムズってところに惹かれるなあ。安さ爆発って感じだけど、やっぱり安かった。もう、ドンキホーテとか、100円ショップダイソーに行く感じ。なぜ彼の映画がコンスタントに劇場公開されるのか不思議だけど、変に期待しない分、安心して見れます。
タイム・トラベルを金儲けのネタにしたら、天罰が下ってしまうという物語だけで十分、安い。時間の波が襲いかかって、植物から下等動物、哺乳類と徐々に急激な進化が訪れるって設定はいいけど、タイム・パラドックスの説明など一切抜き。
さらに、最近のハイアムズって画面にこだわらないのか、TV並みのCGが思いっきり安い。「レリック2」といっても通用するレベル。
ただ、ほんの一瞬、人類滅亡後の姿が映しだされるが、これがなかなかイイ。かなり印象的。
何だか、ブラットベリというより、スティーブン・キングの「霧」の映画化といった方が近いようだ。
ハイアムズの映画って、中身の割にキャスティングが充実してけど、今回はエドワード・バーンズが生贄に。よっぽど仕事がないのか?
ところでハイアムズって、シカゴが好きだよね。「レリック」も「サドン・デス」もそうじゃなかったっけ。
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