日時:5月20日
映画館:バルト11
突如、世界中に約450メートルの巨大物体が12基、出現。世界各国が混乱する中、言語学者のルイーズは巨大物体との意思疎通のため、米軍から招集される。
こういった真面目系の異星人とのコンタクトものと言えば、やはり「コンタクト」。この作品のおかげで、宇宙ネタに開眼したと言っても過言ではない。(宇宙ネタは未だによく理解できないことも多いが。)
ルイーズとジェレミー・レナーの物理学者、米軍は、かなり異形な訪問者「ヘプタポッド」との意思疎通を図ろうとし、徐々に彼らの真意が見えてくる。一方、残りの世界11か所では対応が異なり、一触即発の危機が高まる。
と言うだけなら、これまでのSF映画と変わらないのだが、そこに過去に娘を病気で失ったルイーズの意識が関わってくる。現在と過去を行き来する彼女の意識は何を意味するのかというところが本作の注目点。
未読の原作小説は評価が高く、たぶん、叙情的な展開は非常に小説向けなのだと思う。ヘプタポッド造形や彼らの言語も見せ方が上手い。独特の音楽と音響も雰囲気を高めてくれる。
ただ、それが映画的に見栄えがして面白いかと言えば、それは別。これだけの大事件を二人の科学者だけで対応しているように見えてしまうし、ストーリー展開も多少起伏に乏しいように思う。
高く評価する人が多いのはよく分かる一方で、映画が終わるやいなや、エンドクレジットも見ずにそそくさと帰っていった観客が多かったのも印象的だった。
ところで、後で人に教えてもらったのだが、ポスターのタイトル中、「セ」だけ書体が違うらしい。ネタばれになりますが、あまり意味はありません。
映画館:バルト11
突如、世界中に約450メートルの巨大物体が12基、出現。世界各国が混乱する中、言語学者のルイーズは巨大物体との意思疎通のため、米軍から招集される。
こういった真面目系の異星人とのコンタクトものと言えば、やはり「コンタクト」。この作品のおかげで、宇宙ネタに開眼したと言っても過言ではない。(宇宙ネタは未だによく理解できないことも多いが。)
ルイーズとジェレミー・レナーの物理学者、米軍は、かなり異形な訪問者「ヘプタポッド」との意思疎通を図ろうとし、徐々に彼らの真意が見えてくる。一方、残りの世界11か所では対応が異なり、一触即発の危機が高まる。
と言うだけなら、これまでのSF映画と変わらないのだが、そこに過去に娘を病気で失ったルイーズの意識が関わってくる。現在と過去を行き来する彼女の意識は何を意味するのかというところが本作の注目点。
未読の原作小説は評価が高く、たぶん、叙情的な展開は非常に小説向けなのだと思う。ヘプタポッド造形や彼らの言語も見せ方が上手い。独特の音楽と音響も雰囲気を高めてくれる。
ただ、それが映画的に見栄えがして面白いかと言えば、それは別。これだけの大事件を二人の科学者だけで対応しているように見えてしまうし、ストーリー展開も多少起伏に乏しいように思う。
高く評価する人が多いのはよく分かる一方で、映画が終わるやいなや、エンドクレジットも見ずにそそくさと帰っていった観客が多かったのも印象的だった。
ところで、後で人に教えてもらったのだが、ポスターのタイトル中、「セ」だけ書体が違うらしい。ネタばれになりますが、あまり意味はありません。
題名:メッセージ 原題:ARRIVAL 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー |
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