日時:12月23日
クリスティものが好きな奥さんと久しぶりに一緒に映画館へ。
観終わってウチの奥さんの最初の感想。
「面白くなかった・・・なんでか分からんけど。」
実はその感想、ワタシも一緒。
盛り上がらんなあ・・・。
たぶん、トリックが古典となっている上に何度も映像化されているから、旧作と比較してしまい、初見の人とは賛否が別れるんだろうなあ。
ケネス・ブラナー自身は「優れた古典はさまざまな解釈や新しい切り口で語ることができる」とコメントしているのだが、本作は舞台設定やシチュエーションがガチガチに決まっているので、やはり相当な冒険が必要なんだろう。
ケネス・ブラナーのポアロはオリジナリティあふれるキャラクターだし、特にあの髭はビジュアル的にもキャラ的にも効果絶大なのだが、エキセントリックな人物としてのポアロというより、ケネス・ブラナーが変なことをしているようにしか見えないのは、彼が端正な顔立ちで真っ当な名優たる所以なのかなあ。
逆に他の登場人物も今ひとつインパクトに欠けるし・・・。
善悪の境界線の語り口はこれまでよりは強いものを感じたが、却って推理の面白みが減ったような気もする。
ちなみに65ミリで撮影された画面は驚くほど鮮明で美しい。そこは金がかかった映画の素晴らしさだな。
クリスティものが好きな奥さんと久しぶりに一緒に映画館へ。
観終わってウチの奥さんの最初の感想。
「面白くなかった・・・なんでか分からんけど。」
実はその感想、ワタシも一緒。
盛り上がらんなあ・・・。
たぶん、トリックが古典となっている上に何度も映像化されているから、旧作と比較してしまい、初見の人とは賛否が別れるんだろうなあ。
ケネス・ブラナー自身は「優れた古典はさまざまな解釈や新しい切り口で語ることができる」とコメントしているのだが、本作は舞台設定やシチュエーションがガチガチに決まっているので、やはり相当な冒険が必要なんだろう。
ケネス・ブラナーのポアロはオリジナリティあふれるキャラクターだし、特にあの髭はビジュアル的にもキャラ的にも効果絶大なのだが、エキセントリックな人物としてのポアロというより、ケネス・ブラナーが変なことをしているようにしか見えないのは、彼が端正な顔立ちで真っ当な名優たる所以なのかなあ。
逆に他の登場人物も今ひとつインパクトに欠けるし・・・。
善悪の境界線の語り口はこれまでよりは強いものを感じたが、却って推理の面白みが減ったような気もする。
ちなみに65ミリで撮影された画面は驚くほど鮮明で美しい。そこは金がかかった映画の素晴らしさだな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます