宮古島から ~ 琉球モノ語り

沖縄の伝統工芸品をはじめとする、「琉球モノ」の魅力をお伝えいたします。

宮古上布   <塩川喜美子作>

2006-09-23 | Weblog


                     宮古上布・・・・・

        写真で、布の持つ光沢や軽やかさをお伝えできないのが  

                     ホントに残念!  

              「塩川喜美子さん」 が織られた反物で 

                宮古織物事業共同組合を通して

                        「叶」へ


          オープン前に・・・・・・ 「琉球COLLECTION」 と銘打って

          宮古島の誇れる工芸品 『宮古上布』 の新しい着尺が

               一反も無いなんて・・・・あり得ない!!

                   と意を決して、織物組合へ


                         


                    あまりに高額な物ゆえ

           2反のうちの1反を選ぶのさえ、時間がかかり・・・・・

              「どうぞ、ゆっくりご覧ください。」

              「ありがとうございます。」

              「・・・・・・・・お茶、どうぞ・・・・・・・・・・」

              「・・・・・・・・ありがとうございます・・・・・・・・・」

              「・・・・・・・・ゆっくり、お選びください・・・・・・・」

              「・・・・・・・・ありがとうございます・・・・・・・・・」

              「・・・・・・・」

              「・・・・・・・」

             て感じで、菊の模様があしらわれた上布も

             のどから手が出るほど欲しかったのだけれど

               「叶(かな)が成長してからね 

               と自分に言い聞かせて、この柄を1点。


                  桐箱を抱えて帰る途中(

                     しばし放心状態


                       だって

            京都の呉服屋さんなどでは、300万円前後の  

                 値が付いている着尺です。

             「沖縄の工芸品を見たい・・・」という思いで

      「叶」に足をお運びくださるお客様に、極上の一点をご覧頂きたい

          という想いで、カママ嶺公園のシーサーの口から

                 飛び降りたんですもの!

              (ごめんなさい、ローカルな表現で
               宮古島には高い所が無いんです)

                   でも、そのうちきっと

           「沖縄の手業の妙を堪能できるお店」 にしたい・・・・ 

                    それが私の 夢

                         

           子育て同様、お店もしっかり育てていかなくちゃね

                 「みんな、大きくなろうね~」


                   1つの工芸品を語る時

      それが生まれた歴史的背景や人々の暮らし、沖縄の気候・風土を

                  切り離しては語れません


          気負って薀蓄をたれるのは好きじゃありませんが

       お客様に質問された時、きちんと答えられるだけの知識は

               備えておきたい・・・・と思っています


        。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

             実は今日、午後から「福樹工房」へ行き

      工房を主宰する神里佐千子さんや友人の仲間伸恵さんに会い

             「宮古上布」について語り合ったのです

              「上布」に関する知識を深めたい!!

                  想いが強くなりました・・・


                  明日、また見学に行きます

                        

 


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