このときの帯締めは、伊賀組紐の第一人者で、
日本伝統工芸展への出品歴も長い、松山好成さんのもの。
その松山さんが、日本橋の三越本店にいらしているというので、
ぜひお願いしたい帯締めがあり、昼間に足を運んだ。
8カ月ぶりくらいになるかな?
相変わらずお元気で、買い物すると
カード決済からお品物の受け渡しまで、こまめに手際よくなさる。
前回、注文しようとして、躊躇してしまった帯締めのことを
切り出そうとしたら……
あった。
「おととい、出来上がってきたんですよ」
この帯締めは、松山さんのデザインではあるけれど、ご自身では組んでおらず、
80何歳かになる高齢の男性が創っている。
この帯締め、実は
5年以上前にいただき、「一家に一本」(あると便利という意味で)と命名して
愛用している、この帯締めの色違い。
貝の口という組み方だそう。
「おじいちゃん、元気ですか・・・?」
会ったこともないのに、お気に入りの帯締めの作り手と思えば親近感も強くて
松山さんにそう、尋ねてみる。
「うん…、でも、もうあんまり、、、」
ペースが落ちて、作れなくなってきていると、松山さん。
今回いただいた、ローズ色の貝の口のアップ。
他に、くすんだ藍色もあったけれど、
そっちは渋いよ、早すぎる。ローズがいいよと。
この帯締め以外にも、何本か見せていただいたが、
松山さんが考える私の色は「ピンク」のようで、そうした色ばかり薦めてくる。
少し目移りもしたけれど、
今回は、初志貫徹!ということで、この貝の口だけいただいてきた。
次の、フォーマルな装いのときにぜひ、と思う。
みなさんは、どちらの色が、お好みですか?
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