kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

スター・トレック

2009年06月08日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:6月3日
映画館:広島ルーブル
パンフレット:A4版700円。

(以下、ネタバレあり)

「スタートレック」で一番好きなのは「ディープ・スペース9」。謀略が渦巻くダークな世界がワタシ好み。「新・宇宙大作戦」もだいたい見たね。(CATVをつけたら、いつでも放送している。)

とはいえ、「トレッカーズ」とか「ギャラクシー・クエスト」に出てくる、痛たたたな人ほどはハマっておらず(とはいえ、人ごとではないのだが。)、今回の映画もそこそこの期待感。

これまでST映画といえば、元々、高齢化しつつあるオリジナル・キャラクターが頑張れば頑張るほど、アクション他に無理があって、見ている方がいささかキツかった。

そういう先入観もあったせいだけど、顔ぶれが一新して、若返ったら、一気におもしろくなったじゃないか!

画面に活力があるし、カーク、スポックほかオリジナルの面々があの制服で勢ぞろいするシーンはジーンときてしまった。若いクルーが知恵を出し合う場面なんて、「早く続編を見せろ!」と言いたくなるくらい、ある意味新鮮で魅力的。

そして、カーク(居候)以上に、若きスポックがまあ、見事。

監督がJ.J.エイブラムスなので、STというより、「エイリアス宇宙大作戦」みたいなところ(例えばバーのセンスとか、大気圏外からのダイブとか、0ポイントエネルギーを彷彿とさせる赤色物質などなど)があるんだけど、個人的には何事も重武装すぎるのは抵抗感があったなあ。

科学船がフェイザーを搭載していたり、敵宇宙船にいきなり殴り込みをかけるのは、ST的にはどうなのかと思う。TVシリーズと違い、映画版は派手にしなくてなならない事情は分かるけどね。

何はともあれ、次が楽しみ。

ところで、J.J.エイブラムス映画の常連、グレッグ・グランバーグも出ていたのに、気づかなかったなあ・・・。
題名:スター・トレック なぜ、挑むのか
原題:Star Trek
監督:J.J.エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、カール・アーバン
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